「ミルクティー」
 
誰が言い出したのか忘れてしまったけど 確かに新しい暮らしが始まった
泣き出した子もいるだろう 素敵なものだとは誰も言えない
 
目が覚めたら熱い苦いコーヒーがあって 確かに暮らしは変わったけど
夜に見る夢だけは変わらない それがたとえ目が覚めて忘れていても
 
そのメロディーは誰が歌っていたの 知ってる筈なのに思い出せない
ねぇ誰かそれを早く教えてよ 苦しくて悲しくて泣き出しそうだよ
 
笑えそうな話なら聞かせてくれよ テーブルの上のミルクティー
誰かがこぼしても心配ないよ だから僕にも聞かせてくれよ
 
暮らしはそんなものでニュースが流す程 嘘をつける時間もない
でも良かったよ僕は寂しがり屋で こんなに君を好きでいられるもの
 
このメンソールが吸い終わるまでに 赤い車が何台通るか賭けよう
この広い夜の公園を どっちが手に入れるか賭けてみよう
 
そのメロディーは誰が歌っていたの 知ってる筈なのに思い出せない
ねぇ誰かそれを早く教えてよ 苦しくて悲しくて泣き出しそうだよ
 





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