書名&たまえもん度★をクリックすると「たまえもん書評」が表示されます
講談社漫画文庫、全三巻、各550円。
琴の雪村流の将来を担う若き家元である郷(さと)は、新年会の演奏会で、愛する人と運命の出会いをする。
二人の仲を反対された郷は、琴を捨て、愛する人と共に生きることを決意・・・。
ささやかながらも、幸せな日々を送りながら、摩野(まの)と、美音(みね)の二人の娘を授かった。
しかしながら、もともと病弱だった郷は、美音の出産で、帰らぬ人となる。
跡継ぎを失った雪村流は、孫の摩野を郷の身代わりに、と強引に京都に連れていってしまう。
離ればなれの姉妹が、琴を通じて、さまざまな愛や苦悩を知り、成長していく物語。
母の体を引き継いだ姉の摩野、母の心を受け継いだ妹の美音・・・静と動、性格も琴の音も、正反対でありながら、やがて、二人は運命に導かれるように
同じ人を愛するようになるが・・・。
設定的に、主人公の・・・特に美音の年齢があまりにも違和感がある。
小学生の美音と、4才違い(といっても、16才くらいになってしまう!?)の姉の、琴への想い、愛する人への情熱・・・と言われても、ちょっとピンとこないのが本音。
小学生だという美音の顔も、あまりにも大人だしなぁ・・・。
そんなわけで、★2つです・・・。