角川書店、上下巻、各1400円。 ある田舎の村に建てられた、脳に関する総合研究所「ブレインテック」。 そこでは、さまざまな研究が行われていたが・・・。 「脳」は人間の器官の中でも、まだまだ未知なる部分が多いが、ここブレインテックでは、その「脳」を使ってあるものを生み出そうとしていた。 圧倒的な科学の先端テクノロジーが、ふんだんに盛り込まれた作品。 ただし、上巻は生命科学の説明が多く、物語として動きがあるのは下巻からになる。