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駿台曜曜社、1600円。
著者は、中村結美&夢用絵の具プロジェクト。
平成8年〜9年にかけて、NHKで放映された『夢用絵の具』。
色彩のもつ性格や、色を訪ねる旅、色を楽しむ暮らし、スターや作家の人生を支えた「心の」色・・・等々、毎週ひとつの色をテーマに掘りさげていく、そんな番組をもとに誕生したのが、この本である。
私も時々番組を視聴し、印象に残っていたので何気なく手にとって読んでみた1冊。
銀色の魔術師/アンディ・ウォーホル、作家の創作を支えた黒い石/森瑤子等々、19名もの多彩な人々が採りあげられている。
他に「色彩心理」関連では、末永氏の「色彩心理」も読んだが、重なる部分も多く、一緒に読むと尚興味深い。