〈ジュリア・ローレンス〉
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フレグランス・ジャーナル社、1600円、訳/高山林太郎。
アロマテラピーの数ある精油の中でも、もっとも親しみがあり、また広範囲に使えるラベンダー。
まさに、アロマテラピーの代表選手ともいえるほど素晴らしい。
そのラベンダーをまるごと1冊使って、紹介しているのが本書。
ラベンダーの特性や効果が、あますところなく記述されており、こんなにもさまざまな使い方ができるのかと、改めて驚くほどである。
しかもわかりやすく、平易な文章なので、ラベンダーをさまざまに使ってみたいときなどに、ぴったりな本ともいえる。
それにしてもラベンダー—その実力は、本書を読んでも一目瞭然。
やはり一家にひとつは、常備したいもの。
いざというとき、心身ともに何よりも頼りになる精油のナンバー1の座は揺るぎない。
ラベンダーを使いこなしたいときに、ラベンダーの特性や効果を、詳しく知りたいときには特にオススメの1冊。
本書は、シリーズ化されており、他にも「ティーツリー」「ローズマリー」「ローズ」で、全4冊刊行されている。
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フレグランス・ジャーナル社、1600円、訳/高山林太郎。
「精油の化学と使用法シリーズ」の1冊。
ラベンダーと並び、その実力の広さと深さは、あらゆる場面で使用できる。
クリアな清潔感あふれる香りは、まさに自然の薬箱といった風情。
しかも心身面だけでなく、ハウスキーピングといった身近なものにも広範囲に使用できる、優れものの精油である。
ラベンダーとティーツリーさえあれば、ほとんど何でも解決してしまうのではないかと思えるほどの凄腕精油だが、その効果や使用方法などを詳細に記した1冊が本書である。
四季を問わず、常に身近にティーツリーとともにこの本を置いておきたい。