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terraの ハッピー ダイアリー

〝明日は晴れるかな?〟

2000年 7〜11月のダイアリー

 

あ〜〜〜。 煮詰まってきちゃったぁ。 最近周囲でいろんなことがありすぎて、あっちこっちに心配事が山盛りで、どれも出口まではかなり遠そうで、もう頭も心もぎりぎり一杯だぁ。

一人きりになりたいけど、一人になったからといって気持ちが晴れるわけじゃないし、もうどうしていいのかわかんないよ。 お願いだから みんなすこしそっとしておいてよぉ〜〜〜。 

2000.11.11

 

子育ては難しい。 自分と違う人間を育てていくのだから難しいのは当たりまえといえば当たりまえなのだが、現実に壁にぶつかったと感じる時はそんな禅問答のような理屈は胸に落ちはしない。

正太郎は現在小学校6年生。 まだまだ子供だと思っているし、まだまだ甘えん坊だと思っているのだが、時々妙に大人びたことを言い、一歩離れた目で私のことを見ることがある。 何度目になるのやら、反抗期とも思えるような口答えやいいわけをすることも日常茶飯事だし、すねたような態度を見せたり正面から親を批判することもしばしば。 自我独立のためのステップといえばそうなのだろうが、混乱した状況に直面してそう静観できる親がはたしてどれくらいいるだろうか。

いままでは このようなときには噛んで含めるように話をし、納得させて(と親は思っていただけか?)その都度問題を乗り越えてきたのだが、11歳ともなると理屈を言っても通じない。 つまり11歳には11歳の理屈が存在するのである。 親と子の理屈がかみ合わなくなってくると話し合いでは事は容易に解決しない。 そうなると親の威厳を振りかざして屈服させるか、または親がしぶしぶ折れて自分の年を実感する、といった寂しい方法しか思いつかない情けなさである。

一人で子育てするのが本当に辛いのはこういう時なのかと、改めて感じてしまう。 もし傍らにもう一人親がいたら、違う視点や選択肢を与えてくれるだろうか、無言でにらみあう緊張した状態を緩和してくれるだろうか、両者を柔らかな言葉でなだめてソフトランディングをリードする管制官になってくれるだろうか、そのような泣き言をつい言いたくなってしまうのだ。

親子喧嘩をさらりと解決することすら出来ないで悩むのだから、まことに不器用で大人気ない親ではある。 

2000.11.07

 

親が老いていく姿を見るのはなかなか厳しいものだ。 わたしの両親は年齢的にはまだ老人というほどの年ではないが、それでも病院へ通うようになったり、記憶力が落ちてくるのを目の当たりにすると、焦りとも寂しさともつかない なにやら説明のできない気持ちになってくる。

先日、父が足の不調を訴えて病院へ行った。 いままで何度も祖母の車椅子を気軽な気持ちで押してはいたが、はじめて父が乗った車椅子を押したとき、目の上のたんこぶのように思っていた父が いつのまにか痩せて弱々しくなってしまったことを実感して やりきれない気持ちになった。

だが 両親の人生はまだ終わりが来たわけではない。 まだまだ長い年月を少しずつ老いていかなければならないのだ。 これから両親のすぐそばにいて 手を貸すことが出来なくなってしまうことを思うと、心配は尽きないが、二人で支えあい 励ましあって 心豊かに暮らしていってほしいと心から祈るばかりだ。

2000.10.26

 

いつのまにか、涼しい季節が巡ってきてしまった。 暑い暑いといいながら 忙しく過ごしていた夏が、今となっては名残惜しい気もするけれど、やっぱり気温が下がってくると体が楽になるのは年のせいかなぁ・・・

何がそんなに忙しかったのか、2ヶ月間ほとんど更新をさぼってしまった。(^^;) その間に夏の花が咲き、夏の花が終わってしまっている。うーん、とても残念だ。 そして私たち親子にもさまざまな出来事があり、心が動くこともたくさんあった。 それを今ここで紹介出来ないのは ちょっと残念でもあるけど、そのうちに機会もあるだろう。

9月には恒例の合気道の全国大会があった。 terraは仕事が忙しい時期でもあり、出張もあってなかなか思うように稽古が出来ず、自分としては悔いの残る結果となってしまったけれど、正太郎は少年部最後の全国大会でもあるし、なかなか頑張ったんではないかな。 賞、という形での結果は残せなかったけれど、みんなと協力し合って頑張ったことは いつかきっと正太郎の中で自信となる日が来るだろうことを願っている。

そしていよいよ10月22日は山梨県の大会。 こちらの方はそんなことは言っていられない。 今度こそ自分で納得のいくまで稽古をして自分で納得できる演武ができるよう、頑張ろうと思う。 

 2000.9.22

 

夏休みが始まった。 ことしは学校からの宿題がない。 代わりに自分が提出した計画表にもとづいて勉強や自由研究などをやることになったらしい。 いままで 「やりなさい」 と言われなければ 勉強なんかしなかった息子に 自己管理なんて出来るんだろうか・・・ いつもにまして頭の痛い夏休みになりそうな予感・・・

いまは合気道の審査稽古真っ最中。 夏の夕方の稽古は夕立に合いやすい。 先日も稽古が終わる時間になってものすごい夕立が。 道場を出ていれば迎えに行ってもすれちがいになってしまうし、どこかで雨宿りしているだろうか、それとも電話がかかってくるだろうかと家の中をうろうろしながらも とりあえずお風呂だけわかしていつでも入れるように仕度だけしておく。

しばらくして 「ただいま〜」の声。 見ると案の定全身ずぶぬれだ。 「よくがんばって帰ってきたね。 途中で電話がくるかと思ってたよ」 と声をかけると、とたんに泣き出した。 うんうん、ほんとにがんばったね。(^^)

いままで雨が降ると決して自転車に乗ろうとしなかったのに ずいぶんたくましくなったものだなと心の中でうれしくなった。

 2000.7.21

 

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