優しさって何だろう。　わがままって何かな?

自分を良く見せたくて　人に優しくしたり親切にしてみたところで、そんなの長続きするわけない。　逆にどんなにいい人だって、いつもいつも優しい人でいられるわけじゃない。

物事には必ず裏と表があるよね。　というより良い面と悪い面、かな。　「優しさ」の裏面は「優柔不断」、「わがまま」の裏面は「自分の意志をはっきり言えること」って言うことができるとしたら、どうなんだろう?

良い面だけを見せていたって、反対側から見たら悪い面だったりする。　だとしたら、一つ一つの側面を切り取って　「いい人」「悪い人」って判定するのは意味のないこと。　大切なのは、その人が　全体としてどうなのかってことじゃないかな。　自分の悪いとこだけクローズアップして落ち込んだり自己否定したりすることなんかない。　ちゃんと見ててくれる人は必ずいるんだからね。

2000.6.26

人生半分まで来ると、引きずってきた過去、越えられなかった課題が　いつのまにか影のようにまとわりついてしまって、それが自分の生き方や考え方に少なからず影響を及ぼしていることに気づく。

しつこいくらいに慎重で、うんざりするほど臆病な自分、自分にどうしても自信が持てなくて、認められることを受け入れることが出来ない自分。　一人で布団をかぶっていた頃にもどりたくなるほどの恐怖心。

ある人が言った。　「望んでいるから　問題が起こるんだよ」　そうだね。　布団をかぶったままなら、臆病な自分をさらけだすことはなかったのだから。　ということは　自分にとっての課題が見えてきた今、わたしは新たな道を一歩踏み出そうとしている、ということなのかな。

2000.6.21

関東地方が梅雨入りした。　去年より早いらしい。　そういえば梅雨入り前に収穫するはずのハーブたち、まだ咲いていないなぁ。

先日、春の花の代わりに植えようと、インパチェンスの苗を買ってきた。 シンプルだけど、夏の花の中ではお気に入りだから、花色を選ぶのにもじっくりこだわって。

家に帰って、はじめて気がついた。 真っ赤な花、選んでいたことに。　以前、ガーデニングのページで書いたことがあるのだけれど、赤い花は情熱的過ぎて、自分で選んで買う、ということが今までなかったというのに・・・

庭への入り口に植えた　真っ赤なインパチェンス。　それがわたしにとって何を意味するのか、眺めるたびに　そんなことをぼんやり考えている自分がいる。

2000.6.9

今日から正太郎が修学旅行。　たった２泊３日の留守番だけど、あれ? 留守番ってこんなに心細いものだったかなぁ・・・・

見送る親の顔なんか見もしないで　友達とのおしゃべりに夢中になって出かけていった息子。　久しぶりに羽を伸ばすぞー、なんてひそかにもくろんでいた母は　なんだか出鼻をくじかれたと言うか、拍子抜けしたついでに急に寂しくなっちゃったぞぉ。

まぁ　３日後にはきっと日焼けして　思い出と汚れ物が詰まったバッグを持って、自信満々で帰ってくるんだろ。　息子の成長は、喜びをくれると同時に　心に小さな穴をあけるものなのかもしれないな。　うーん、ちょっと感傷的。

2000.5.29

なんだか　ばたばたした５月もそろそろ終わる。　いろんなことがあった５月だったな。

仕事も忙しくて家をあける日が続いたし、プライベートでも、いろんな意味で自分を見つめ直すことが出来た１ヶ月だったように思う。

いままで知らなかった自分のこと。　気がつかなかった考え方の癖やこだわっている思い。　そんなことを気づかせてくれた人との出会い。　自分を閉じ込めていた足枷をはずして新しい自分に出会っていく、ちょっと怖いけど　とてもうれしい一歩が踏み出せた、そんな短くて長い１ヶ月だった。

2000.5.28

今日は正太郎の小学校で今月末にある修学旅行の親子説明会があった。

私の頃と大きく違うのは、ディズニーランドとグループ行動かな。　鎌倉で　小人数のグループに分かれ、それぞれに立てた計画に従ってあちこち散策をするとのこと。　そのために今、子供達はインターネットを利用してコースを作り、所要時間を考え、交通費まで計算してシミュレーションをしているらしい。

わたしの時はグループ別行動は高校の修学旅行ではじめて経験したけれど、いまの子供達はすごいなぁ。　行動範囲が広がったためか、はたまた旅行が身近なレジャーになったためか、臆することなく楽しんで準備をすすめているようだ。

おまけに各斑ごとに受信専用のＰＨＳを持ったり、使い捨てのカメラや腕時計まで学校で準備するとのこと。　すごい、すごい。　まったく時代は変わったものだと、浦島太郎になったみたいな気分になって帰ってきた。

そうだ。　今年の夏の旅行計画、正太郎に立ててもらおうかな、なんてふと考えてみたりして。

2000.5.9

５月。　今年のゴールデンウィークはたくさん休みがあって　たっぷり遊んでしまった。(^^;)

久しぶりに会う友達、初めて会う人達、いろんな出会いが詰まった今年の「ゴールデン・ウィーク」。　こうやってインターネットが身近にあると、ネットの向こう側から話しかけてくれる人達と　常時つながっている気分でいられるけれど、やっぱり本物の人間に直接会って　顔を見ながら話すのはうれしいものだって、改めて思う。

メールだと普段は言えないような事も言えてしまうけれど、逆に何にもいわなくても表情から伝わってくる感情に接するのは　素直にうれしいよ。　きっと頭だけじゃなくて、体全体で会話してるんだろうなぁ。　目で見て、耳で聞いて、ぬくもりを感じて・・・

メルフレから　ともだちへ。　そんなことがうれしかった　ゴールデンウイークでした。

さっ、仕事だ。　気持ちリフレッシュしたんだから、張り切って頑張るぞ！

2000.5.6