このダイアリーに、たくさんのうれしいことを書き残せるように・・・・

懐かしい人からメールが届いた。　

メールの中には、懐かしい名前や　思い出の引出しの隅をひっかきまわしても思い出せない名前がたくさん書いてあった。　みんな元気にそれぞれの暮らしをしている様子が書いてある。

ふと思ってしまった。　２０年も昔にいっしょに働いていた人たち、でも彼らはわたしにとってはもう過去の思い出の中の人たち。　彼らはわたしの中ではあの時のまま時が止まっているのに、もらったメールの中では　確かに今を生きている現実の人なんだ。

思い出って何なんだろう?　出会いや分かれ、人生の中ですれ違い、絡み合ったたくさんの人たち。　私の中では勝手に「思い出の１ページ」になっていても、彼らは彼らで今も変わらぬ日常を過ごしているんだ。

少し前のことを思い出すのは、まだ早すぎるね。　立ち止まっていないで、わたしも前に進まなきゃ。

2000.2.27

もうすぐ春だなぁ、なんて感じるようになってから寒い日が続いている。

雪を降らせたあとの冷たい北風がここ数日ふきやまない。　「太陽と北風」の童話ではないけれど、風が冷たいと自然と体が固くなるのがわかる。　風さえなければ、陽だまりは少し前に比べて格段に暖かいのに、もうすこしの辛抱かな。

あと少し、もうちょっと、というのが　なんだかやけにじれったい今年の春です。

2000.2.22

きょうはバレンタインデー。

今年もなんとなくチョコレートを手作りしたものの、プレゼントするあてがないっ！

でも、こういうときに息子がいるっていうのは心強いものだなぁ。　行き先のないチョコレートもよろこんでもらってくれるし。（っていつまで通用するものか）

とにかく、今年も二人でにこにこしながらチョコレートを食べ、一緒に「おいしいね」と微笑を交わし、なにやら親子であやしいバレンタインデーを過ごしたのであった・・・・

どっちが先に違う相手を見つけるか、この勝負の行方はだれにもわからないのだ・・・・　な〜んて、なんてお気楽な親子なんだろう。

2000.2.14

待っていたハーブ苗の通販のカタログが届いた。

今回はじめて取り寄せるカタログをわくわくしながら開くと、期待していたよりもずっとたくさんの種類と丁寧な説明。　おまけに値段も他と比べてすごく安い。　

すごくうれしくなっちゃって、　暇を見つけては覗き込み、せっせとチェック印をつけて行く。　すると、チェックしたハーブたちが咲き誇る庭が目に浮かんでくる。　う〜ん、幸せ。

あれもこれも、ほしかったものばかり・・・・なんだけどぉ、ほんとにこれ全部、この庭の中に収まるのかなぁ・・・・　ええい、ままよ！　 みんな買っちゃえ！

2000.2.10

某製紙会社の研究所に勤める人で、たしか１０歳近く年上だったＴさん。　背が高くてひょうきんな人で、わたしの仕事の悩みなんかはよく聞いてくれたけれど、今思うと彼の愚痴は聞いた覚えがない。　二人の将来のことについて話したことはなかったけれど、けんかもなくて、いい付き合いをしていたと思う。

でもあるとき、彼に突然転勤の話が持ち上がった。　友人には　「ついていかないの?」 なんて聞かれたけれど、二人の間でそんな話は出なかったし、彼も今後のことについて触れようとはしなかった。　彼が東京を離れる夜、東京駅のホームで見送ったときも・・・・

その後しばらくして彼から連絡があったときには、わたしには新しいボーイフレンドがいた。　正しくは、「ボーイフレンドになろうとしていた人」で、私のほうはその人と付きあうかどうかはまだ決めてはいなかった。　ただ、彼から電話があったときに、とっさに 「私と結婚したいといってくれる人がいる」 と答えてしまったのは、何も言わずに離れていってしまった人への意地があったのか、それとも新しい人へ心が動き出していたせいなのか、今でもよくわからない。

数年後、友人から彼があの後すぐにお見合い結婚をして、子育てを楽しんでいることを聞いた。　そのときでさえ、わたしは　「そっかぁ、幸せにやってるんだぁ」ってそう思っただけだった。

でもさらに数年後、他の友人から　「あの頃、彼から電話で、どうして私が急に心変わりをしてしまったのかと相談されていたんだよ」　と聞かされ、わたしは愕然としてしまった。　どうして何も言ってくれなかったんだろう? 　だまって遠くへ行ってしまって、わたしはてっきりあれで二人の仲は終わりになってしまったんだと思っていたのに。

あのときもし彼が　「転勤しても会おうね」　と言ってくれてさえいたら・・・・

今彼はどうしているだろう?　子供は何人できたのかな。　きっと幸せにやってるんだろうな。　彼の名前は思い出せないけれど、あの頃の笑顔が目に浮かんだ。

2000.2.6

きょう、正太郎が帰ったら二人で豆まきして（思いっきり大声出すんだぁ）、　太巻き寿司にかぶりついて、年齢の数だけ豆を食べるんだ。

正太郎は11個。　わたしは、へへへっ、たっくさん!!!　そういえば、子供の頃は節分の豆、「自分の年の数だけじゃ足りないぞぉ」って思ったものだったけど、いつの間にやら「こんなに食べらんないよぉ」になってきちゃった。

とにかく、近所じゅうに響き渡るほどの大声出して、今年こそ福を呼び入れるんだも〜ん。

2000.2.3

男でも女でも頑固な人がいる。　

攻撃的な頑固もあるし、否定的な頑固もあるだろう。　３０代、40代の脂が乗り切っている年代の「頑固」は、時に説得力があり、個性として認められるものなのかもしれない。

でも、体力も精神力も落ち始めてからの世代の「頑固」はどうもいただけない。　「昔とった杵柄?」　「まだまだ若い者には負けん」　というニュアンスが「頑固」に含まれるようになってきたら、とたんに説得力に欠けた醜いものになってしまうのではないだろうか。　

ビジネスでも家庭でも、頑固じじい、頑固ばばあはほどほどがいいよ。

2000.2.2

あっという間の１ヶ月だったけど、新しい人たちとの出会いもあったし、仕事も今のところは前向きな姿勢はなくしていないし、まぁ、まずまずのスタートといってもいいかな。

いろんな人と出会って、いろんな人の話を聞いて、いろんな生き方を見て、そうするうちには　怖がりな自分もすこしづつ自分の殻から出ていく勇気が出てくるのかな、なんて、女子中学生でもあるまいに、今ごろになってそんなことしみじみ感じた１ヶ月でした。

2000.1.31

みょうに生き生きしていると思ったら、今年の４月に結婚するって!!!

うわぁ、また一人先越されちゃったぁ!　でも彼女の幸せそうな笑顔ときらきら光る瞳がとっても素敵で、わたしまで幸せな気分になれた。

ほんとによかったね、ガービー、お幸せに。　次こそは私の番だぞおっと!

2000.1.28

家族と同じ会社で仕事するのがいいのか、悪いのか。　遠慮なしに思ったことやそれ以上のことも言うし、つい感情的になってけんかになる。

思ったとおりに事が進まないのは仕方ないとしても、こっちだって良かれと思って提案してるんだから、なんで意見を聞くくらいできないかなぁ!!!　がんこおやじめぇぇぇぇ

2000.1.24

正太郎の歯がやっとなおった。　さすが歯医者さん、すっかり元通りになっている。　当の本人は、怪我したことさえ忘れたような顔をしているけど、頼むよぉ!　怪我もほどほどにね。

2000.1.18

今朝ちょっぴり早く目がさめたから、「もうちょっとだけ・・・」って布団にもぐりこんだら、しっかり熟睡。　何かの用事に大遅刻してあせりまくった夢を見つつ、寝坊してしまった。　我ながらのんきなやつだ、まったく。

でも真面目な話、不眠に苦しんでいた時にどうして使わなかったんだろう?　そんなこと思い出す余裕もなかったかなぁ・・・　皮肉なものねぇ。

2000.1.17

あんまり疲れるとなかなか眠れなくて翌日も体がだるい、なんてよくあることだけど、そういう時の秘密兵器、これはとっても助かります。

野生ラベンダーのエッセンシャルオイルを枕もとにたらして寝れば、緊張や興奮もうそみたいにすぅっと楽になって、翌日まで疲れが残るってことがないの。　もう若くないんだから、健康管理には気をつけないと。　そうでなくたって目の下のくまやしわ、目立ってきた気がするしねぇ・・・・

2000.1.14

いやいや、同じ轍はふまないつもりでこの日記を書きはじめたんだもの。　がんばるぞ!

あ〜、でも久しぶりに仕事したら、疲れちゃった。　ははは・・・・

2000.1.8

さいわい神経が少し出るくらいで顔には大きな傷がないけど、新年早々ほんとに目が離せないやつだ。　今年も　とほほ　の年になるんじゃないかと、４日目にして早くも嫌な予感が・・・

負けるもんか!　こんな怪我くらい、なんでもないさっ。（他人事?）

2000.1.4

これって結構ポイントなのかも。

2000.1.2

１９９９年のはじまりはつい昨日のことのようだけれど、その時に思ったこと、何も出来ないまま１年が過ぎてしまったように思う。　そして悲しい事もたくさんあって、随分泣いたなぁ。　

今年。　もっと強く、そして貪欲に生きたい。　悲しい出来事も、うれしい出来事も　さらっとやり過ごせる強さとやわらかさをもっていたい。　やりたいこと、欲しいもの、いろんなことを諦めたりしないで、もっともっと欲張って生きていくぞ!　しあわせになるためにね。

2000.1.1