一瞬 すべては輝き、歓びにあふれ、すべての問が解けたのだ。
すべてはあるがままにそのままで救われていると気がついた。
これが美しく、あれは醜いという世界観しかなかったものが、実はすべてが美しく輝き溢れている事に気がついた。
雲は静かに音をたてて流れ、流れ。
海はうねる、波は寄せては返し、黒い岩に真っ白な炎となって砕け散る。何も無い 何もいらない。
波は、海、砕け散る飛沫も海なのだ。
ただそれだけなのだけれど、それは 歓喜だった。
(新)自分を知ると言う事
(波と海2)
ここに海が有ります、完全な光に満ち、輝き溢れる永遠の生命の海です
多分、、、、静かな鏡の様な海の上にどこからか認識の風が吹き、波が生まれたのです
大きな物小さな物、小さな小さな波の飛沫さえ生まれたのです
各々に個性が有り、差別し認識し、各々の生きざまで生きて行くしかない
悩み苦しみ悲しみ喜び、個を主張して生きているのです
生から死へ
海を知らず
しかしどんなに小さな波の飛沫でさえ、あるがままに海そのものなのです
自分を知ると言う事は
自分が
差別感に囚われ、欲望に囚われている時には
波であり、飛沫でしかなかった存在が
悲しみ、苦しみ、空しさによって
そういった自分を捨てざるをえず捨て
自分が死ぬ事によって
永遠の生命と一体である己に目覚める事なのです
小さな波の飛沫のような自分でさえ
海そのものなのだと気付くのです
取るに足りない生命でさえ
神そのもの、仏そのもの
永遠の生命、無限の生命そのものなのです
波は各々に個性が有り、他と比べる事によってのみ他と己との差別点を際立たせ
個性を理解する事を自分を知ると言う事だと思っているのです
しかし自分を知ると言う事は自分は海である事を知る事なのです
丹正雅晴
なぜ気付かない、真実はすべてにあふれている。
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