人間に美人、不美人がある様にネコの世界でも美人、不美人があるのだろうか?
だとするなら、美人と不美人のネコがうちで同居しているわけで、近所の♂ネコの態度もわりと露骨だったりもする。『外見じゃなく、ハートだろ!』ネコに言っても仕方ないか・・・。
2001.may
『問いかけ』   
5年飼っているネコとうちに来て1年足らずのネコを比べると、新入りの方が態度がでかい。何故だろう?姉宅のネコも同じ傾向だそうだ。うちの場合、性格がまるで違う。新入りプリンは人なつこくて近所の♂が呼びにくる可愛いねこちゃんなのだ。5年飼ってるキティは人見知りがすごい。甘え上手は人間に限らず、ネコ社会でもウケがいいらしい。
『ネコ2匹』
キティは5年前に近所に住むお子達が拾って来たねこだ。拾った時生後四ヶ月ぐらいで、その時点から人見知りがひどかった。きっと、拾われる前に人間にひどい事されたのかな?なんてお子の保護者達がキティを観て語ってた。ネコにもトラウマは存在するのだ。キティは京都生まれの大事なネコである。
『トラウマ』
プリンは近所のオスネコに、もてるらしい。だから、慌てて避妊手術したのだが。夜な夜な、♂ネコのあま〜い泣き声が聞こえてくる。生後、10ヶ月といえば、今がぴちぴちなんだろうか?まぁ、見た目も可愛いし。ネコにも美人、不美人があるんだろうか?そこいくと、キティは、夜な夜な、近所のネコにいじめられてる声が聞こえる。キティはネコ年齢でいうと、今、33歳らしい。(あたしと、一緒じゃん!!)こんな、おばちゃん、近所のオスネコも見向きもしないというのか?ぷりぷり!
『年増ネコ』
突然ではあるが私には、愛娘がいる。現在、三歳で、まさにわんぱくざかり。娘は、女の子だけど、ウルトラマンなど、ヒーローキャラに憧れており、そんな彼女は結構面白い。女の子キャラには興味ないらしい。靴屋へ連れてゆくと、ウルトラマンの靴(しかもごたごたと飾りのついたやつ)を手に取り、『うわ〜!かっこいい!!』と絶賛。もちろん、ねだられる。私としては、キャラのないものを履かせたいので、『じゃ、パジャマは、ウルトラマンのを買おうよ。』とごまかす。文字の読めない彼女に『あれェ、これ、6歳からッて書いてあるよ。残念だねェ。』ともいう。娘は、納得し、店を後にする。まだ、なんとか、ごまかしがきくのだ。
『愛娘』
娘は『虫好き』である。害虫以外は触る事ができる。害虫も時に触ろうとするので、慌てる事あり。公園での出来事。その日は『みみず』を発見。すかさず、興味を示す。私は、普通に、虫好きではない。特にみみずは、あまり触って欲しく ない。いや、できれば素手だけは勘弁。まず、娘は、小枝にみみずを引っ掛けて、小枝で創った『みみずのおうち』まで運ぶ事にした。でも、バランスが悪くうまくいかない。どうするか、観ていたら、小枝2本で、お箸の様にみみずを摘んで運ぶ事にした。あと一歩のところで、みみずは、小枝2本にはじかれてどこかへ飛んでいってしまったが、こんな場面でわが子の成長が見れて、笑顔になる。
『みみず』
昨年、秋に4回目の誕生日を迎え彼女もすっかり、幼児です。子供は小さければ小さい程可愛くて、特によそさまの赤ちゃんを見るとホントかわいーと思ってしまう。彼女はもうそんな時期をとっくに越えてしまい、面白さだけはパワーアップしてきたように感じる。身長もこの一年で、6.6cm伸び、体重は2.2kg増えた。平均より身長は若干低く、体重は2.1kgオーバーしている。頼むから、これ以上、太らないでくれ、もしくはだっこをせがまないでくれ。母の腕はもう、すでに限界である。
2002.feb
『オデブな娘』
保育園のクラスでは、でかい部類に属している。私自身が164cmとでかい方なので、仕方ないのかもしれないが、同じクラスにいる小柄な女の子がめちゃ可愛くみえてしまう。娘にいうと怒るから、いわないけど。子供って、そんなものかもしれないが、娘は誰よりも自分が可愛いと思っている。テレビで可愛いタレントが出ていても、『この人可愛く無い。』といいきる。どこから、その自信が出てくるかは分からないが、いつか己の事を知る日が訪れるであろう。
『自意識過剰』
昨年、暮れにとうとう、キャラ入りの靴を買ってしまった。なんとかレンジャーだ。私らの時代はゴレンジャーしか知らないが、タイムレンジャーやガオレンジャーやら、わけのわからんレンジャーが今あるようで、はっきりと区別できないのだ。歳をとった証拠だろうか。そこで、面白い事によく遭遇する。娘のはく靴を見て、『女の子なのに、なんで?』って、大人からも子供からも聞かれる。だから、『好きだから』って答えてるけど。女の子は女の子の格好してないと、世間はきっと不思議みたいだね。そういう機会にあえばあうほど、娘よ。自分の好きな事を曲げるなよ。といいたくなる。近ごろは園のお友達に『女のくせに男の子の靴はいてる〜』と言われ、気にしてた。実は、肌着もなんとかレンジャーものなのだが…。
『なんとかレンジャー』
先日、劇場でウルトラマンコスモスを観に行った初めて真剣にコスモスを見たらば、超驚いた。当たり前と言えば当たり前だが、CG処理が多く、ウルトラマンは昔とは違い、ハイテクなのだ。バック転も、めちゃ早いし連続技だ。なかなか、楽しめた。機会があれば、皆さんもそうぞ。

『ウルトラマンコスモス』

娘は何故か、いつも同じウルトラマンのビデオを借りてくる。ビデオ屋から帰り、家でそれを見る。私もいちいちパッケージまで覚えて無いから、見始めてから気がつくのだ。何故、彼女がそのウルトラマンに執着するかは謎だが、同じビデオを一緒に見せられる 私の立場もたまには考えて欲しいものだ。そのウルトラマンは劇場板で、かなり古い。舞台はインド。(何故か…)そこで『コーチャン』という少年が泥棒に鉄砲で撃たれるのだ。しかもおでこを。子供向けにしては、残酷なシーンだ。で、この子供が『ラングーン?』というウルトラマンとして蘇り、他のウルトラマンと供に怪獣と戦う。という設定になっている。動きがコミカルで、なにかにつけてインド舞踊を踊るのだ。なんだかよくわからないところが、意外に私のツボを抑えてしまった。面白いのは面白いが、さんざん観たので次回、ビデオ屋で、娘がチョイスしないように気をつけようと思う。
『ウルトラーインド偏』
最近すごくショックだったのは、私の留守中、娘が自分の前髪を切ってしまった事だ。ま、怪我がなかったから良かったものの、前髪が生え際から、5ミリぐらいの長さになっており、見た瞬間くずれてしまった。まるで、ドリフのコントに出てくる女役のズラのようになっていた。自意識過剰の彼女に『ブサイク』というと、大泣きされるだろうから黙っておいた。だが、子供社会も厳しいものだ。姉の子供に『その髪型、ヘン!』と言われ、あえなく撃沈。
『ドリフコント
のズラ』
態度のでかいプリンはファクックス機から、紙が出るのをじっと待ち、ちょっとずつ出てくる用紙にもじゃれる。お陰で、何度も紙づまりをさせ、同じくプリンターが動き出すと、プリンターのうえに、どーんと居座ってしまい、家族中からブーイングが起こっている。
『商売の邪魔を
するネコ』
キティは、ねこらしくないねこだ。時に『あんたは何者だ?』と聞きたくなる。行動がねこらしくない。とびはねない。虫はとらない。じゃれない。プリンは外から帰ってくると網戸をよじのぼって、家のものに帰って来た事をお知らせする。キティは、いつのまにか、窓の外にたたずんでおり、窓があくまで、静かに待っている。いったい、どんだけ待ってるかは、我々も暇じゃ無いので、わからないが、きっと長い時間、待ってるのだと思う。よく、外におでかけするが、一日中彼女はいったい何をしてるんだろう。いつか、確かめたい気分である。
『キティの謎』
キティは留守がちなので、娘の感心はプリンへ向く。プリンも娘の存在に、充分気を付けているようだが毎朝、決まって、娘にだっこされ、娘の部屋に閉じ込められる。毎朝、必ず捕まるので、『ちょっとは、学習せ〜よ』とプリンにも呆れてしまう。先日テレビで、犬がお風呂に入る映像を見た娘は、その後、プリンに風呂場で冷水を掛けてしまった。お風呂で綺麗にしたかったの〜。という娘の気持ちもわかるが、真冬の夜に冷水をかけられた、プリンが気の毒だった。私も忙しいゆえ、プリンよ、自分で自分の身は守ってくれ。
『同じ過ちを犯すネコ』
仕事関係者でその中に『くま』という名字の方がいる。名字が動物の名前というのは、さほど珍しい事では無いが、そのおっちゃんは、毛髪がかなり危なく、どことなく『亀』に似ており、そんな事を日々考えてたら、本人を呼ぶ時に間違って『かめさん』と呼んでしまった。呼んだ本人、呼ばれた当人、共に沈黙。その後、笑ってごまかしたが心を読まれたかもしれない。かなりやばい。
『亀』
今、旬なのが、友人のMちゃん。彼女は最近、恋してるらしく、頻繁に私の家へやってくる。今週に入ってからは、3日連続でやってきた。もちろん話題は相手の話。彼女とは11年の付き合いがあるので、恋のパターンもほぼ、熟知しているつもりだ。歳をとっても、恋に対する姿勢が昔のままだ。すごいパワーだ。同世代はたいがい、奥様になってるので、恋の話が聞けるのも珍しくなり、かなり新鮮にうつる。しかも、スイもアマイも経験していながら、結局恋すると、若い女の子のようになってしまうものなのだ。と、彼女の話を聞きながら、そう思うのだ。彼女にダイエットを決心させたのも恋の力。う〜ん、恋ってやっぱりすごい。パワーの消費も激しいであろう。恋が終われば、私の家も遠のくに違い無い。11年来の友は、こう睨んでいるぞ。
『恋する34歳』
あれだけ、男の子キャラにはまっていた娘が最近セーラームーン(古い)だの、ドレミちゃんだの言い出し始めた。もう、前に買ったなんとかレンジャーの靴も、履いてもくれない。これ履いたら?というと、『これは男の子が履く靴なの!』と威張って言う。なんだ?あんたも大勢の意見に従うのか!?と言いたい。やはり、まわりの影響で嗜好も変化するもんなんだな。少し寂しい思いだった。
2002.may
『影響受けやすい4歳』
ディズニーのお姫さま達が彼女の憧れだ。先日、『お嬢様になりたい』というので、家は貧乏だから無理!と言ってあげた。そのかわり、大金持ちと結婚したら、お姫さまみたいになれるよ。とアドバイスしたあげた。ディズニー映画は絵がしなやかで、私も大好きだ。特にピノキオは泣ける。娘はシンデレラが気に入ってる。にしてもシャルル=ぺローの童話は、必ず美女が幸せになる設定だから、子供にどう影響するんだろう??
『お嬢様になりたい。』
娘は歯が生え始めた頃からウケグチで、2歳の時、歯科医に診てもらった。すると、歯がはえ変わる時期に矯正すればいいとの事だった。歯並びで発音に影響するらしい。やや受け口は良くなってきたが、発音が今一つだ。さ行がいまく言えない。例えば、ビデオを観ていて『チンデレラがチンダ!!』(シンデレラが死んだ)と絶叫して、思わず隠れて笑った。そんな大人見た事ないし、年頃になる前には治るやろうと気長に考えてる。
『うけぐち』 
友達のMちゃんの恋は、数カ月で終わってしまった。それまで、メールも毎日の様に来た。『今日は電話が来た。』とか、『今日は電話こなかった。』とか。前回、言い忘れたが彼女もバツイチの子持ちである。結婚期間は2年弱と短く4年経過している。働き者で家庭的。友達の間でも、いい嫁さんの素質があるのに。と評価は高い。彼女の恋の第2幕はすでに始まっている。自称『いい女』のMちゃん、検討を祈る!

『恋する34歳』続編
先日お見合いをしたMちゃんは、相手から連絡が来るのを心待ちにしている。また、切ない思いがメールで届く。1回会って、すぐに気持ちが最上階に。やっぱり彼女は今回も熱い!『家宝は寝て待て』と格言をメールで送ったら、『いつまで待てばいいの?』とマジで、質問された。私はそのままパソコンを閉じた。その後、辞書で意味を調べたらしい。
『今日の格言』
小心者の私は、最近占いサイトにはまっている。Mちゃんと相手の相性占いもやってあげた。34歳にもなって気持ち悪い。でも、自分の性格など、どの占いでも似たような結果が出る。性格は、変わり者だそうだ。そして、変人に憧れを持つので、ただの変人を選択しないよう要注意。だと。これでは私の短い将来は危ぶまれるではないか。はて?変人とただの変人の違いは何だろう?最近の悩みのタネである。
『変人と
ただの変人の違い』
『変わった人』ならまだいいかもしれないが『変人』とは聞こえが悪い。下手すると『変態』に属してしまう。有名な芸術家に変人が多いが、そのたぐいならOKで、庶民の変人が『ただの変人』なのか?その変人から見る変人は、いったいどんな変人なのか?それこそ、最強の変人なのだろうか?まだ、悩んでいる。誰か答えて欲しい。
『変人と
ただの変人の違い』続編
『変人』の反対語は『常識人』?なんだか、余計に分からなくなって来た。世間と調和がとれない人種?友達で居たい変人と友達になりたくない変人も居るだろう。変人を一つの升に入れる事が無理なのかもしれない。
『変人と
ただの変人の違い』続編
まだ若い頃、まわりから変わってると大評判の仕事仲間が居た。彼は東京出身なので、現在は東京でフリーカメラマンとして生活している。雑誌の撮影でヨーロッパに行く事が多いらしい。まだ、独身。恋人いないの?と聞いたら『いないんだよ』と笑いながら言ってた。彼はゲイなのだ。昔、突然彼のアパートに遊びに行った時、初めて『薔薇族』なる雑誌を見た衝撃はいまだに記憶している。彼も見られたくなかった様で、かなり気まずかった。突然の訪問は控えようと反省した、若かかりし思いで。
『変人と
呼ばれていた友
の思いで』