うちに猫がやってきた。その名はごん。
とある夕方。その猫は、仕事帰りの父とやってきた。「拾われる」でもなく、自分の足でやってきた。
こまつとごんちゃんの出会い。あれは仕組まれていた?お腹にはすでに子猫の存在が。
不思議な出会いを、少しマンガで再現してみました。
私が高校生の時、英語の時間にごんちゃんは
ふらっと教室にやってきました。
先生は「かわいい〜」と追い出さず、そのまま
私の横の空いてる席へ座ったのです。
その後、次の数学の時間に「富じい」という先生に
追い出される。
学校帰りにも、溝で遭遇。お弁当の残りをあげました。
その数日後、家にやってきた。聞くと兄貴も近所で
見かけたと言う。
仕組まれている、としか思えない。
そして、まんまと猫好きのうちの猫におさまったのです。
うちに3日間いたと思ったら、3日間帰ってこない。
やっぱり野良の方がいいのか・・・と、思っていたら
近所のおばちゃんが(ほぼお向かいさん)、その家にも
3日間いたと言う。
そして、何事もなかったかのように、またうちにおさまる。
比べられている・・・。どちらが住み易い家なのか。
そして、うちは勝った。ごんに選ばれし家。
こういうのを世渡り上手というのか。一体どこでそんな
知恵をつけたんだよ?
まあ、うちの猫になってくれたのは嬉しいんだけど。
ごんちゃんは、安全に子供を産むためにも家猫に
なろうとしたのかもしれない。
どうやら既に、お腹に子猫がいたようなのだ。
私は出産中、ずーっとお腹をさすらされていた。そして生まれたのが「ちこ」。もんのすごくラブリーでした。
ちっちゃ過ぎて、「ちっちゃいちっちゃい」と毎日連呼しました。
しかし・・・子猫の世話もほどほどに・・・ごんちゃんは外へ遊びに行こうとする。
私に子守をさせる気か。またお腹にちっちゃいのをこさえてくるつもりか。とりあえず、怒っときました。