お道具タイトル作業の大部分がデジタル化したとはいえ、それもあくまで道具の一つ。
むしろアナログ機材への愛着は強くなっているような。
日経デザイン誌上の赤瀬川源平さんには遠く及びませんが、おつきあいを。

●マルマンのクロッキー帳 ●ダイワのエミーシャープ 
●ファーバーカステルの鉛筆ホルダー(030703写真アップ)
●エミーシャープに異変!(001017) ●かもペーパーナイフ(001019)

ポピュラーこそ名品である
マルマンのクロッキー帳

クロッキー帳画像ほとんどの作業はこれで済ます。サムネイルもラフも、コピー書きも、イラストまで
ここで清書します。打ち合わせのメモもここです。なくす心配なくて良いですからね。
イラストボードのような改まった紙って、さあ描こう!と思うほどにきんちょーして
手が思うように動かないことありませんか?私は本番に弱いのです。
なにせクロッキー帳なので、用紙がカジュアルでいいですよ。全然エラソーじゃない。
君の前ならいつもの自分でいられるよ、とでもいう感覚でしょか。
かといってペンをいれても引っかからない、なかなかの書きごこちです。
メモ代わりにしようと、暇にまかせ落書きしてページを費やしても100枚もある。
ありがたいゆとりです。
そうそう、画材屋など行かずとも、大抵の文房具店で入手できるのもありがたいことです。
難を言えば、スキャンニングするとき紙が薄いので、次ページにある書き込みなどが
写ってしまって、無意味な消去作業をせねばならないことです。
単に、裏を使わないようにすれば良いことなんですが。サイズは、携行するには
やや大きめですが、SMが良いようです。
一時、ハンディな小さいサイズを使ったところ、なんとなく発想が
チマチマする気がしてすぐやめました。ま、気分の問題でしょう。

ヒットは身近に潜む
ダイワのエミーシャープ

エミー画像雑貨店、家電店、どこと言わず色とりどり、トランスルーセントものの百花繚乱。
当然、以前から色とりどりの100円(〜200円)シャープの軸も半透明化しました。
でも意外といい色が少ない。そんな中で、医療品のような濃いブルーが気に入って、
色味だけで買ったのがコレ。
ところが!書きよい。手の動きにきちんと付いてきます。
なんでかなと思ったら、芯を繰り出すスライド式のパイプが、
とてもきっちりとボディに密着しているのでした。
ここ、品物の値段にかかわらず、結構ぐらついています。お手元のシャープはいかがですか?
これがぐらつくと、引きたい線と微妙な誤差が出るような気がするんですが・・・・
うれしくて、ついたくさん買ってしまいました。
入手価格150円。ロフトやハンズ、カラフルな文具を扱っている雑貨店などで入手できます。
そうそう、
左利きの方、先端のネジ部分がゆるみにくい設計なので特におすすめです。

バカブングは人を幸せにするか?
ファーバーカステルの鉛筆ホルダー

絵をたしなむ方、デザイン関係の方なら少なからず縁がある、
色鉛筆でお馴染みの、ファーバー・カステルです。
小学館刊「ラピタ」のドイツの世界一道具特集、こういうのに弱いのですね。
銀製のホルダーです。「ちびた鉛筆も王様気分」こんなコピーにもやられました。
(コピーライターのくせに)あっというまに通販で衝動買いし、手にしてびっくり。
日本の、いやペリカンだってステッドラーだって、当のファーバーカステルの鉛筆だって!
サイズがあわない。合うのは同梱されていた3本の鉛筆だけです。
それはそれ、とにかく使ってみると、これが重い。そのとおり重厚な書き味です。
なんだか急に脱力して、実用品ではないのだな、と納得しました。
後日、銀座伊●屋にて、通販より10000円近く高値で売られているのを発見し、
にやりとしました。が、補充用のくだんの鉛筆3本セットも
これまた法外な(※自分にとってです)値で売られていて、がっくりきました。
主に観賞用の文具というめずらしいポジションに収まりました。
いまのとこ、バカブングマイスターの称号を恣にしています。
(2003/7追記)↑これが現物です。サイトオープンから3年もたってなんですが、
銀磨きを買って輝きを取り戻したので記念に。え〜〜、やっぱりほとんど使っていません。
これと同じシリーズが風水で有名なドクターコパのショップでセレクトされていたので、
とりあえず、縁起はいい物だと思います。たぶん。

エミーシャープに異変!

東急ハンズに久々にいくと、前述のエミーシャープと全く同じものが、
NB(メーカー名)のシャーベットシャープ(商品名)として、しかも80円で売られていた!
すごく不思議。無印良品のように、製造元と販売元が違ったのでしょうか?
ともあれ、半額になったので消費者としてはこれで良いのだな。たぶん。
この小さいことに気づいた人はあまりいまい。本当、書きよいのに〜

ヒットおみやげフロム神戸
かもペーパーナイフ

神戸みやげとしていただいたもので超愛用品。ナイフ部分はどう見ても竹だけど、
胴体は竹にしては厚みがありすぎ。どこかで継いであるらしい。
軽いし、愛らしいし、あとはコレで開ける楽しいお手紙が欲しいなあ。(あけるはDMばかりナリ)

自分も使っている、なにをいうかコレがいい!我こそはバカブングマイスターだ!など、ご意見をお待ちしております。

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