さんぽのすすめ 

*映画勘*  最新号:2001/08/26


LE GRAND BLEU
グラン・ブルー

’87   監督 リュック・ベッソン
出演 ジャン・マルク・バール*ジャン・レノ*ロザンナ・アークエット

海に魅せられた男の話。

主人公のジャック・マイヨールは実在するダイバーをモデルにしている。
イルカは家族だというジャック(ジャン・マルク・バール)
そしてライバルのエンゾ(ジャン・レノ)
二人は幼い頃から海に潜り、世界で一番深くまで潜るダイバーである。

厳しいのにどこか無邪気なジャックの笑顔が最高に良い。
ベットで寝ていて天井から水面が迫ってくるシーンは有名だが、すごく好きなシーンの一つ。
ガキ大将なエンゾも、ものすごくかっこいい。
でもイルカにはあまり好かれないらしい(笑)。そこも不器用な感じでよい。
ジャックを愛するジョアンナ(ロザンナ・アークエット)は、陸で二人を見守る事しか出来ない。
そのあこがれと切なさに共感する。
なによりも海がすばらしくきれいだ。鮮やかで深い青の色。
オープニングだけで涙が出るほどに。

ジャン・レノは有名だが、ジャン・マルク・バールはその後の出演作に
大衆的なモノを選ばなかったため、話にのぼることは少ない。
けれど、私はこの作品を観てジャン・マルク・バールに惚れた。
瞳が本当にキラキラしているのだ。それでいて、ストイックな雰囲気を持っている。
とても魅力的な役者だと思う。

なのでジャン・マルク・バールが好きな人募集中*

 

人名 作品
ジャン・マルク・バール
(ドイツ)
[キング・ダビデ/愛と闘いの伝説(’85)]
[戦場の小さな天使たち(’87)]
[赤と黒の接吻(’91)]
[ヨーロッパ(’91)]
[プレイグ(’92)]
[お気に入りの息子(’94)]
[奇跡の海(’96)]
[日曜日の恋人たち(’98)]
[ダンサー・イン・ザ・ダーク(’00)]
監督作品
ラヴァーズ(’99)]
グランブルー以外の作品の情報求ム。
ジャン・レノ
(フランス)
[最後の戦い(’82)]
[サン・スーシの女(’81)]
[真夜中のミラージュ(’83)]
[サブウェイ(’82)]
[ニキータ(’89)]
[グランマスクの男(’90)]
[おかしなおかしな訪問者(’92)]
[レオン(’93)]
[フレンチ・キス(’94)]
[ジャガー(’95)]
[ミッション:インポッシブル(’95)]
[ロザンナのために(’96)]
[おかしなおかしな訪問者2(仮)]
[RONIN]
[WASABI]
その他・・・現在捜査中
リュック・ベッソン
(フランス)
最新作は”キス・オブ・ザ・ドラゴン

 


*砂糖紙*
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