『私の預金残高は１６ドルよ。』  
離婚歴2回、子供が3人、露出オ−バ−ぎみの服で２０ｃｍ丈のミニスカ−トは彼女のユニホ−ム。片手に乳飲み子をかかえ、ペンを片手に仕事をさがす。  
ある時、信号無視の車に自分の車を追突され負傷する。相手が悪いにもかかわらず、やとったエド（弁護士）は賠償金を一円もとることができなかった。  
頭にきたエリンはエドの法律事務所に押しかけて、雇ってもらうことになる。  

『そう？これが似合うから着てるのよ。誰がなんてホザこうと好きなカッコできめるわ。』『入れ込むなだって？あたしの仕事よ。汗水たらして、子供をほったらかして走り回ってるのよ・・・・入れ込むななんて、よくそんなことが言えるわね。』法律事務所でも異端児として彼女はこき下ろされる。 
しかし、彼女が自分の仕事として調査した、PG&E社の工場が有害な六価クロムで地域汚水している事をつきとめ、みごと3億３３００万ドルの賠償金を勝ち取り、自分の地位を不同のものにしたサクセススト−リなのです。 
J・ロバ−ツにはまり役なエリンだった。

『最近、いつ燃えた？』  
エリンの台詞は、とてもファイテングで熱い。  
彼女には後がないのだ。  
追いつめられて開き直った女は強い。まさしく、すべてが生きるための勝負。学問もない彼女はジブンのカンを信じて突き進むしかない。生まれた時からの才能、女の直感は恐ろしいほどよく当たる。観察力は言うまでもない。あなたもその才能磨いてください。そして何かをゲッチュ−♪