そのミルクコーヒーをすっかり飲んでしまうと音楽だけでは手持ちぶさたになってしまったので、僕は庭の隅の方まで歩いていった。 庭の隅の塀はちょっと崩れていて、隣の家の庭が見えるのだ。 僕のお気に入りの黒ヤギ達も少うし暇そうにしていた。