じょうずなロモのつかい方 ①
- ピントについて
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LOMO LC-Aのピント合わせは目測です。
LOMO LC-Aのピント合わせは、最近のカメラのような、オートフォーカスではありませんし、ファインダーの中央部分の像が、2重にならないように調整するようなものでもありません。
LOMO LC-Aのピント合わせの方法は、カメラ右側に付いているピント調整レバー(目盛り 0.8 1.5 3 ∞ 単位はメートル)を、カメラから被写体までの距離に合わせて行います。
ですから、いつもメジャーや巻尺を用意しておくと便利です。自分の歩幅を覚えておくのもよいですね。私は、手の長さを基準にしています。また、明るい被写体を撮るときは、ピントが合う範囲が長くなりますし、高感度フィルムを使ってもピントが合う範囲が長くなります。
「LOMOはボケ写真で良い。」と言う人も多く、ピント合わせなんてしないのも有りですかねぇ・・・
- 露出について
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LOMO LC-Aは、絞りとシャッター速度がオートに出来るので、普段は心配要りません。
まず、カメラ右上の感度設定ダイヤルを使用するフィルムの感度に合わせ、カメラ左側の絞り調節レバーを「A」の位置にすればOKです。
撮影テクニックとして、露出補正を行うときは、感度設定ダイヤルで行えます。
絞り調節レバーを「A」以外のポジションにすると、シャッター速度が1/60で固定されます。ストロボ撮影のときや、絞りを固定したいときに使用できます。(値の目安は、フィルムの箱やストロボ本体などに表示があると思います)
- フィルムについて
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LOMO LC-Aには、「135- 」と表示のあるフィルムなら、ほとんど使用できます。APS用のフィルムや120(ブローニー用フィルム)は使用できません。135フィルムは35ミリフィルムとも呼ばれていて、いま日本で最もポピュラーな写真撮影用フィルムです。カラーネガフィルムであれば、カメラ店や、プリントショップだけではなく、駅の売店や、コンビニでも売っています。
ただし、カラー・白黒・リバーサルなどフィルムの種類によって、出来上がりに大きな差がありますので、使用したいフィルムを選んでください。また、メーカーや感度によっても違いがあります。
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