‥‥そう、なんてったって『悪魔のいけにえ』‥‥のことなのだ!! でかいバカがチェーンソーをブンブン振り回し、ふぎ〜ふぎ〜わめきながら美女(!?) を延々と追いかけまわす映画だぜ!どうだ!? いえいっ!殺れ、殺れレザーフェイス!レッツ・ゴーでかいバカ!! そこいらのきゃあきゃあ浮かれまくるノーテンキなヤング(死語)どもを片っ端から切り 刻んじまいな!ひゃっほーぅぅぅぅぅ‥‥‥‥最高!いえいっ! ‥‥‥‥などと、余裕びんびんにかまして観られるのは、二回目以降からの鑑賞のこと。 「まだこの映画観ていないから、これからチョット観てみようかしら‥‥」 ‥‥そんな貴方は、くれぐれもご用心あれ!あまりにも異常な恐怖映画の最高傑作『悪魔 のいけにえ』は、お手軽お気楽ホラーな気分で観たりすると確実に痛い目をみるだろう。 観る者の脳天めがけて10000トン級ショックの塊をダイレクトにブチかまし、我々人 として生きるモノのもっとも「痛い部分」を鋭利な剃刀でズタズタに切り裂き、さらにそ の傷口へ塩をたっぷりなすりつけてくるような‥‥と、何がなんだか良く分からないけれ ど、とにかく凶暴かつ大胆な手口でもって、観る者すべての心に強烈なトラウマを植え付 ける映画なのだ!! さてわたしも初めてコイツに出会ったときは、鑑賞後に約3分間ほどフリーズしちまった ことは言うまでもない。なんつーかこう‥‥頭んなかが真っ白になっちゃって‥‥それは まるで初めてフェラチオされたときの感覚に近いモノがあったな!(なんじゃそりゃ?) ‥‥いや、それはまぁ冗談として、とにかくショックだったよ! 「観てはイケないモノを観てしまった」‥‥そう、そんな感じだな。実にヤバいモノを観 てしまったような‥‥オソロシイというよりも、これは相当オゾマシかった! いちばんびっくりしたのは、次々に登場する異様な登場人物たちのこと。 人の皮を被った(まさに!)狂える悪魔レザーフェイス!リアル過ぎる狂気を無遠慮にふ りまくヒッチハイカー!そして一見マトモにして実は誰よりもクルクルパーだったりする おやぢさん!さらには、ほとんど生ける屍と化した−−年齢100歳はゆうに超えている 吸血爺や!(それでも背広着用だぜ!)‥‥おお、なんてこったい、悪夢のようなキチガ イ一家が勢ぞろい! 「うぅぅ‥‥ぐわわわわわ〜‥‥」 「やれー、やれー!それいいぞジイさん!がつんとブン殴れ!」 「ひゃはははは!でぇーい貸せ!オレが殺る!オレに殺らせろ!!」 「ふぎー!ふぎー!ふぎー!」 ‥‥我々はこういうシチュエーションに対峙したとき、一体どうすればいいのか? 「あ。お取り込み中のところすみません。NHKです。集金に‥‥いや、また来ます!」 などと言いつつ、その場を一刻も早く立ち去るべきしか術はないだろう! ・・・というワケで、何だかまとまりがなくなって脱線して来たし、こうしていくら文章 にしてみてもこの映画の衝撃度は伝えられそうにないので、ここいらでおしまいにする。 『悪魔のいけにえ』未体験な貴方‥‥この続きはどうか貴方自身の目でお確かめ下さい。 だけど、先ほども述べたように、貴方の身にどんな異変が起きようとも、わたしは一切責 任を持ちません。もう一度言います‥‥くれぐれもご用心を‥‥うわーっはっはっは‥‥ ・・・とかフェイド・アウトしつつ、再び登場!続いてはコレ、そう・・・・・ 『悪魔のいけにえ2』
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