舞台はニューヨークのマンハッタン。スラム街にある汚らしいスクラップ置き場には、大量の
浮浪者どもが住み着いており、風紀を乱していた。ある日、酒屋のおやぢが地下の倉庫で年代
モノのワインを発見。それを早速かっぱらい、上機嫌でボトルを空ける浮浪者どもであったが
‥‥な、なんと、そのワインは人間の肉体を溶かしてしまうような恐ろしいシロモノであり、
浮浪者連中の身体はたちまちドロドロに溶けて行くのであった‥‥‥‥!
社会のクズで役立たず・・・なんともしょーもねー浮浪者どもの堕落しきった日常の様子を描
いた、前代未聞、コジキ・バイオレンス・スプラッターとでも呼びたくなるよな怪作。
監督のジム・ミューローが若干21歳のときに作った映画ということで、若さゆえのコワイモ
ノ知らずパワーが全編に炸裂。内容はホントに汚ねぇが、テンポも快調でなんだかこう、5月
の青空のごとく実に清々しいモノがありますよ。ええ、そりゃもーう、ほんとさわやか!
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