GRAVEYARD DISTURBANCE
 |
|
１９８７年：イタリア作品 監督：ランベルト・バーヴァ 脚本：ダルダノ・サセッティ 出演：カール・ジニー リー・マルティノ |
|
|
|
★‥‥まぁ、それはともかく、男女５人の若者たちが迷い込んだのは、昼なお暗い森の奥にあ る、得体の知れぬ不気味な酒場だった。彼らは酒場の店主であるウス気味悪りぃジジイにそそ のかされるままに、無謀な賭けに挑むことになる。それは、呪いの墓場で一晩無事に過ごすこ とが出来たら宝物を贈呈するぞよ‥‥むははははっ！というモノ。こうしてこわいモノ知らず の現代っ子である若者たちは、地下の墓場へと鼻歌まじりで降りて行くのであるが‥‥そんな 彼らを待ち受けていたのは、永い眠りから目覚めた無数のゾンビたちだった！棺をひっくり返 し続々とよみがえる朽ち果てた死人たち‥‥果たして若者たちは、生きて帰ることが出来るの であろうか‥‥！？ 『デモンズ』でお馴染みのランベルト・バーヴァ監督による、なんとも軽ぅ〜いタッチのゾン ビ映画で、その作風はかなりオチャラケ気味。まぁ、遊園地のお化け屋敷感覚とでもいうんで しょうか、ヘンなメイクのゾンビたちが突然「うりゃぁ〜！」とかわめきながら飛び出して来 たりのコケオドシ的な演出が、いかにもコレ、バカと呼ぶにふさわしい。どうやらあまり相手 にしない方がよさそうである‥‥でも、仕方ないから、もう少しだけ付き合ってあげるか‥‥ あっ、ちなみに、ココに出てくるゾンビたちは人肉喰ったりしませんのでモノ好きなアナタた ちは思いっきり「あーん、がっかり！」して、ここいらで退散しちゃった方がいいでしょう。 ‥‥やいキサマ！でろっとゾーナイ丸出しの出血大サービスぐらいしてくれたっていいぢゃね ぇかよこん畜生がががっ‥‥！とかなんとか、いちおう叫んだところで、なかなかグロい顔し た「死神様（自称）」が登場！お、いいぞぉ‥‥う、でもコイツ、見かけだおしですごく弱い でやんの！とっほほほ‥‥そんでもってようやくラスト。あちゃ〜、そう来たか。なるほど、 そーゆー素敵なオチが用意されていたんだねキミぃ、なかなかやるぢゃないか。こりゃあ一本 取られたな。あはははっ！！‥‥と、そんなもんぢゃあおれは納得しねぇぞ！ナメとるんか！ （‥‥なーんちって） 遊園地のお化け屋敷の方がおっかないかも知れない度‥‥‥‥★★★ |