こいつがビルだ! ビル・シャーク  秒の抜け道
THE ESCAPIST

1983年:アメリカ作品

監督:エディ・ビバリーJR./演出:ビル・シャーク

出演:ビル・シャーク



恐れを知らぬ勇敢なスタントマンであり、ラジオ局のオーナーもしているビル・シャーク。
彼は経営不振の自分のラジオ局が乗っ取られそうになったとき、心に誓った‥‥

「オレは世界一の大脱出師になったるぜぇぇぇ!うりゃぁぁぁ!」‥‥と。

さぁてここからは、ビル・シャークが見せる華麗なる大脱出ショーの始まり始まり〜!!

さぁ、まずは生き埋めだ!棺桶のなかにコブラ、タランチュラなどの毒々なゲテモノたちと一緒
に閉じ込められて、地中深く埋められたビル・シャーク。定められた時間内に抜け出せないと窒
息死、もしくは迫り来る忌まわしき毒々ゲテモノたちのえじきに!!ああっ、果たしてビルの運
命やいかに!?あぶねぇぞ、ビル!!大丈夫なのか!?ビル・シャークよぉぉぉっ!!
‥‥‥‥だが彼は、当然のことながら難なく脱出に大成功!やったぜビル!いぇいっ、ビルよ!
けたたましく鳴り響くファンファーレ!くす玉割れて紙吹雪乱舞!やんややんやの拍手喝采!
いやぁ、まったくテメェはなんてクソ最高なヤツなんだ!なんつーかテメェは‥‥そんじょそこ
いらのケツの穴野郎とは意気込みが違うってもんだ!
おおビルよ‥‥正真正銘のダイナマイトなクソ野郎だよ、アンタは!いぇいっ!!

さて次は‥‥全身がんじがらめでの逆さ吊り状態からの大脱出に挑戦だ!
しかも‥‥‥‥おーまいがーっ!!おお、なんてこったいビルよ‥‥‥‥
身動きひとつとれずに吊されたテメェの体に絡み付いているそれって、全長5メートルをゆうに
超える巨大なニシキヘビ‥‥‥‥でわないのか!?ヘビヘビヘビビビビっ!!
しかも、しかも‥‥おお、それだけではねーぞクソっなんてこったぃド畜生め!!
テメェを吊す「命綱」のロープにたった今、火がボーボー放たれたでわないか・・・・・!!
ヘビはヌルヌルの火はボーボー‥‥えーと、必死かつご多忙なところ、こんなこと言うのは誠に
しのびないんですが‥‥やいビルよ、なんだかとってもその状態、ソーゼツなうえに、かつ、マ
ヌケ!まるでなんだか‘SM大陸曼陀羅(意味不明)’みてぇだぞ!
超人も、見方を変えればただの変人!だけどもテメェは偉大なる脱出師!外野のクソ野次なんぞ
クソくらえとばかりに、難なく脱出に大成功!やったぜビル!サイコーだぜ、ビル・シャーク!

さてさて次なるビルの挑戦は・・・(以下略)

「ギネス・ブック」にいくつもの脱出術の記録を持つというプロの脱出師、ビル・シャーク自身
が主演し自分自身を演じている、半自伝的な映画。当然のことながら、劇中での大脱出術の数々
に挑むのはビル・シャーク本人だ!生き埋め、逆さ吊り、独房からの脱出、水中からの脱出など
など‥‥常人には理解不能な荒行の数々に命を懸ける男、「熱血脱出バカ」のビル・シャーク!
その不変不屈の精神力には拍手を惜しまないが‥‥‥‥一体オマエは何者なんだ!?

そしてこの映画‥‥一体何なのだろうか‥‥‥‥?











M A I N  P A G E