市芦高校教師職場復帰に願う

市芦救援会 会長 玉本 格


 職場復帰された先生方の10年ぶりの明るさ。
 生徒や父母たちのそして先生方の喜びの声を聞くにつけ、これまでの恨みや理由も押しのけて、その交流のうれしさを満面にみなぎらせておられる様子を拝見して胸が熱くなりました。
 この日を待っておられる5人の先生方、これまでの公平委員会での返答に窮した当局の詭弁や横暴を思い出すにつけ、教師の本来の姿に一日も早く戻りたかったという願望をひしひしと感じます。

 来る5月27日に最終日を期待していますが、一日も欠席せず最前列に傍聴し続けた私の願望は、これまでの誠実な記録に即して「この市芦教師たちの教育に対する熱意は何が正しかったのか」を答えることであって欲しい。
 例えば、福岡教育大学の川向先生の解放教育論のすばらしさ、体験の中から教育の神髄を語られている真意を私たちは正しく汲み取っていただきたいという願望であります。
 「教育とは何か」という永年の思いをお示し下さることを心から期待いたしております。
  僕たちの心は決して敗北しなかった