1 影ながら応援しております。(HP感想メール 1999/12/ 07 )
 このように重大な問題が、原告の先生方や、支援されている方々だけの 狭い範囲でのみ問題とされている事に疑問を感じます。
 もっと大きな問題として、各方面で取り扱われるべき事であるように思うのですが、 色々な所からの圧力があることや、直接関係のない人達には遠い世界の事である(←私も含めて)ため 仕方がないのでしょうか。
 しかしながら、この度、勝訴という結果になりましたこと、心からお祝い申し上げます。
 とりあえずはお疲れ様でございました。これからも頑張ってください。

2 大阪高裁完全勝利を!(0さん、HP感想メール 2000/2/15 )
 卑劣な芦屋市教委に怒りの鉄槌を
 断固勝利
 皆さんの活躍を期待しています。

3  一日も早い職場復帰を(kさん、HP感想メール 2000/2/18)
 救援会通信を送ってもらっている者ですが、今回、HPをはじめて見ました。
10数年にわたる市芦高校の「教育破壊」の全容が、すっきりと分かりやすく整理されていて良かったです。
 今なお行政職に飛ばされたままの先生方全員の、1日も早い市芦高校への職場復帰を願っています。
 このページを「お気に入り」に入れました、また時々見に来ます!!

4 芦屋市、市芦裁判敗訴の後は汚職摘発(mさん、投稿2001/3/1)
 一月一九日、芦屋市発注の震災復興工事をめぐり富田邦裕芦屋市助役が兵庫県警に収賄容疑で逮捕された。この事件のニュースを見て、思い出すことがある。
 八二年一〇月一四日、市芦前田和夫校長は、新潟で開かれた全国都市立校長会に出席と偽って領収書を偽造し、出張旅費と参加費を横領した。
 しかし、領収書がニセ物であることが発覚し、横領していた五万円を戻入した。このニセ領収書は当時の小林剛明管理部長に渡り、彼も知ることとなった。ところが、市教委は前田校長に何らの処分もせず知らぬ存ぜぬで押し通してしまった。
 その一方で八六年九月から、市芦分会は、松本壽男教育長とその手下である小林管理部長、前田校長らの手によって、凄まじいまでの不当労働行為、組合潰しの攻撃にさらされた。
 管理職の公金横領にはほっかぶりして「なあなあ」ですまし、他方、市芦分会には組合憎しと組合員の懲戒処分を皮切りに強制配転などの処分で想像を絶する弾圧を仕掛けてきた。身内の不正には甘く批判者には弾圧という体質が今までも続いており、今回の事件にも現れている。
 寄しくも、市芦の組合潰しをした芦屋市教育委員(長)が今の市長北村春江。北村市長は九五年には市教委時代からの側近の小林(元管理部長)を助役に抜擢して市中枢を身内で固め、さらに震災復興事業のためにと助役二人制にし、「市長自ら願い出て」国から二人目の助役として富田を受け入れた。
 富田助役には「特定の業者との関係を指摘する文書が出回るなど、癒着のうわさが絶えなかった」にもかかわらず、行政手腕のない北村市長は富田助役に頼り切り、土木行政の実権を富田氏に譲り渡してしまっていた。「特定の人と付き合っているとの話を聞いたので注意した」と釈明しているが、この発言には何の信憑性もなく、むしろ北村市長は富田氏を擁護していたという噂すらある。
 それが、今回最悪の結果を生み、ついには司直の及ぶところとなった。必然のシナリオである。
 こうした流れを汲む教育委員会が、自らの教育行政を真摯に反省することはない。神戸地裁による違法との指弾にも、彼ら教育委員は何の痛みも感じていない。松本・北村一家は芦屋市行政に君臨し、その身内である教育委員は、自らは何の痛みも被害も被らない無責任体制の上にあぐらをかいて、違法処分を肯定し続けている。
 芦屋市教委は、上級審の判決が出る前に、すみやかに神戸地裁の判決に従って、5人の先生方を現場に戻さなければならない。
M生

5 勝利判決を確信!(bさん、投稿2001/3/3)

 「これで終結します。」裁判長の一言はとてもあっけないものだった。開廷してからほんの二、三分のことだった。当初から高裁は短期間で終わるだろうと言われていた。それでも二、三年はかかると予想していただけに、半年で結審というのは正直うれしい。そしてホッとした。大きな解放感である。甘いと言われるかもしれないが、改めて神戸地裁に続いて、高裁での勝利を確信した。
 今回、市教委は現管理部長を証人に申請していた。彼の証人陳述書を読んでみると、これまで私達を市芦に帰せなかった大きな理由は、阪神大震災があったからだという。いいわけにもならない理由がぐだぐだと述べられている。彼が証人で出てくるようなことがあったらとんだ赤恥をかくところだった。一番ホッとしているのは彼だったかもしれない。
 先般、教育委員会で高裁結審の報告があったらしい。管理部長が市教委にとって分が悪いという内容の報告をしたと言う。これを聞いた二人の女性教育委員(稲畑汀子、朝日千尺)は負けたときは最高裁まで行くように進言したらしい。この二人は北村春江市長の強力な支持者である。
 今回、傍聴席最前列に支援する会の中川先生が座っておられた。神戸地裁ではいつも玉本先生が座っておられた場所である。
 今、判決が待ち遠しい。そして玉本先生の一周忌には高裁勝利報告ができることを願っている。
B生

6 裁判敗訴の後の市芦高校「廃校」の謀略(cさん、投稿2001/3/3)

 市芦分会は市教委を通して芦屋市教育審議会の公開を強く求めてきた。その結果、第一回審議会では「原則公開」を認めさせ、組合員が審議会を傍聴した。しかし、この会は諮問事項の説明といったあまり内容のないものであった。しかし、そこで早くも審議会の本性が暴露された。教育委員会で決定され諮問書に記載されていた諮問内容は「今後の市芦高校のあり方」であったにもかかわらず、
会社社長森教育委員長は「市芦高校の存廃も含めて論議して欲しい」「市芦高校に関する審議会の答申は一〇〇%実行する」と発言した。本来教育委員会で審議すべき内容であり、教育委員長の立場を利用して越権行為だ。同席した教育長もその発言を容認している。後に市芦高校分会がそのこと事務局に指摘したところ、「議会では最大限尊重すると発言しているのでそれが正しい」と修正しているが、既に本性は見え透いている。
 森教育委員長の越権発言を利用して、井野審議会会長は「市芦高校の存廃問題を優先して審議する」と断言した。市教委と審議会会長が組んだまさにイカサマであった。以後、井野会長が審議会を居丈高に引き回す。会の終わりに、たまりかねた市芦高校卒業である審議委員の一人が発言した。「市芦高校の存廃問題と言うが、審議会では存続を前提にした市芦高校のあり方を審議して欲しい。」井野会長は無視して会を進行させた。
 その後の審議会の論議が注目されたが市芦高校問題に関する第二回、第三回の審議会は非公開とされた。聞くところによると、井野会長の引き回しにも関わらず「市芦高校廃校」は過半数を得ていない。井野会長は「廃校」の答申を書くために「匿名にすれば廃校意見を出しやすいだろう」と匿名による意見回収をはかっているとか。これは審議委員にも公開されないのだろうか。会長が好き放題答申を書けることになる。こんな非民主的な審議会が許されて良いはずがない。私たちは、審議委員一人一人の公開された責任ある意見を求める。
 公開された第四回審議会でもこんな場面があった。「私たちには学区問題はよく分からない。教育委員会の方で案を出して欲しい」と審議委員が発言したのである。無責任にもほどがあるが、審議会が芦屋市、芦屋市教委の傀儡でしかないということを露呈した一場面であった。しかし、無責任で不活発な議論ともいえない出し合い話の中で、保護者から聞き取った切実な意見も紹介されている。「専門的(特色ある)学校といっても、これは一部の子どものだけの問題。ほとんどの保護者は、子どもが地域の普通科の高校へ入学できるかどうかを一番心配している。」これも、井野会長によって無視され、最後に、またしても森教育委員長の、「子どもが行きたい学校に行くというのが原点」という幻想を振りまく空虚な言葉が響き渡った。
 彼らは、一部の裕福で成績のいい子どもしか目に入っていない。教育行政における教育論議というものはそんなものではないはずだ。
 「教育改革!」「市芦高校廃校、神戸第一学区へ!」と叫んでいた市会議員が、今回の富田芦屋市助役と行動を共にしていて汚職に深く関与している可能性が高いとして警察から事情聴取を受け、今は何故か市議会を欠席し続けている(もちろん理由は「病気療養中」)。
 そんや奴らの作り出した土木事業赤字や「教育改革」によって市芦高校をつぶさせてはならないし、子どもたちの進路を塞いではならない。