なれそめ
 中村一義と出会ったのは結構前。ってか友達に影響されたんだけどね。自分、流されやすいもんだから。それで、いつの事かと申しますと、名前を知ったのは中二の頃。なぜだかその友達が「中村一義ってええよねー」と言ってて、もちろんその頃は知るはずも無いので「そんなん知らん」と言っときながらもちょっとマイナーな分野に手を伸ばし出していたので知らないのは悔しいなと思ってました。でも聴きませんでした。
お付き合い
 それから1年経った頃でしたか、これまたなぜだかその友達が「金字塔」を学校にもって来てたのでそれならと思い、貸してもらいました。その晩……、早速聴きました。うん。すると……すっげえよかった!!!なんてことはなく、いきなり「どぉ〜」とか聞こえてきて普通にビビってしまいました。んで、最初の感想は「何?この声?」でした。知っての通りすごく高いから、声が。ファーストインプレッションがそんなんだから、大してそれ以上聴く気にもならず次の日あっさりと返却致しました。一旦さようなら。
 そしてそして、それから中学卒業、例の友達と一緒の高校へ。そうでなければ今、聴いてる事などありえなかったでしょう。感謝感謝。
 高校でも、夏ごろまではやっぱり興味無く、専らプリスクール三昧でした。で!で!遅い第二波がやっと参りました。そう、「ジュビリー」。あれを聴いたとき、本当にショックを受けました。素晴らしいメロディーです。これには降参です。負けました。すぐに再び「金字塔」を借りてみると、あの「どお〜」もそれほど変に聞こえない、むしろいい。それからしばらくはずっとそればかり聴いていたような気がします。次いで、「太陽」も借りてみました。「金字塔」には及ばないもののよかったです。その友達曰く、「『金字塔』は売ろうとしてないが『太陽』は多少妥協した感じ」だそうです。売ろうとしてないという表現はともかく、僕もそんな感じはしました。
 それで1年後、今度は「ERA」が出ました。またまた借りると、これまた素晴らしい。ロッキンオンジャパンがあそこまで押した理由もよくわかります。ただ、1つ言うと、15曲目は少し違う感じがしました。余計とまではいいませんが、何か違う感じでした。曲自体はすごくいいですけど。
 そんなこんなで今になりました。
感想と展望
 やっぱり1人であれだけの音楽を作れるってのはすごいです。あの高い声も今では大好きです。もちろん曲は美しいし、自分の中では結構非の打ち所無いかもです。皆さんが言う通り天才だと思いますね。そして、見た目がすごい普通で、それがまたいい。
 これからも聴き続けようと思います。……短いけど、こんな陳腐な文章よりまず聴け!って感じなんですよ。終わり。

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