『終章:明日』そしてすべての あとがき    Fox Tail

 甘くて甘くて、そして長くて長くて、申し訳ありませんでした。けれど、終りたくなくて、延々と私は書き続けていました。幸福になっていく二人が嬉しくて、もう永遠にいちゃいちゃさせていたかったです。もう一度、二人が身体を結ぶまでに、今までのすべてを辿り直しました。最初の『慟哭』で号泣した一条氏が、もう一度泣き尽くすところで終ることは決めていましたが、その間はもう、二人の好き勝手にくっつかせておきました(笑)。またしても、風呂とベッドだらけ…でも、今回は白バラ鍋大会もあったし、公園でもデートしたし…少しは変化があったでしょう?ないですか?…ないですね。(笑)(笑)
 しかし…ああ…よかったです…なんとか、ハッピーエンドで終らせることができて。
 嬉しいです。しかし、抜け殻です。何ヶ月かけて書いていたのか…三ヶ月?四ヶ月?…魂を叩き込んでしまいました。さて…これからどうやって日々を過ごそうか…。たぶん、またすぐに何か書き始めてしまうような気がします。すっかり味をしめてしまいました。これは、最初にも書きましたが、究極のマスターベーションですわ…。(笑)
 最後に、このような楽しみへのきっかけを与えてくれた春日さんに、厚く御礼申し上げたい。
 ありがとうございました。まだまだ二人で遊んでいきましょうね。
2003/02/12

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