<巡路No.=14>曼荼羅寺 鐘楼前(4基+左端1基)
— 西碑殿から曼荼羅寺への巡路の途中、「遍路道」の道標がある。—
(■:判読不能、青字:判読難または埋没のため推定。刻字は右から左へ読む。指差しマークや仏像マークは記号として扱い、形状の違いは無視した。他地区にあるような手の平マークは吉原にはなかった。)
道標A
江戸時代初期の僧・真念の道標(四国遍路中興の祖、200基ばかり道標を建てたが、四国では37基しか残っていない。そのうち2基が善通寺市内にあり、その1つがこれである。)
道標B
濃刕(=濃州)=美濃國(岐阜県)
道標C
林鐘(りんしょう):陰暦6月の異称
穀旦(こくたん):よい朝、吉日
干時(ときに)、天明元年(1781)
歳次(さいじ):「歳」は歳星(=木星)、「次」は宿り。昔中国で木星が12年で天を一周すると考えられていたことから、歳回り。
道標D
道標E
(■七良=喜七郎)
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