NAMとQに関する特別委員会

注記:

  1. 重大なプライヴァシー保護の観点から一部伏字になっています。


【0039】

--------------------------------------------------------------------------------
件  名 : 【資料】NAMのQ義務化と専従問題
差出人 : femmelets
送信日時 : 2002/11/20 04:24
--------------------------------------------------------------------------------
攝津です。

このMLはNAMのなかですので、過去の経緯を理解するのに不可欠だと思うメールを3
通転送します。ほかには絶対転送しないでください。


【1通目】

----------------------- Original Message -----------------------
From:
To:
Date: Mon, 26 Nov 2001 02:13:56 +0900
Subject: Re: [nam-rhizome] 会員区分3
----




****です。

----- Original Message -----
From: "Sugihara Masahiro 杉原正浩"
To:
Sent: Monday, November 26, 2001 1:21 AM
Subject: [nam-rhizome] 会員区分2


> 杉原です。西原さん、まだ起きてましたか:-)。
>
> とりいそぎのピンポイントコメントです。
>
> From: "Mimi Nishihara"
> > 現在膠着状態にあるQ義務化の議論を、例外規定を設けるなど具体的な
> > 代替案を提出することで打破しないことにはNAMに未来はないように
> > 思われます。
>
> そんなにあせらなくても大丈夫でしょう。私は、柄谷さんの[NAM:1148]が
> 出たのちには、もはや膠着状態にはないと考えています。今後事態がやや
> こしくなったら、これをq-discussionに転載するだけです。卑怯といえば
> 卑怯ですが、私にも体力と忍耐の限度というものがあります。


この[NAM:1148]を全文みしてくれませんか。省略なく。

というのは、

僕は、一度に500人はいるという話で仕事をやめたので(そうでないと運営できない
からね)。
500人はいるはいらないというのは、自分の仕事と生活に関わるのです。

正直、今すぐにでもどうするか対処したいぐらいです。

私はQの義務化に反対です。

すでにまいっています。

Q-proにはいえません。


--------------------- Original Message Ends --------------------


【2通目】

----------------------- Original Message -----------------------
From:
To:
Date: Mon, 26 Nov 2001 03:47:42 +0900
Subject: Re: [nam-rhizome] 会員区分5
----



****です。

杉原さん、片田さん転送ありがとうございます。


----- Original Message -----
From: "Sugihara Masahiro 杉原正浩"
To:
Sent: Monday, November 26, 2001 2:43 AM
Subject: [nam-rhizome] 会員区分4


> 杉原です。****さん、今どこですか。南無庵ですか。
>

いえいえ、いえです。


> From:
> > この[NAM:1148]を全文みしてくれませんか。省略なく。
>
> 最後に転載します。
>
> > というのは、
> >
> > 僕は、一度に500人はいるという話で仕事をやめたので(そうでないと運営でき
ない
> > からね)。
> > 500人はいるはいらないというのは、自分の仕事と生活に関わるのです。
> >
> > 正直、今すぐにでもどうするか対処したいぐらいです。
> >
> > 私はQの義務化に反対です。
> >
> > すでにまいっています。
> >
> > Q-proにはいえません。
>
> えーと、どういう意味でしょうか? 義務化しなければ500人入るという意
> 味でしょうか、それとも、義務化すれば500人入るけど、渡辺さんのご意
> 見としては義務化はいやだということでしょうか。
>


以下は僕の意見です。絶対秘密にして下さい。


500人(NAM会員の数を正確にはわすれました)にIDを発行する準備はしてきました。
センター評議会やQ-proで決まっていたから。

ただし、今どうなるかはわからないということになった。
正直、センター評議会もq-proも、
本人確認書類の件でこんなにもめるとはうすうす感じていたが、
対応できなかったというのが真実ではないでしょうか。

柄谷さんの文章はもっともであり励まされますが、
僕はQ-pro義務化には反対です。

理由は本人確認書類とニックネームの件です。
この件についてふれられていないのが残念です。


本人確認書類の件については、Q-proで書かせていただきました。


ニックネームの件では、
ニックネームをつけるユーザーはつける、Q管理運営委員会が阻止することはどう考
えてもできない、
としかいいようがない。

こういったことは今議論することも、
読むのもいやなんです。


僕はQ-pro義務化には反対だから、
会員が少なくなった場合にも、
仕事と生活ができるように
対応できるようにしたいと思っています。
それはなるべく早急にしなくてはと思っています。


しかし、
そんなことはリアルすぎて、
がんばっているQ-proの人には言えないということです。

実際、西部さんもすごく心配してくれているのです。








> NAMセンター事務局長としてはお力にはなれないかもしれませんが、一応
> ご意見を確認したいと思います。
>
> ====以下転載=====================================================
>
> From: "krtn"
> Subject: [NAM:1148] 提案4
> Date: Sun, 25 Nov 2001 13:01:56 +0900
> ----
>  柄谷行人です。
>
> 体調不良、禁煙、断食などが続いていて、この間、迅速な対応ができませんでし
た。
> それをお詫びします。遅ればせながら、私の意見を申しあげます。
>
> 1)
>  NAMの原理を改訂するには、全員による審議と再契約が必要ですが、具体的な
「現
> 在の形態」に関しては、代表者の集まりであるセンター評議会で決めればいい、と

> うことになっています。ただし、大事な事柄にかんしては、それをただちに公布し

> 行するということはしません。それを全員に説明する。そこで決めたことに異議・

> 問がある人の意見があれば、取り入れる。だから、Qに関する全体会議を開いた。

> れわれはこのようなプロセスを経ています。したがって、このようなプロセスが強

> 的であるとかいう批判は受け入れられない。それは、NAMの原理に関するまったく

> 無知である。(注)
>
> しかし、われわれが何よりも批判されるべきなのは、NAM原理をもちながら、それ

> まだ実行していないということです。プログラムには、LETSを軸とするという規定

> あり、組織原則には、内部での労働に対してLETSで支払うという規定があります。

> れらは、LETSができあがっていない段階では不可能だという理由で、いままで実行

> なかった。Qが出来た現在、それを実行するのは当然です。もちろん、それはLETS

> 一つでしかない。しかし、Q一つしかないから認められない、とか、多重所属の原

> に反するというような理屈をいうべきではない。それは、今後に実現できることで
> す。今は実行できない。ところが、今Qで出発しなければ、multi-LETSなどは永遠

> 出来ない。NAMのプログラムがあるかぎり、現状がどうであろうと、将来において

> ず実行できる。われわれは今まで、そうやってきたではないですか。原理を認めな

> なら、NAMは終わりです。一般的に、原理から見て現状を批判することに関して
は、
> 注意が必要です。それは原理への漸進的実現を促すものとなるべきであって、それ

> さまたげることになってはならない。現在、Q加入にかんする議論は、そのような

> のとなっている。
>
>  Qによる会費支払いは、全員に、NAMの活動の参加を強いるものです。このままい

> ば、NAMの組織は、自己犠牲をしすぎた人と、していない人との階級分裂になる。

> 己犠牲をしている人(執行部)は、その仕事に関して文句ばかりいわれると面白く

> いだろうし、していない人は、自分の知らぬ間に執行部が全部事を進めていると思

> ようになる。ある意味で、昨年に起ったNAMのトラブルも、これと関連している。

> かし、むしろこの経験から、NAMの組織原則5が作られているのです。もしNAMでの

> 働に対してQで支払うということができないならば、NAMはまもなく崩壊するか変質

> るでしょう。だから、Qの義務化は、不可欠です。その手続きがトップダウンの指

> ではないか、というのはまちがいだ。このことは、過去の経験に基いて得られた公

> から来るものです。NAMの公理を否定し、あらためて、民主的討議から始めるとい

> のであれば、どっかでやってもらいたい。NAMとは関係が無い。だから、Q義務化に

> 対する人には、たんにNAMの原理を読み直すことをすすめる。NAM原理が、何のため
> に、あるいは、何が書かれているのか、正確にわかっている人たちは、そう多くは

> りません。
>
> Qの義務化によって、NAMが崩壊することはない。しかし、Qを義務化しないなら
ば、
> NAMは崩壊するか、変容する。ありふれた政治組織と同じようなものになる。この

> とを、徹底的に理解してもらいたい。
>
>  (注) Qの義務化は、センター評議会で承認された。細部に関して、具体的に

> うするかということを協議するために、全体会議が開かれた。しかし、センター評

> 会のメンバーが、その場で出てきた疑問に対して説得すべきであるのに、逆に不安

> なって、NAMが非民主的になった、変質しているなどということはどうかしてい
る。
> NAMは、これから、もう少し「NAM的」になり、民主的になるのだ。今のような労働

> 不平等のままでは、民主性などありえない。したがって、このプロセスが、トップ

> ウンで非民主的であるという人は、言葉の用法においてまちがっている。それは、

> 分の意見が受け入れられない場合にセンター評議会を非民主的であると非難し、今

> NAMを柄谷カルト集団といっている、元NAMの人物(K)と似たようなタイプの人で

> る。この種の人物(小数)に対して、心弱く反応してはならない。現在、最も非民

> 的なのは、一部の会員が過剰な労働を強いられている(もちろん自発的にやってい

> とはいえ)のに、何もしないで、ただ、代表や事務局やQプロジェクトらの官僚性

> 批判するというようなメールを書き、そして、何かにつけて自分の「独走的」な意

> を送ってよこすような人(少数)である。私は、むしろ、この種の少数の人たち
が、
> 多くの人にメールを書くのを躊躇させていると思う。このような人たちはたんに無

> すればよい。それが正しい批評であり、それがなければ、民主性などない。
>
> ーー
> 2
>  とはいえ、 さしあたり、私は、Qに加入しない人は、会費増加分を円で払って

> よいと考えます。しかし、そう考えるのは、Qに(身元証明など)欠陥がある、と

> いうことではなくて、そもそも技術的にQでやることが出来ない人が多いと思うか

> です。たとえば、「新NAMの原理」に関する全会員の投票率は、実に低かった。私
> は、NAMにおける投票(特にプログラム改訂にかんして)は事実上「義務」だと考

> ます。にもかかわらず、そう考えられていない。投票率が低い理由は、第一に、こ

> 投票が契約だということ(したがって権利と義務が発生する)ということを理解し

> いない人たちが多い、つまり、NAMがわかっていない人が多い、ということです。

> かし、第二に、技術的に何が何だかわからない、人にも聞けない、というような人

> かなりいるということです。
>
> 古代アテネで「民会」に出席することが「市民」の義務であったように、戦後のイ

> リヤやオランダでは、総選挙投票は「権利」ではなく「義務」になっています。そ

> は彼らの民主政が二度と脅かされないようにためです。もっとも、アテネでは、義

> であるにもかかわらず、民会に来る人にお金を払った。彼らは何とかして民主政を

> もろうとしたわけです。市民たちの自由に任せておけば、民会は成立しない。(私
> は、その意味で、遠方から全国大会にやってくる会員には、Qで支払っていい、と

> えています。)だから、義務ということと、そのことを助ける、育てる、というこ

> は矛盾しません。
>
>  円で払ってもいいというのは、Qの登録から使用まで、技術的に何もできないよ

> な人が多いからですが、これをそのままにしてはならないし、任意の選択にしては

> らない。時間がかかるとしても、Q加入をすすめて行くべきです。われわれは、以
> 前、会員がコンピュータを用いるということを「要請」しました。それに反対した

> は、例のKです。運動は、実際に人々が出会うところから始まるというのが彼のお

> 末な原理だった。したがって、コンピュータの体制がまったく遅れてしまったので
> す。
>
> Qに加入するというのは、それよりも強い「要請」です。第一に、これはそれ自
体、
> コンピュータを用いることを強いるものだからです。第二に、これは、LETSを軸に

> るというNAMのプログラムにもとづいてQを拡大することが、NAM会員の果たすべき
> 「義務」からです。この義務はどこから来るのか。各人の「契約」から来るので
す。
> それがいやなら、やめることができる。われわれは、そのような義務を認めない人

> 契約解除されるべきだと考えます。そのような人が、NAMに留まる理由はない。
>
> しかし、実際は、そんな人などほんのわずかです。大多数は、どうしていいか、よ

> わからない人たちです。そういう人たちのQ&Aのために、全体会議を開いた。だか
> ら、それをもっと、わかりやすくやる必要があります。とはいえ、この会議で、つ

> らぬ反対が出てきたら、無視してよい。
>
> ーー
> 3
>  最後に、提案があります。
>
> NAMにおいて何もできないという人がいます。最近、今まで熱心に活動してきたの

> 病気でできなくなったからNAMをやめるという人がいました。そういう人も含め
て、
> NAMは尊重し支援したいが、自分は何もできない、Qもできない、と思う人たちが多
> い。「義務」だとかいわれると、腹が立つよりも、申し訳なく思う人が多い。で
は、
> そういう人たちはNAMを辞めなければならないのか。そんなことはありません。そ

> 人たちは、「賛助会員」になればいいのです。賛助会員は、ただ、情報を得たり発

> したりすることであれば、会員とさほど違いません。しかし、決定の「権利」がな

> し、Q加入のような「義務」がない。NAMの会員のかなりは、実のところ、賛助会員

> ふさわしいのです。会員勧誘にあたっては、そのこともいう必要があります。当然

> がら、賛助会員は、Qに加入し会費をはらえば、ただちに、会員になります。
>
> つまり、どうしてもQに加入したくないという人は、賛助会員にまわっていただ
く。
> 特に、NAMに入っていることがわかると困るというような人は、賛助会員にまわっ

> もらいたい。
>
> 今後、このような選択肢も考慮にいれて、進めてもらいたい。
>
> ====転載終了=====================================================
>
> Sugihara Masahiro 杉原正浩
> lutsch@...
>
> Help URL : http://help.egroups.co.jp/
> Group URL : http://www.egroups.co.jp/group/nam-rhizome/
> Group Owner: mailto:nam-rhizome-owner@...

--------------------- Original Message Ends --------------------



【3通目】
----------------------- Original Message -----------------------
From:
To:
Date: Sat, 1 Dec 2001 18:57:22 +0900
Subject: Re: [nam-rhizome] ****さんへ3
----





****です。

----- Original Message -----
From: "Naoki Katada"
To: "センター事務局ML"
Sent: Saturday, December 01, 2001 5:07 AM
Subject: [nam-rhizome] ****さんへ2


> 片田です。
>
> おいそがしいところ、悪いですが、すこし質問します。
>
> ある一定時期(たとえば、これから3ヶ月の間)に、全NAM会員をQに登録させたいと
僕は考えていますが、1年にわたって、全NAM会員をQに登録させた方が、****さん的
に都合がよかったりするのでしょうか。
>


せっかくですが、それはNAMの問題ですから、返答いたしません。

僕はとりあえず、Q-proとNAMの関係(個々人レベルの話ではなく)をいったん明確に
切断した方がいいと思っています。

しかし、本人確認書類の件など、具体的なレベルでQ-proとNAMが関係を維持するため
にやるべきことはやったと思っています。

忙しいところ恐縮ですが、こういった具体的なことをNAMは会員に伝える必要がある
と思います。



追伸

お忙しいところ恐縮ですが、「nam-rhiome」MLも切断して下さい。

みなさん、あと少しです。ここが正念場です。
陰ながら応援させていただきます。

みなさん、ありがとうございました。


ご意見は下記のメールアドレスまでお願いします。

info@...

(個人のメールは見たくありません。)

現在、オフラインの作業を手伝っていただくとのご意見ありがとうございます。
今は、オフラインはそんなに忙しくありません。
「Qの義務化」が現実化したらお願いします。

--------------------- Original Message Ends --------------------



【0040】

--------------------------------------------------------------------------------
件  名 : 【資料】NAMのQ義務化と専従問題 -2
差出人 : femmelets
送信日時 : 2002/11/20 04:53
--------------------------------------------------------------------------------
攝津です。

旧QプロジェクトMLから、資料の転送です。メール2通あります。


【1通目】
Return-Path:
Received: from n11.groups.yahoo.com ([216.115.96.61]) by t-mta5.odn.ne.jp
with SMTP
id <20010903175450658.DAAS.4730.t-mta5.odn.ne.jp@...>
for ; Tue, 4 Sep 2001 02:54:50 +0900
X-eGroups-Return: sentto-2886573-1632-999539689-aaf77610=pop17.odn.ne.jp@...
Received: from [10.1.4.56] by c3.egroups.com with NNFMP; 03 Sep 2001 17:54:49 -0000
X-Sender: nishibe@...
X-Apparently-To: Q-project@...
Received: (EGP: mail-7_3_2); 3 Sep 2001 17:54:49 -0000
Received: (qmail 50671 invoked from network); 3 Sep 2001 17:51:51 -0000
Received: from unknown (10.1.10.142)
by l10.egroups.com with QMQP; 3 Sep 2001 17:51:51 -0000
Received: from unknown (HELO mfo01.iij.ad.jp) (202.232.2.118)
by mta3 with SMTP; 3 Sep 2001 17:51:47 -0000
Received: from rr.iij4u.or.jp (rr.iij4u.or.jp [210.130.0.42])
by mfo01.iij.ad.jp (8.8.8/MFO1.3) with ESMTP id CAA19012
for ; Tue, 4 Sep 2001 02:51:45 +0900 (JST)
Received: from [210.130.119.56] (h056.p119.iij4u.or.jp [210.130.119.56])
by rr.iij4u.or.jp (8.8.8+2.2IIJ/4U1.1) with ESMTP id CAA16140
for ; Tue, 4 Sep 2001 02:51:43 +0900 (JST)
X-Sender: nishibe@...
X-Mailer: Macintosh Eudora Pro Version 4.2.1-J
Message-Id:
To: Q-project@...
From: Makoto Nishibe
MIME-Version: 1.0
Mailing-List: list Q-project@...; contact Q-project-owner@...
Delivered-To: mailing list Q-project@...
Precedence: bulk
List-Unsubscribe:
Date: Tue, 4 Sep 2001 02:51:38 +0900
Reply-To: Q-project@...
Subject: [Q-project] 全−討議−手数料体系1
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit

西部です。

Qの手数料体系をどうするかをそろそろ確定したいと思います。これは,このプロジ
ェクトの正否に関わる問題なので,慎重に考えたいのですが,いつまでもペンディン
グにしておくこともできません。そろそろNAM会員にもアナウンスすべき時期にきて
います。

私は前に以下の二つの案を提案し,何人かから賛成意見も出ていました。ではどちら
にするかがここでの問題です。

(方式1)

口座管理手数料
個人会員:2000円+1000Q
非事業系団体会員:8000円+4000Q
事業系団体会員:16000円+8000Q

(方式2)

口座管理手数料
個人会員:1000円+1000Q
非事業系団体会員:5000円+5000Q
事業系団体会員:10000円+10000Q

登録手数料
個人会員:1000円
非事業系団体会員:3000円
事業系団体会員:6000円

それぞれの案で手数料収入の試算をしてみます。まず,

1年目に個人会員1000人,非事業系団体20,事業系団体50が登録
2年目に個人会員1000人,非事業系団体20,事業系団体50が登録

と,かなり楽観的に(!)仮定します。このぐらいあれば,運営のための専従者をお
くということもできるかなという数字です。まずこれをわれわれの第一目標としたい
ですね。

これで両方式について試算すると次のようになります。

(方式1)

[1年目手数料収入]

口座管理手数料(円) 2000*1000+8000*20+16000*50=296万円
口座管理手数料(Q) 1000*1000+4000*20+8000*50=148万Q

[2年目手数料収入]

口座管理手数料(円) 2000*2000+8000*40+16000*100=592万円
口座管理手数料(Q) 1000*2000+4000*40+8000*100=296万Q

(方式2)

[1年目手数料収入]

口座管理手数料(円) 1000*1000+5000*20+10000*50=160万円
口座管理手数料(Q) 1000*1000+5000*20+10000*50=160万Q
登録手数料(円)   1000*1000+3000*20+6000*50=136万円
手数料収入合計(円) 296万円

[2年目手数料収入]

口座管理手数料(円) 1000*2000+5000*40+10000*100=320万円
口座管理手数料(Q) 1000*2000+5000*40+10000*100=320万Q
登録手数料(円)   1000*1000+3000*20+6000*50=136万円
手数料収入合計(円) 456万円

以上の仮定だと,結局,

(方式1)
1年目296万円,148万Q
2年目592万円,296万Q

(方式2)
1年目296万円,160万Q
2年目456万円,320万Q

です。結果は,

1年目の円収入は同じだが,Q収入は(方式2)が12万Q多い,
2年目の円収入は(方式1)が136万円多く,Q収入は(方式2)が24万Q多い。

ということです。これだけを見ると,(方式1)の方がいいように見えますね。

しかし,(方式2)は(方式1)に比べると,口座管理手数料が2年目以降半額
(!)ですから,この安値効果でもって(方式1)より会員が増えるはずです。たと
えば,1年目,2年目とも(方式1)より30%会員が増えるとすると,

1年目に個人会員1300人,非事業系団体26,事業系団体65が登録
2年目に個人会員1300人,非事業系団体26,事業系団体65が登録

となります。このとき,

(方式2)

[1年目手数料収入]

口座管理手数料(円) 1000*1300+5000*26+10000*65=208万円
口座管理手数料(Q) 1000*1300+5000*26+10000*65=208万Q
登録手数料(円)   1000*1300+3000*26+6000*65=176.8万円
手数料収入合計(円) 384.8万円

[2年目手数料収入]

口座管理手数料(円) 1000*2600+5000*52+10000*130=416万円
口座管理手数料(Q) 1000*2600+5000*52+10000*130=416万Q
登録手数料(円)   1000*1300+3000*26+6000*65=176.8万円
手数料収入合計(円) 592.8万円

となります。

結果として,(方式2)の方が,円収入は1年目88.8万円,2年目0.8万円だけ増
え,Q収入は1年目104万Q,2年目120万Qだけ増えます。

円収入が増えるだけでなく,Q収入も大きく増えるわけです。それと同時に,個人会
員・団体会員も60%増えているので,その分だけQマーケットも大きくなり,Q増収の
使い道も増えています。まさに一石二鳥です。

このように,口座管理手数料(特に円の部分)を安くすることでQの会員数が30%ぐら
いは増やせるならば(まあ,ここまで行くには広報部や商品開発部に相当がんばって
もらわなければなりませんが),(方式2)を採用する方がベターだということで
す。Qプロジェクトの目的が,円をできるだけ多く稼ぐことにあるのではなく,Qを管
理運営していくだけの円を稼ぎつつ,同時にQ流通圏を拡大することにあることを考
えると,なおさら(方式2)を採用する方がいいといえるでしょう。ということで,
私としては(方式2)を推します。

手数料の徴収方法については,登録手数料は入会時,口座管理手数料の円部分は毎年
前払い,Q部分は半年ごと前払い(年間手数料の半額を年2回)としたいと思いま
す。

また,団体が責任制度を変更する場合(たとえば,合資会社型の団体が支援率に対す
る有限責任型の団体へ変更する場合など),あるいは,常任支援者が交代・退任する
場合は,別途手数料を徴収したいと思います。これらの変更には人間による審査や登
記人による再登録が必要になりますし,無料では,あまりに頻繁な変更が行われる可
能性もあるからです。

今のところ考えられるのは次の二つの場合で,それぞれ「変更手数料」として徴収す
るとします。

・団体が責任制度を変更する場合→団体口座登録手数料の半額,すなわち,非事業系
団体は1500円,事業系団体は3000円

・常任支援者が交代・退任する場合→一人あたり団体登録手数料の5分の1,すなわ
ち,非事業系団体は600円,事業系団体は1200円

もう一つ,手数料に関して指摘しておきたいことがあります。

NAMの地域系・関心系・階層系がQに登録するならば非事業系団体会員になります。こ
れらが団体口座を持つ時に必要となる手数料(登録手数料と口座管理手数料)は,だ
れが支払うべきでしょうか。NAM以外の団体の場合は,5人の初期支援者が分担する
か,その団体への会費から支払われるでしょう。NAMのプロジェクトでは(事業系に
なるか非事業系になるかはその活動や事業の内容によりますが),その参加者有志が
初期支援者となり手数料を分担することになるのではないかと思います。しかし,独
自に会費を徴収しない関心系と階層系については,NAM会員がセンター事務局に支払
っている会費から支払われるとするのが妥当ではないかなと考えます。他方,地域系
の場合は,独自に地域系会費を徴収している地域(東京と大阪)とそうでない地域が
あります。前者は,独自の会費から支払うことができますが,後者はそうできませ
ん。だから,地域系はQに団体口座を持つために会費を徴収するか,あるいは関心系
と同じように,そうした地域系の団体口座についても,NAMの会費から支払われるか
のいずれかだろうと思います。

もちろん,この問題は,QによるNAM会費の徴収の問題と同じく,NAMが決めるべきこ
とで,Qプロジェクトが決めることではありません。これらについては,できればセ
ンター事務局の方で早急に話し合って原案を作り,NAMセンター評議会へ発議してい
ただけるとありがたいと思います。

以上について,みなさんの意見をお聞かせてください。







******************************************************
西部 忠 NISHIBE, Makoto
北海道大学大学院経済学研究科
e-mail: nishibe@...
Homepage: http://www.econ.hokudai.ac.jp/~nishibe/
*****************************************************



【2通目】

Return-Path:
Received: from n34.groups.yahoo.com ([216.115.96.84]) by t-mta5.odn.ne.jp
with SMTP
id <20010907132240053.JRDI.10971.t-mta5.odn.ne.jp@...>
for ; Fri, 7 Sep 2001 22:22:40 +0900
X-eGroups-Return: sentto-2886573-1685-999868957-aaf77610=pop17.odn.ne.jp@...
Received: from [10.1.4.54] by mk.egroups.com with NNFMP; 07 Sep 2001 13:22:38 -0v000
X-Sender: nishibe@...
X-Apparently-To: Q-project@...
Received: (EGP: mail-7_3_2_1); 7 Sep 2001 13:22:35 -0000
Received: (qmail 43391 invoked from network); 7 Sep 2001 13:21:25 -0000
Received: from unknown (10.1.10.142)
by l8.egroups.com with QMQP; 7 Sep 2001 13:21:25 -0000
Received: from unknown (HELO mgate2.sys.hokudai.ac.jp) (133.87.1.132)
by mta3 with SMTP; 7 Sep 2001 13:21:25 -0000
Received: by mgate2.sys.hokudai.ac.jp (Postfix, from userid 0)
id 4D061CC636; Fri, 7 Sep 2001 22:21:25 +0900 (JST)
Received: from wwwcs2.sys.hokudai.ac.jp (localhost [127.0.0.1])
by mgate2.sys.hokudai.ac.jp (Postfix) with ESMTP id 13D0EC9A45
for ; Fri, 7 Sep 2001 22:21:25 +0900 (JST)
Received: from net.econ.hokudai.ac.jp (net.econ.hokudai.ac.jp [133.50.212.71])
by wwwcs2.sys.hokudai.ac.jp (Postfix) with ESMTP id 9ADC4661BF
for ; Fri, 7 Sep 2001 22:21:24 +0900 (JST)
Received: from [133.50.212.28] (mb.econ.hokudai.ac.jp [133.50.212.28])
by net.econ.hokudai.ac.jp (8.9.2/3.7W) with ESMTP id WAA17222
for ; Fri, 7 Sep 2001 22:21:24 +0900 (JST)
X-Sender: nishibe@...
X-Mailer: Macintosh Eudora Pro Version 4.2.1-J
Message-Id:
In-Reply-To: <001101c13608$a813e940$3b12e7d2@...>
References:
<001101c13608$a813e940$3b12e7d2@...>
To: Q-project@...
From: Makoto Nishibe
MIME-Version: 1.0
Mailing-List: list Q-project@...; contact Q-project-owner@...
Delivered-To: mailing list Q-project@...
Precedence: bulk
List-Unsubscribe:
Date: Fri, 7 Sep 2001 22:21:21 +0800
Reply-To: Q-project@...
Subject: Re: [Q-project] 全−討議−手数料体系3
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit

西部です。

>せっつです。
>
>・年会費&登録手数料…「方式2」の設定
>・団体の責任制度変更の場合の手数料の徴収&料金設定
>
>西部さんの手数料についての提案に賛成です、といおうと
>思いつつも、西部さんご自身も「楽観的」な見通しだという
>試算の数字の根拠がよく分からないので、躊躇しています。

試算にはさしたる根拠はなんもありません。根拠とすべきデータもないからです。
だいたい普通の企業でも似たり寄ったりだと思うけど。

料金を低めに設定しており多くの人に参加してほしいという「希望」とそうしたいと
「意志」はあります。他の人の希望と意志はどうかな,といった程度の意味です。

「方式1」にして,できるだけ円を確保した方が運営が安定するのではないかという
意見もあると思ったから

>NAM会員から、仮定の話として300人参加するとして、
>あと「700人」集めなければなりません。

300人ですか。今会員は600人ぐらいですね。(NAM事務局の方,教えていただけます
か?)その半分しか入ってくれないというのはずいぶん悲観的ですね。ぼくは500人
ぐらいは入ってくれるのではと思っていたのですが。300人が現実的な数字かな?

NAM以外の人々もたくさん参加してくるれるのではというところは割に楽観してます
けど。

>NAMの各系から非事業系団体が10参加するとして、あと
>「10団体」必要、事業系団体については現在決定している
>のは「カフェスロー」だけなのですから、目標に届くためには
>あと49団体の獲得が必要なわけです。
>「広報部」や「商品開発部」の努力だけでは駄目で、「営業部」
>が必要な気がします。

ぼくは「広報部」や「商品開発部」はある種の「営業部」だと考えています。
そういう意味でこれらの部の方はこれからいよいよ出番です。

でも,たいした営業努力をしなくても,Windsが動き出してかりに500人が参加した
ら,もうそれだけで日本で最大の地域通貨になりますから,マスコミも自ずと宣伝し
てくれるだろうと考えています。あちこちのテレビや雑誌が地域通貨を取り上げてい
ます。日本最大の地域通貨をほっておくはずがありません。だから,そんなに心配し
ていません。

>とはいえ、安定的な運営のために手数料を設定し、広報する
>必要があるので、「保留」というわけにもいきませんね。
>それで、ご提案に賛成を表明します。
>(こんなことでいいのか、とも思いますが、「事業」のことは
>どうしても分からないので…。ほかの方々はどう判断なさっ
>ているのでしょうか。いつまでに決めなければならない、
>ということはあるのでしょうか。)

そろそろ決めないといけませんね。今回の全会員宛のメールで手数料体系を説明する
ということについてはどうでしょうか。


******************************************************
西部 忠 NISHIBE, Makoto
北海道大学大学院経済学研究科
e-mail: nishibe@...
Homepage: http://www.econ.hokudai.ac.jp/~nishibe/
*****************************************************



【0041】

--------------------------------------------------------------------------------
件  名 : 【資料】NAMのQ義務化と専従問題-2
差出人 : DFG
送信日時 : 2002/11/20 05:02
--------------------------------------------------------------------------------
後藤です。

NAMもQも、
やはり****さんのいた場所へと、皆、戻ってみないといけないと思います。

「一度に500人をこなす」ということは、ものすごく大変なことです。
それを皆さんは想像できますか?
とてもじゃないが、まだ登記作業環境(ファイル整理など)が未整備の当時、
あらゆる雑用までも引き受けながら
(オフライン作業とはそういうものなのです)、
どうやってそれを一人でこなせると言うのか?
Q-hiveというのは、それを前提で進んでいた話だったのですか?

あの時は予想できなかった、ということでしょうか?

しかし、****さんはそれが元でひどいことになってしまいました。
登記人引継ぎ当時の****さんを私は克明に記憶しています。
私は忘れない。



------------------------------------------
DFG
http://www2.ocn.ne.jp/~diffgoto/
------------------------------------------



【0043】

--------------------------------------------------------------------------------
件  名 : 【資料】NAMのQ義務化と専従問題 -3
差出人 : femmelets
送信日時 : 2002/11/20 05:03
--------------------------------------------------------------------------------
攝津です。

合計5通のメールを転送しましたが、それは、昨年末のQ義務化の決定と実行が、NAM
原理との「契約」といった倫理的ないし理想主義的な事柄だけでなく、Qプロジェク
トの専従者の生活の成立といった生々しい事柄にも関係していた事実を指摘したかっ
たからです。

****さんの事務局宛てのメールはリアルタイムでなく、後になって読みました。しか
し、それを読む前、「Q全体会議」が紛糾していた当時から、NAM会員全員がQに参加
しQをひろげていかなければ専従者の生活を支えることはできないだろう、と考えて
いました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
攝津 正 Tadashi Settsu
aaf77610@...
LETS-Qニックネーム: femmelets
tel: 047-449-4848v 〒274-0805
千葉県船橋市二和東6-31-1
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


【0045】

--------------------------------------------------------------------------------
件  名 : Re: 【資料】NAMのQ義務化と専従問題 -5
差出人 : femmelets
送信日時 : 2002/11/20 05:16
--------------------------------------------------------------------------------
攝津です。

> NAMもQも、
> やはり****さんのいた場所へと、皆、戻ってみないといけないと思います。

僕もそう思います。

> 「一度に500人をこなす」ということは、ものすごく大変なことです。
> それを皆さんは想像できますか?
> とてもじゃないが、まだ登記作業環境(ファイル整理など)が未整備の当時、
> あらゆる雑用までも引き受けながら
> (オフライン作業とはそういうものなのです)、
> どうやってそれを一人でこなせると言うのか?
> Q-hiveというのは、それを前提で進んでいた話だったのですか?
>
> あの時は予想できなかった、ということでしょうか?

申し訳ないのですが、去年には予想できませんでした。

しかしある時期から、Qは、「赤軍的」かどうか分からないけれど、「竹槍戦法的」
だと思うようになりました。

具体的には、本人確認にイーバンクを使うという案が出て、確認のためにイーバンク
の口座を作ってみたときからです。

Qの本人確認は、イーバンクを真似たものです。しかし、数十億の資本金があるイー
バンクのやり方を数十万の資金しかないQが真似る、ということは、従事する「人」
に過重負担を強いるということを意味します。

オフライン会議の前後、「イーバンク寄生論」(本人確認をネットバンクに口座があ
るということで代行するという西部さんの案)といわれた考えに賛成したのは、Qが
これ以上自前で本人確認を続けることは、破綻を意味すると思ったからでした。

> しかし、****さんはそれが元でひどいことになってしまいました。
> 登記人引継ぎ当時の****さんを私は克明に記憶しています。
> 私は忘れない。

当時の****さんの姿をこの目で見てはいませんが、彼のメールの衝撃を忘れることは
僕もできません。以下も絶対転送禁止でお願いします。このMLに登録されているのは
NAM会員でしかも心ある人たちだと思いますので。



(****さん−[q-project 1459])
> ********です。
>
>
> 私は今、明晰ですが、その時、意味ない断言をしてしまいます。
> 失礼にならないことを祈ります。
>
>
> ----- Original Message -----
> From: "Makoto Nishibe"
> To:
> Cc: ; ;
> Sent: Saturday, February 09, 2002 11:23 PM
> Subject: [q-project 1455] Re: 全−討議−****さん
>
>
> > 西部です。
> >
> > ****さん,ご苦労様です。
> >
> > 登記人として重要な役割を果たされてきた****さんが,登記人のみならずQ管理運営
> > 委員の辞意を表明されたことに驚いています。
> >
> > 「私的な事情」ということなので,辞意の事由について詮索することは本来は差し控
> > えるべきでしょう。しかし,いままさにQ管理運営委員会で点検評価を行おうとして
> > いる矢先でもあり,これについて異議をお持ちかもしれないと考えてしまいますし,
> > あるいはまた,Q管理運営委員会の基本方針や運営の仕方などについてもっと根本的
> > な問題を見出しておられるのではと推測してしまいます。これはおそらくだれもがそ
> > う思うはずです。
> >
>
> 私の初心は、作品を交換、公開、収集する場をつくりたいということでした。この作品の作
家は、失業者であり、精神病者でした。
> それがQ管理運営委員会では実現できないと思いました。これが根本的なことです。
>
> これは私個人の問題で、Q管理運営委員会の問題ではありません。
> 私の場合はできないというだけで、宮地さんや伊丹さん、三木さん、摂津さんの場合はできると思うし、そうあるべきことを心から祈っています。
>
>
> > もしもそういった問題があるならば,率直にご指摘いただけないでしょうか。Q管理
> > 運営員会はMLだけで行われているので,どうしても行き違いや誤解も生じがちです。
> > しかし,これからもこうした条件の下で進めていくしかありません。もし何らかの問
> > 題があると考えているならば,できるだけ明確に意見を述べ合い,話し合う中で問題
> > の解決を模索する以外に方法はないはずです。そういう信頼を前提として私たちはネ
> > ット上の<地域>通貨「Q」を進めています。また,NAMもネット上のアソシエーシ
> > ョンとして同じ前提に立っていると思います。
> >
>
> MLの問題というよりも、共同作業が私にはできないのだと思います(昔からそうです)。
>
>
> > いままで何人かの方がQプロジェクトを突然やめるということがありました。理由が
> > よくわからないケース,ちょっとした行き違いではなかったかと思われるケースがあ
> > りました。できれば,そういうことは繰り返したくありません。このプロジェクトの
> > 最初期から参加され,また,登記人を自ら率先してやられるほど,Q管理運営委員会
> > に積極的に関わってきた****さんがこのような形で辞められるとすれば,それはとて
> > も残念なことです。
> >
>
>
> 私が切断する際のポリシー(経験上生まれた)は、私がやめるプロジェクトは成功している
こと、引継ぎ作業をすることです。
> 前者はクリアできますし、後者はその条件がそろいクリアできるのでやめます。
> 私から見たら最高の形でやめることができます。
>
> 半年頃前は誰も想像できなかったことです。
>
>
> > かりに****さんはいったん登記人を他の人に引き継ぐことにしても,Q管理運営委員
> > としては続けて行くという方向はありえないでしょうか。もしかしたらもうこのMLか
> > らご自分を削除しているかもしれないので,運営、審査、会計のMLにもこれを転送し
> > ます。****さん,ご意見をお聞かせ下さい。
> >
>
>
> Q管理運営委員会をやめます。Qは一消費者として楽しみたいです。
>
> ボランティアと地域通貨の理論化と実践の現場に立ち会えてよかったです。このノウハウは
僕の財産です。
> このノウハウのもと、まずは一から、一人でボランティアと地域通貨を再構築していきたい
と思っています。
> 裏切り行為と思われるかもしれませんが、仕方がない。
>
>
> 1年間、ありがとうございました。
>
>
> 追伸
>
> Q事務所のスペースはもうしばらく利用させていただきます。
> 登記人の引き継ぎ作業は完了します。



(****さん−[q-project 1469])
> なぜ、なのです。
> これは自分の作品と呼べるようなものです。
> 初めて言いますが、失業者で、精神病者といったら自分ですよ(実際、薬を飲んでいます)

>
> それがこのQ管理運営委員会においてできないと思っているんです。
> なぜ、できないと思うか。
> それは明日、いいます。
> なんでこんなに悔しいのだ。



(****さん−[q-project 1466])
> ********です。
>
>
> ----- Original Message -----
> From: "ippei hozumi"
> To:
> Sent: Sunday, February 10, 2002 9:51 PM
> Subject: [q-project 1464] Re: 全−討議−****さん2v >
>
> > ほづみです。
> >
> >
>
> > 自分の思い通りのものではないから、Qをやめるというのは、小学生がダダ
> > をこねているのと同じにしか、ぼくには思えません。文部省が決めた教科書を
> > 約束通りこなす、そんなふうにQや一般の組織・集団が存在するはずもないのは
> > 自明です。
>
>
> 屈辱的なことを言いますね。
> 私がQをやめるというのは、そんな一般的なことなのですか。
>
> 明日、反論します。



(中島さん−[q-project 1922])
> あと、これは老婆心かもしれませんが、PDF化の作業というのは一連の会話の
> 中で少しお聞きしたのですが、画像として審査部などに送るだけならGIFとか
> JPEGではだめなのでしょうか。
> ****さんは今しばらくQ管にこれらのアドヴァイスを含めて義務を感じられてい
> るようでした。が、実際の生活の建て直しとか考えると、そんなことしている場
> 合じゃないよというのが正直なところ私の印象でした。一度電話で話をしただけ
> で差し出がましいことかもしれませんが、これまでのQ管での行動パターンから
> 推測しても、自分の現実的な生活を自分で考える余裕が無いのにQについては過
> 剰な義務感があって、それが、Qの発展という大儀名文とごっちゃになって彼を
> 止めることは誰もできない。
> 生活を犠牲にすることすら義務かというと、そうではないという理屈はお分りの
> ようでしたが、理屈と行動が別になってると思いました。PDF化の作業にしても、
> 彼はそれが審査業務に本当に必要なことかは全然考えていなくて、何か自分にで
> きることがありそうだというだけでアドヴァイスを買って出ている。画像だけな
> らわざわざPDFにする必要がないと思ってお聞きしたところ、PDFにしなければな
> らない理由については判らないが審査部のリクエストがPDF化してメールに添付
> して送るということだったから、自分がやらなければと思っているみたいでした。
> おそらく彼は簡単にできるといってしまったのだと思いますが、事情をお伺いす
> ると南無庵にあるパソコンのOSを入れ替えるところからやり直して、自分でやり
> 方を試すのだそうです。たぶん丸1日かかるでしょう。どこかで躓いても無理だ
> とは言えずに、アドヴァイスしなければならない義務感から徹夜での作業になり
> かねません。一方で自宅の電話はすでに止められていて携帯も支払っていく余裕
> が無いかもしれない状況です。
>
> ****さんからQ管にかかわることを取り上げるのは、****さんにとって一番つら
> いことであり、本当にオフラインでパソコンの指導等をする必要があるのなら京
> 都事務所に集まる人たちににとっても打撃かも知れませんが、****さんが自分か
> ら申し出ても、自分の生活を立て直すまでは一切そういうことはさせてはいけな
> いのではないかと私は思います。



(宮地さん−[q-project 2512])
> みなさんに、ご検討していただきたいことがあります。
>
> 実は昨日のKQCで、西原さんに、****さんのことについて相談を受けました。
>
> ****さんは現在、病状が悪化されておられます。そして失業保険も終わり、延長を申
> し込まれたそうですが、却下され、現在、かなり困窮されているそうです。かなり痩
> せられていると、西原さんもおっしゃっていました。****さんの状況についての補足
> 説明がありましたら、西原さん、よろしくお願いします。
>
>
> ****さんが、現在このような状況になられたのは、****さんの見通しの甘さもあった
> とはいえ、彼が職を辞めるときに断固として止めなかったぼくをはじめとする古株メ
> ンバーにも責任の一端はあると思っています。また、****さんが、登記人の仕事につ
> かれたとき、****さんに「多くは出せないけれど小額(月額3〜4万円)の円の支払
> いをおこなう」と約束していたのも事実です。しかし、その約束は、現在もまだなさ
> れておりません。
>
> そこで、現在の****さんの現在の状況をなんとか改善してもらうために、先の約束通
> り、****さんに対して、業務対価として円の支払いをおこないたいと思います。この
> ことについて、みなさんの、ご了解を得たいと思います。
>
> ****さんのみに、そのような円の支払いをおこなうのはおかしいではないか、という
> ご意見をおもちになるかもしれません。そのことについては、去年尾11月の時点
> で、ぼくの見通しの甘さがあったことを認め、お詫びしたいと思います。ほんとう
> に、すいませんです。
>
> ****さんへの具体的な対価支払い案については、みなさんの「円支払い」をおこなう
> ことについての了解をえられた時点で、提案させてもらいます。
>
> 少しでも早く、****さんの状況を改善してもらいたいと考えています。
>
> みなさん、できるだけ、迅速な意見表明をお願いいたします。



(西原さん−[q-project 2521])
> 皆さん、迅速な対応ありがとうございました。
>
> 以下の西部さんのご提案に賛成です。今のところ反対されている方が
> いらっしゃらないので、****さんには4/16日過ぎにQ管がまとまったお金を
> 支払う方向で動いていることを明日(もう今日ですね)お電話でお知らせします。
>
> 経済問題が、****さんの現在の精神状態を悪化させている大きな要因ですので、
> 入金のお知らせを差し上げるだけでも、精神的に楽になられると思います。
>
> それから、****さんが引継ぎ時を含めて登記業務をいつまでされていたかに
> ついてですが、私の手帳には3/25(月)までの記録があります。
> 南無庵でのPDF化の環境整備が難航し、引継ぎ業務が延長されてしまった
> からです。結局今もPDF化の環境整備はできていない状況なのですが・・・。
>
> 取り合えず、西部さんがご提案されているとおり****さんに20万円を支払って、
> これまでの登記人業務の詳細は****さんご本人に直接連絡をとって後日
> 対価評価を詰めればいいと思います
。 >
> また、これまで支払われていた南無庵での経費については、今度の月曜日、
> つまり4/15日に領収書を再整理してご報告しますので、しばらくお待ちください。
> >宮地さん
>
> (宮地さん:)
> > ****さんが、現在このような状況になられたのは、****さんの見通しの甘さも
> > あったとはいえ、彼が職を辞めるときに断固として止めなかったぼくをはじめと
> > する古株メンバーにも責任の一端はあると思っています。
>
> 私も****さんのSOSに早くから気づいていたのですが、実質的に登記人業務の
> アシストができなかったので、非常に責任を感じています。
>
> 私がもっと早い段階にアクションを起こしていれば、****さんがあんな風に
> お痩せになることはなかったはずだと、悔やまれてなりません。



【0046】

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件  名 : Re: 【資料】NAMのQ義務化と専従問題 -5
差出人 : DFG
送信日時 : 2002/11/20 05:30
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後藤です。

もしも500人という数の申し込みが入ったら間違い無く
処理しきれずに****さんは疲弊します。
しかし、それだけの数に至らなかったら****さんは
生活していけるだけの経済的基盤が崩れます。
なんという二律背反でしょうか…。
恐ろしい話です。

> Qの本人確認は、イーバンクを真似たものです。しかし、数十億の資本金があるイー
> バンクのやり方を数十万の資金しかないQが真似る、ということは、従事する「人」
> に過重負担を強いるということを意味します。
>
> オフライン会議の前後、「イーバンク寄生論」(本人確認をネットバンクに口座があ
> るということで代行するという西部さんの案)といわれた考えに賛成したのは、Qが
> これ以上自前で本人確認を続けることは、破綻を意味すると思ったからでした

そのお考えを私も理解できます。
しかし、「イーバンク寄生論」には私はどうしても賛成できませんでした。
今でも反対です。

いきなりネットに、しかもひとつのプロバイダにLETSを乗せるということに
そもそもの無理があったのだと思います。

ネットに乗せるとしても、
個々人は地上生活者なわけですから、
いわゆる群島モデル(『海市』(磯崎新+浅田彰)参照)を
Qは参考にするべきだったのかもしれません。
そうすれば、もしかしたらペンネームとか
あるいは緩やかな本人確認が可能だったかもしれない。



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DFG
http://www2.ocn.ne.jp/~diffgoto/
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【0047】

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件  名 : Re: 【資料】NAMのQ義務化と専従問題 -7
差出人 : femmelets
送信日時 : 2002/11/20 11:49
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攝津です。

> もしも500人という数の申し込みが入ったら間違い無く
> 処理しきれずに****さんは疲弊します。 > しかし、それだけの数に至らなかったら****さんは
> 生活していけるだけの経済的基盤が崩れます。
> なんという二律背反でしょうか…。
> 恐ろしい話です。

****さんの「二律背反」は「倫理」と「経済」の二律背反だったと思います。「倫理」
的な自由人としては、NAM(自由な他者)にQを強制するのには反対。しかし、Qの専
従者ないし生活者としては、Qが拡大しなければ自分の「経済」生活が破綻してしま
う。大変な矛盾です。Q義務化を強硬に主張していた私も、原理との契約も大事だと
思いましたが、同時に、NAMの全面的なバックアップなしにはQプロジェクトが失敗し
(会員数が増えず)、その結果、専従者****さんの生活が破綻する、ということへの
不安と危機感が当時常に念頭にありました。

今からみれば、もちろん、西部さん(彼だけに責任を押しつけるつもりはありません
が)の「楽観的な見通し」(西部さんは特に強く働きかけなくともNAM会員600人があ
っという間にQに入って来ると思っていた、そしてそうなれば営業努力なしにもマス
コミから注目されQがどんどんNAM外にもひろまると思い込んでいた)が根本的に誤っ
ていたのです。私は、西部さんに対し、楽観的に過ぎるのではないかという旨のこと
を言っていますが、あまりに控え目でした。もっとはっきり言えばよかった。それは
無理ですよ、現実を無視してますよ、と。

でも西部さんがいうようにはならなくとも、頑張ればある程度Qはひろまると思って
いました。それで、会員数を増やせば****さんの生活がささえられる、と本気に信じ
ていました。

Q稼働から数ヶ月もたたないうちに、****さんの健康と経済生活が破壊された事実を
みて、その時点でただちに何かがおかしいと気付くべきでした。


また、事実関係を確認するすべはないのですが、ML上では、****さんが突如登記人に
立候補したことになっていますが、電話で西部さんから登記人を引き受けてもらえな
いかという旨の依頼が****さんになされたということを、私は或る人から電話できい
ています。真偽は分かりませんが、もし現実がそうだったのであれば、西部さんの罪
は重いと思わざるを得ません。

Qでは、なにもかも、突然なことが多すぎるのです。****さんが登記人になり、突然
会社をやめて専従者になるとか、宮地さんが突然パン屋をやめて専従者になる意向を
表明ししかも事業計画もないとか、少なくともML上でだけみたら、唐突に過ぎます。
私の疑いは、これらのケースで、公開のMLのみならず電話や実際の会合で西部さんか
らなんらかの働きかけが為されていたのではないか、ということです。そうしたこと
なしに、いきなり人が自分の職業生活を放棄して「理念へのコミット」とか言ってQ
に献身し始めるような決断をくだすようなことが、果たして常識的に考えてあり得る
のでしょうか。かりに「働きかけ」が為されていなかったとしても、西部さんは、皆
の尊敬と信頼を一身に集めるQ代表として、メンバーの生活を破壊しないような展望
を示すべきでした。ところが、西部さんがしたことはなんだったでしょうか。宮地さ
んの事業案(Multi-LETS楽天市場)の現実性のなさを何人もの人が指摘したのに、そ
れをしりぞけ、専従者になろうという人の意向を最大限尊重すべきだとか、「社会起
業家」のヴィジョンが大事だとかいう強硬な発言を繰り返したのです。


何も証拠はありません。証明する手段はない、だから言うべきではないのかもしれま
せんが、少なくとも今後、人の生活を深刻に変えてしまうようなあまりに重大なこと
が、****さんや宮地さんの場合のように、ML上で「突然」「唐突」な仕方で決められ
ていくことは、決してあってはならないことだとは確信しています。


攝津正