<7月の星空>

☆夏の星空☆

 

★夏の星座(夏の大三角形)・・・

 夏の星座のめじるしは、天の川と夏の大三角形です。七夕星の「織女星(おりひめぼし、ベガ)」と「牽牛星(ひこぼし、アルタイル)」それにはくちょう座のデネブを結んでできる大きな三角形を頭上の天の川の中に見つけ、そこから星をたどっていけば、夏の大三角形やこと座、はくちょう座はすぐに見つけだせます。

 

 

[七夕の話]

 おりひめ星とひこ星は、けっこんしてから遊んでばかりいたので、天の神様がおこって2人を天の川の両側においてあえないようにしました。
 そのあと、悲しんでいるおりひめ星を見て、天の神様は年に一度、7月7日に会うことをゆるしました。そこで、2人がぶじに会えるよう晴天をいのったのが、七夕のはじまりといわれています。


★北極星をさがそう・・・

 星空の動きを知るには北極星が大事です。観察するときは必ず、一晩中見える北極星をさがしましょう。
 北極星は北斗七星とカシオペヤ座をもとに見つけることができます。ほぼ真北に見える2等星です。

★リニアー彗星・・・

 1999年9月27日にぎょしゃ座で発見されました。
 この彗星は、7月の上旬には夜明け前に北東の空に見えます。その後、7月22日頃には地球に最接近し、肉眼でも観察できる可能性があります。観測には、夕方北西の空に見える7月下旬がよいでしょう。
 

 

[最近見えた明るい彗星]

 

ハレー彗星
ヘールボップ彗星



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