呑み屋のカウンターへ

中学の頃のサッカー部の恩師（顧問）の先生がやってきました。 「子供達がサッカーをなめている。とにかく指導者（先生）の言う事を聞こうとしない！」「お前らの時代（１５年程前）は扱いやすかった。意地が感じられた。争う気持ちがあった。だから情熱が感じられた。」「今の子にはその感情が見えない」 悩んでいるようでした。「正直、ヤツ等がサッカーなんてどうでも良いんだって考えているなら別にこっちが無理矢理やらせる必要は無いだろう！しかしな、サッカー以外にやりたい事もやろうとシテいる事も無いんだぞ！そんな状態で、毎年卒業を繰り返していったらどうなるんだ！」「サッカーをしたいヤツはクラブチームにいけば良い？ホントにそれだけで良いのか？上手いヤツだけを集めた中だけでしかサッカーをしなくて…上手くなるだけがスポーツなのか？学校の中でホントに本気で取り組めなくて民間の中でなら取り組める？じゃあ何の為の学校なんだ？」「やり遂げる努力を感じさせる事も教育じゃ無いか！忍耐、協調、努力！今の中学生はもっていると言えるのか？こやつらの将来それで良いのか？」 この手の類いの愚痴が７日間繰り返されました。そして最後に「何とかこいつらにサッカーを教えて欲しいんだよ。勝ち負けでは無くその裏に隠れている大事な感情を開花させて欲しいんだよ！たのむよなぁ」と言って毎日帰られました。 正直、この時点では困ったお客さんのひとりでありました。＾＾；

2003年08月14日 20時44分29秒

コーチ？

中学校のサッカー指導者…？ 経験がありません。私はその時期小学生を対象としたサッカー少年団のコーチは引き受けていましたが、どちらかと言うとメンタル面を主に観ていたぐらいで、そう〜指導をしていたというよりも一緒に遊んでいたレベルでした。 少年団は週に３日間。木曜日の夕刻と土日は練習日となっています。少年団には我が息子も通っていますので、息子との適度なコミニケーション作りもかねて監督やコーチ陣のお手伝いをしていました。 サッカーの経験は？と言われると、小学校３年生から中学卒業まで「馬鹿正直」なくらいサッカーだけをやっていました。

2003年07月23日 10時03分51秒

サッカー中総体を終えて

岩手県中総体「サッカー」の県大会に　私がコーチをしている花巻北中学校も参加しました。 １９日の１回戦で北上地区第１代表の北上南と対戦しＰＫ戦にまでもつれ込み４対３で辛くも勝ちをもぎ取る事が出来ました。 ２０日の２回戦目は、検討空しく延長戦の末、山田中学にＶゴール負けを喫し、選手の夏を終わらせてしまいました。 私がこのチームのコーチを就任したのは昨年晩秋の時期、正直、私達のチームは昨年初冬まで「やる気」の欠除した選手の集団でした。練習と称しても「さぼる」事に一生懸命で、試合やゲームをする時だけ積極的に活動する子が大半でした。 無論、練習試合やフレンドリーカップ等の試合は勝てる訳がありません！しかし、出てくるのは「不満」ばかり…口は動けど体は動かず＊ｏ＊そんな子達を「なんとか勝てるチームにしてくれ！」と訴えてきたのが、私が中学の時にお世話になった恩師のＮ先生（現校長先生）とＳ先生でした。 「たいへんだよ」という噂は私の耳にも届いていましたが、練習を現実的に観た時はまず無理！と正直思いました。 そこから、私のサッカー「ガチンコ指導」がはじまりの合図を鳴らしました。

2003年07月22日 23時27分08秒