日々のピアノ

ホーム

●6月26日のレッスン
 トンプソン「現代ピアノ教本①」

鍵盤のあそび
★音階の部分(レガート)は正確に弾くだけではダメで、腕全体を使って推進力のある音を出さなければならない
★和音の部分(スタッカート)では腕を固くせず(ついロボットのようになってしまう)、はずむように弾く

特急列車
★リズムを正確に刻むこと。
★前曲と同様「推進力を持たせる」こと。特急列車なのだし。
★最後のppとpppのスタッカートは、指を鍵盤に置いて構えてから弾く。空中からたたくように弾くと力の調節がつきにくい。

摩天楼に寄せて
★分散和音の部分は、ただのレガートよりもさらになめらかに音を重ねること。楽譜にはないが、クレッシェンドすると続いてくるpの効果を出しやすい。
★ドーレドーレミーーーーー の部分はつい急ぎがちになるのでテンポをきちんと勘定すること。
★和音では、高音が響くように弾くこと。
★最後の ラ は、前曲同様「指を鍵盤に置いて構えてから弾く」こと。

 ハノン「全訳ハノンピアノ教本」

1番の変奏3・4・9・10そしてスタッカートと「速く」
★長い音符のほうにアクセントをつけること。
★スタッカートは弾いた手を手前にはねあげがちだが、真上に上げるようにする。
★左手が弱くならないように。

今日はついにメトロノームを購入しました。そしてハノン1番の練習。69が限界。・・・と思いきや左手だけでやってみると音とテンポのばらつきがひどく、とても「できた」とは言えない状態。くやしまぎれに1番を10往復くらいしたら、今度は前腕の筋が痛くなってくる始末で。先生曰く、筋が痛くなるのは「力が入っているのかもしれない」とのこと。明日からは「脱力」を課題にがんばってみようっと。

 

 併用しているテキスト
 ハノン「全訳ハノンピアノ教本」

6月になってトンプソンと併用しているのがハノンです。

ピアノを習っている友人がハノンハノンと顔をしかめていた理由がわかりました。こりゃつまらんでしょうな。良薬口に苦しと思ってがんばるしかないでしょう。

ハノンの進め方は、まず1曲をゆっくりと弾き、次に変奏3・4・5・9・10・13・14そしてスタッカートで弾く。それからだんだん速くしていくとのことです。

しかしなんということでしょう。

テキストには「初めメトロノームを60にして練習をし、だんだん速くして・・・」と書いてあるのに、わたしは60ですでに左手がついていかないのです(メトロノーム持っていないのですが秒針に追いつけないのは明らかです)。

これはもうごくゆっくりからだんだんと速めていくしかないのでしょうが・・・他人のような左手を見つめてはうなだれる毎日です。

やはり「かっこよさ」への道のりは遠い、遠いなぁ〜。

 

 次にもらったテキストは・・・
 トンプソン「現代ピアノ教本①」

「小さな手のための」を3月いっぱいで終え、次にもらったのがこのテキスト。

右手で旋律を弾き左手で伴奏する、というレベルにようやく達しました。とはいえその世界は

  「まちかどのおまわりさん」(歌詞)

ピッ ピッ ゴー!
ピッ ピッ ゴー!
みんな みんな ゴー ゴー ストーップ!

りょうてでー パッ パッ パー!
こうつう せいり すてき だ

というものでしたが。

しかし奥が深いもので、先生はこれらの曲にも強弱やアクセント、クレッシェンドやデクレッシェンドなどをつけて表情豊かな「おまわりさん」をアドバイスしてくださるのでした。「ゴーゴーストップ」だからといってばかにはできない、まじめにやらねば進歩なし、と心をいれかえたのはこの頃でした。

このテキスト50曲中、スムーズに進むことができたのは15曲ごろまででした。
それまでは先生の注意を1度きけば直せていたものが、直せない。
頭ではわかっているのに手が思い通りにならない。
直すことに集中すると弾くことをまちがえる。
丸がもらえずに次週に持ち越すことも出てきました。

そんなよたよたあるきながら、6月15日現在45曲目まで終了しています。

来週の課題は「鍵盤のあそび」「特急列車」「摩天楼に寄せて」の3曲。

でけこはいったい鍵盤であそべるのだろうか?鍵盤に遊ばれるのだろうか?はたしてどちら?

 

 最初にやったテキストは・・・
 トンプソン「小さな手のためのピアノ教本」

ドーレーミーー ミーレードーー レー ミー ドーーー

これを見たときはさすがに、「いかな導入といえどこりゃないだろ〜・・・・」と思ったのだが大まちがい!いすの座りかた、鍵盤との距離、手のかたち、指の番号などなどゼロの状態からはじめる者にとっては、このテキストでさえ大きな関門であることを思い知らされたのでした。
楽譜を見ながら弾くと手のかたちがおかしくなる。手を見ながら弾くと背筋がまがる。背筋が曲がると座りかたがおかしくなるといった具合。

それらをひとつひとつ指摘されながら、「がちょうとかえる」や「てじなのめいじん」をこなしていくわたし・・・・教室では時間が来ると次の生徒さんが入ってきて待っているのですが、中学生くらいの子がベートーベンぽいようなショパンぽいような楽譜をペラペラめくり始めた日には、ちょっと恥ずかしかったぞ・・・・

ていうか、めちゃめちゃ恥ずかしかったぞ〜〜〜!

吠えてもしかたの無いことなんですけど。

「かっこよさ」への道のりは遠い、遠いのだ。

 

 なぜはじめたか
ピアノを習いはじめた理由はただひとつ。

「かっこいいから」です。

子供の時からあこがれておりました。
当時はもろもろの事情により習うことができなかったので(というより遊ぶ方が楽しかったので)、いまになって挑戦してみようというわけです。

教室は自転車で10分ほどのところで、週に1回30分、2月の中旬からかよっています。

その時点でのわたしの初心者度は

●楽譜に関して義務教育で習う程度の知識はある(と思う)。
●どの鍵盤がドかレかミか、ってのくらいはわかる。
●右手と左手が合わない。というか、左手が他人の手のようで「動かない」。
●適切な姿勢や手の形を知らない。

はい、ただの「やったことない人」ていうことです。

ちなみに、他の楽器もやったことないです。小学校でやったハーモニカとリコーダーだけ。