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周易で、自然界・人事界百般の現象を陽爻(ようこう)・陰爻を重ねて八種の象(かたち)で示すもの。はっか。 |
乾
-Ken- |
八卦の一。その徳は健、天にかたどる。方位では、戌(いぬ)と亥(い)との間、即ち北西(いぬい)に配する。←→坤(こん) |
兌
-Da- |
八卦の一。自然界では凹の形で沢にかたどり、人身では口であり、またすべての穴ともみる。方位では東南(伏儀八卦)または西(文王八卦)。 |
離
-Ri- |
八卦の一。火にかたどり、また南方に配する。 |
震
-Shin- |
八卦の一。陰気が充塞した所に一陽発生して漸く活動しようとるかたち。雷にかたどる。 |
巽
-Son- |
八卦の一。従順卑下の徳を表わすかたち。風にかたどり、また方位では東南(たつみ)に配する。 |
坎
-Kan- |
八卦の一。一陽のニ陰中に陥り険難なかたちとする。水にかたどる。方位は北に、色では黒に配する。 |
艮
-Gon- |
八卦の一。そのかたちを山とし、静止の徳をあらわす。方位では北東(うしとら)に配する。 |
坤
-Kon- |
八卦の一。陰の卦で、そのかたちを地とし、柔順で物を成長させる徳を表す。方位では南西(ひつじさる)に配する。←→乾(けん) |