配列

【配列とは】

100個ものデータがあったとき，これを格納するためにa0,a1,a2,..といった単純変数を使用するのは大変面倒で，効率が悪いのは明らかです．いくつものデータを総括的かつ，効率的に扱うためのデータ構造として配列というものが考えられています．配列はデータ名と何個目のデータかを表す添え字で構成され添え字は［ ］で囲みます．
JabaScriptで配列を宣言するには，

	<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
	<!--
	var a=new Array(5);　	//配列aの宣言
	//-->
	</SCRIPT>

とします．これにより配列a[0]からa[4]までが使用できるようになりました．

【例】

	<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
	<!--
	var a=new Array(5);		//(1)
	var b=new Array(5);		//(2)
	var i;
	a[0]="消しゴム";
	a[1]="鉛筆";
	a[2]="ボールペン";
	a[3]="筆箱";
	a[4]="定規";
	b[0]=50;
	b[1]=70;
	b[2]=100;
	b[3]=500;
	b[4]=250;
	document.write("<H3>文房具の価格表</H3>");		//(3)
	document.write("<TABLE BORDER>");
	for(i=0;i<5;i++){
		document.write("<TR><TD>",a[i],"</TD><TD>",b[i],"</TD></TR>");
	}
	document.write("</TABLE>");
	//-->
	</SCRIPT>

【解説】

この程度の価格表なら,JavaScriptを使用せず,HTMLで作成したほうが効率的だと思われる．しかしながら，膨大なデータ数の場合にはこのようにJavaScriptを使用したほうが，効率がよくなるしファイルのサイズも小さくなるのではないでしょうか？
またnewは新しいオブジェクトを作成するための演算子です．たとえば新しくnowという名前の，Dateオブジェクトを作成するには，

	now = new Date();

【実行結果】