「相手の気持ちや権利を考えながら、自分の気持ちや権利を相手に受け入れてもらう自己主張のコミュニケーションの方法」をアサーションといいます。
本来、心理療法の中の行動療法としてカウンセリングの場で用いられた言葉で、相手の立場や人権を尊重しお互いを大切にしながら素直にコミュニケーションをする自己表現法です。
●アサーション度チェックリスト
------はい・いいえで答えてくださいね。-------
1. 誰かにいい感じを持ったとき、その気持ちを表現できますか?
2. 自分の長所ややり遂げたことを人に言えますか?
3. 見知らぬ人たちの会話に気軽に入っていけますか?
4. 長電話や長話の時、自分から打ち切る提案ができますか?
5. あなたに対する人の行為がわずらわしいとき、断ることができますか?
6. 自分の意見が他人と違ったとき、それを表現できますか?
7. 自分が間違えているとき、それを認めることができますか?
8. 人からほめられた時、素直に対応できますか?
9. 人に援助を求めることができますか?
10. 自分が知らないことや判らないことの説明を求めることができますか?
「はい」が半分以上ある方はアサーティブ度普通と言えます。
●自己表現の3つのタイプ
1.自分が正しいことに固執し、他者を踏みにじる攻撃的なやり方
「アグレッシブ」
2.自分よりも他者を常に優先し、自分を押さえた受身的なやり方
「ノン・アサーティブ」
3.自分のことをまず考えるが、他者をも配慮するやり方
「アサーティブ」
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