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帰国に際して辛かった事は、やはり自分のやろうとしていたことの途中で、ここを去らないといけないという事。そうなってしまった、自分に腹立たしさや、情けなさも感じていましたね。それと、彼やたくさんの友達を残して帰らないとうけないというのも寂しくさせられましたね。そして、離れると思うと、自分がこの国に、この場所に愛着がかなりあったのだなっていうのに気付きましたね。ほんとに、ここに住んでいるという感覚になっていたので、まさか追い出されるように帰国するなんてことにはならないだろうって思ってもいませんでした。 やはり、突然の帰国だったので、それほどみんなには帰国のことは伝え切れませんでしたね。ほんとに仲のいい友達にだけ、伝えたという感じです。小さいながらも送別会を開いてくれたし。一生の別れっていう雰囲気にはならなかったですね。また、会おうねみたいなのりで友達とも別れましたね。彼の前ではたくさん泣いてしまいましたね。かなり頻繁に会えていたのが、今度はいつ会えるか分からないと不安もあったし、遠距離でほんとうにやっていけるのかなっていう心配もありましたね。なによりも、離れないといけないという事実が、私を苦しめていましたね。 そして、帰国の日がきてしまいました。彼とかなり親しい友達数人に見送られながら、オーストラリアを後にしました。その時は泣きませんでしたね。もし、彼氏と二人だけだと泣いていたかもしれませんが、友達がいてくれたので、泣かずに済みましたね。やはり、そんなジトジトした別れにしたくなかったし、自分の中ではまた戻ってくるという気でいっぱいだったので。 日本に着いてからは、親に迎えに来てもらって、家に帰ったのだけど全然話が出来ませんでしたね。何を話したらいいのか全く分からなかったです。やはり、親に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでしたね。でも、親からはこの先どうしたいかを決めろとは、言われました。でも、実際にどうするか悩みましたね。何をすればいいんだろうって。誰にも相談できる人が回りにはいないし、自分でどうにか道を探っているという感じで、時間だけが過ぎていきました。それでも、すこしずつ自分の目標を持ち直していきましたね。やはり、教える仕事に就きたいという事と、オーストラリアに戻りたいというこの二つが自分の中に確実にありましたね。その為に、どうすればいいのかっていうのを自然に考えるようになっていきましたね。そして、どうにか進むべき道を決めました。 もう一度向こうにっていう目標があるものの、実際のところ分からないです。自分が行きたいという気持ちがあっても、向こうが本当に受け入れてくれるのかどうか。もう一度、向こうで勉強できるのだろうか、ちゃんとビザはおりるのだろうか、永住権を取るときにちゃんと取れるのだろうかって、どんどん不安になってきてしまいますね。それでも、今はその目標にしがみついていこうとは思っています。 帰ってきて、時間が経つに連れて、なぜ戻ってくる事になってしまったのだろうっていう後悔が出てきましたね。ほんとうに、自分は一生懸命やってきたのだろうか、あの時もう少しがんばっていれば、こんなことにならなかったのだろうかって、ついつい考えてしまいますね。やはり、自分がやってきたことに、満足できていない今の自分がいることは確かです。それでも、前に進んで行くしかないのですね、もう一度、最初から自分の夢に対してがんばろうって思っています。 | Index Profile BBS Links Footy Story Diary Words |