私の就職活動記録 (2003年度卒業見込)

9月  学校就職部主催のガイダンスに初参加。しかしまだまだ意識低し。 

10月 同主催の一般常識模試なんかを受けるが、行き当たりばったりという感じ。
    TOEIC、R-CAPを受ける。

11月 ゼミやらなんやらに忙しく、就職のことなんて考えてなかった。

12月 ・R-CAPのワークブック解説に参加。結果が自分の意識するところとあまり合致するところ
     がなく、また結果に従ってみようともあまり思わなかった。(だって役者とか保母さんに向いて
     るとか言われてもねえ…)
    ・就職部で対策本や関心のある業界研究本などを借りてみる。
    ・初めてリクナビを通じてエントリーしたのもこの頃。
                                             (12月中に11社エントリー)

1月  引き続きエントリー。説明会の予約もちらほら始まる。
                                              (1月中に20社エントリー)

2月  ・初説明会。ワインの試飲会も兼ねるというユニークなものだったが、緊張のあまり、楽しむ
     どころではなかった。
    ・企業主催の説明会の他、学内企業説明会も多数開催され、参加。
                                              (2月中に15社エントリー)

3月 ・説明会選考会筆記試験作文等)の第1の波到来。特に中旬は1日2社まわる日も有。
     スケジュール調整が難しかった。
    ・エントリーシートの締め切りに追われる。夜中に郵便局に速達で出しに行くこともしばしば。
    ・後半はそのラッシュ中に受けた企業に敗れたため、手持ちのエントリー済み企業が減少、
     慌てて持ち駒増やしのためにエントリーしまくった。(メガジョブ・登竜門・パフ等に登録した
     のもこの頃。少しでもエントリー企業を増やして不安を解消したかったから。)
                                              (3月中に22社エントリー)

4月 ・中旬に第2の波到来。筆記面接に少し慣れ始める。
    ・交通費に食事代・お茶代にと出費がかさみ、アルバイトも出来ないので資金繰りに苦しみ
     始める。
    ・1社内定をもらい、ほっと一息。しかし、同時に誓約書提出の期限を抱えることとなり、ちょっと
    焦る。
    ・後半に1社最終面接までこぎつけるが、あまりのできなさ感に銀行一般職への道を探りはじ
     める。(内定をもらってはいるが、そこに行くより銀行一般職のほうが…と思った。)
                                             (4月中に19社エントリー)

4月30日、なぜかボロボロだった最終面接に通ったとの連絡をいただく。内定。そこに行くことを
             決め、もう一つの内定先を辞退。他の選考も辞退した。
  
              
   
<エントリー>
   エントリー総数 87社
          内訳:リクナビ53社 毎日ナビ8社 日経ナビ9社
              メガジョブ4社 HP/メール13社

              
    
 
<説明会>
   説明会参加企業総数 28社
      ○場所
        ・自社施設(本社含む) 13社
        ・その他(ホテル・近隣施設等) 15社
      ○内容
        ・説明のみ(選考は後日) 17社
        ・説明&選考
           エントリーシート(ES) 4社 
           筆記テスト 5社
           ES&筆記 1社
           作文 1社

             
 

<選考会>
   選考参加企業総数  23社
     ○一次選考
       ・エントリーシート(ES)のみ 8社
       ・筆記テスト
           一般常識のみ 1社
           適性検査のみ 2社 
       ・作文のみ 1社
       ・複合型
           ES&適性 4社
           ES&グループディスカッション 1社 
           ES&常識&集団面接 1社
           ES&常識&作文&個人面接 1社
           常識&作文 2社
           常識&適性&作文 2社

     ○二次選考
       ・グループディスカッション 2社
       ・集団面接 4社
       ・集団面接&適性 1社
       ・個人面接 2社
       ・適性検査 1社
       ・作文 1社

     ○三次選考
       ・ES&グループディスカッション 1社
       ・個人面接(5対1) 1社
       ・集団面接(3対2) 1社
         
              
   

 <エントリーシート(ES)>
  エントリーシート提出数 17社
  大切だと思ったこと
     ♪読み手のことを考えて書く…文字の大きさ・配列、声に出して読み返す、一文は短く
     ♪書く前にコピー…練習をして、最も読みやすい書き方を探る
     ♪書いたあとにコピー…面接などで絶対突っ込まれる材料になるので、その対策のため。

  内容例 
  「学生時代に力を注いだこと」
  「あなたが①これまでに一番打ち込んだことと、②その結果として得られた具体的成果」
  「学生時代に最も成功したこと、成功に導いたものは何か」
  「学生時代に最も失敗したこと、失敗から得たものは何か」
 
  「私の特徴」
  「自己PR」
  「自分にキャッチフレーズをつけて自己PR」
  「最近、最も○○したこと」(○内は自分で記入)

  「志望動機」
  「あなたの①一番の強みと、②それを当社でどのように生かせるか」
  「当社でやってみたいこと」1
  「社会人になるにあたってのキャリアイメージ・ビジョン、その中で当社で経験したい仕事は?」
  「あなたの××に対する思いを自由に記述」(××はその企業名)
  「3年後の△△業界はどうなっているかを想定し、その中で××が企業価値を高め、競争に勝ち
   抜くために求められる要件について独自の視点から自由に記述」(△△はその業界名)
  

              
 
 <作文>
 A41枚〜400字詰め原稿用紙3枚
  
 タイトル例
  「最近一番興味を持っていること」
  「○○」(○○はその企業名)
  「私の夢」
  「社会人になるということ」 など

 
              
  

 <筆記試験>
 SPI(Synthetic Personality Inventory) 5社
  :能力と性格の両側面の適性を測定する検査。採用試験で用いられる検査の中では最もメジャ
   −。対策本も数多く出版されている。じっくり解けば解けないことはない、という問題が多いが、
   独特のひねりが効いているので、短い時間の中で解くには少々難有。やはり、遭遇頻度も
   高めだし、ここは一つ一冊くらい問題集を買って、その形式に慣れることが一番重要かも。
   あとは、本番に落ち着いて取り組むこと。

 GATB(General Aptitude Test Battery) 2社
  :労働省編一般職業適性検査。60ページ程度の冊子で、計算や文章完成、図形・文字の照合
   などの検査をそれぞれ時間を区切って実施する。問題自体の難易度はさほど高くないが、
   時間が短いため、「早く正確に」が重要。
  →本来は12種の紙筆検査と4種の器具検査の16種の下位検査で構成されている検査なの
    だが、採用試験では器具検査は行われない他、企業によって行われない下位検査もあった。
    それは時間と手間の問題の他、その企業が求める能力のみを測定しようとするためと考え
    られる。
  
 YG検査(矢田部・ギルフォード性格検査) 3社
  :適性検査のひとつとして用いられる薄い冊子。120問に「はい・?・いいえ」のどれかで答える。
   多々ある性格検査の中でも、短時間かつ簡単に施行できるせいか採用試験でも用いられ
   やすい…のかも。安いし(一部170円位だったと思う)。
  →12の尺度(抑うつ性大小、気分の変化大小、劣等感大小、客観-主観、協調性高低、
          攻撃性高低、活動性高低、のんきさ高低、思考的内向-外向、服従-支配、
          社会的内向-外向)
   から性格特性を測定し、性格理解の資料とする。

 オリジナル 6社
  :一般常識に関するものがほとんど。
   A41枚〜B42・3枚まで様々。その企業独自で作成しているようだが、内容的には似たものが
   結構ある。やりながら「あ、これこの前も出たけどできなかったんだー。ちゃんと正解探して
   おけばよかった!」なんてのもしばしば。大体、漢字の読み・書き、政治・経済の一般常識
   (用語、団体の略称 NGOなど)、時事用語、英語(単語穴埋め、和文英訳・英文和訳)、
   数学(中学・高校程度、時には算数みたいなのも)などがまんべんなく出題される。
   
  出題が重なった例
   国民の三大義務
   日本国憲法の三大原則
   デノミネーション
   漢字読み「瑕疵」
   和文英訳「人の和を得ない企業は反映しない」

 その他 3社
  :銀行系の総合研究所作成のもの、Web上で受けるものなど。
 
              
  

 <面接>
 …については、あまり経験していないのでなんとも言えないけど、一応。
 形式
 集団面接
  (面接官 vs 学生)
   2 vs 6 1社
   2 vs 5 1社
   2 vs 2 1社
   3 vs 2 1社 (最終)←圧迫
 個人面接
   3 vs 1 2社
   5 vs 1 1社 (最終)

 内容
 単独質問
   「自己PRしてください」(1分〜時間制限無し)
   「あなたを売り込んでください」
   「当社を志望した理由は?(+この業界を志望した理由)」
   「ユニークな商品を提案してください」  
   「最近の喜怒哀楽した出来事を教えてください」
   「あなたを色に例えると?またその理由は?」

 履歴書・エントリーシート・作文からの突っ込み質問
   ・アルバイトについて
   ・趣味について(ケーキ屋さん研究→「具体的にどういうことをやってる?」「どこがお勧め?」
   ・学校について→「なんで心理学科に行ったの?」「行ってみてどうだった?」
   ・同業他社について→「うちと比べてどうだった?」「自分にはどっちが適性があると思う?」
   ・○○を飯の種にすることについて(○○はそこの取扱商品)