『夜のバス』
まひるには車がないので、休日はバスに乗る機会が多い。
田舎道でまひるの貸し切りになることも少なくない。
夜のバスは何だか神秘的だ。
「運転手は本当に人間なのかしら。」
「後部座席には本当に誰もいないのかしら。」
・・・などと考えたりする。
片道30分の窓の景色には真っ暗で何も見えない所もあるが、
時々、明るいネオンが見える。
レンズを向けたら光のお化けが現れた。
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ターミナルの本屋さん。
ここで立ち読みをしてバスを待つ。
運転手さんは、まだのようだ。。。
いよいよ出発!
交差点を曲がった。
この光を最後に、窓の外はしばらく闇に包まれる。
停留所で降りたらわんこが迎えに来てくれた。
*_おしまい*