諸沢が9時に帰り峯もが14時ごろ帰った。よって俺は今日も自主休講だった。
暇を持て余したまま19時まで道場待機した。19時に南口に行き他の人を待った。財布を忘れた。
おっさんは半端じゃないくらい奢ってくれた。酒の量もスゴイが食い物は初めての量だった。6人で3万くらい使っていた。
75年度生だからかなり前の人だったらしいが、昔の人は金は出すけど口は出さない人らしい。
あんな感じの引退者になりたいと思った。
解散してから峯麻うとしばらく駅前で話をしていた。1時をまわったくらいにゴクーに行きビデオを借りてうらら宅で見た。
始発が出るくらいに皆で帰った。久しぶりに頭痛がエキサイティングだった。

道場にて鍛錬していたら峯もからメールがあった。来道場希望らしい。
展開が良く飲み込めなかったが神輿とかのことかなと思いつつも道場会談の準備をしていた。
峯もが来て何をするかわからずしばらくすると諸沢がやって来た。
現役2トップが来たのとありえないコンビにかなりそわそわして自らの危機さえ覚えた。
相談ごととやらでとりあえずテキーラを飲んでもらった。めずらしく2人の意見が一致しているのに驚いた。
しばらく部活と横には口を出さないつもりだったけど現役2トップが仲良しなら動くべきなんだろうと思った。
特に問題に首を突っ込むつもりはないけど求められた以上はやらなくちゃしゃーないわな。
横も話せばわかってくれると思うし。って言うか本人に直接言えば理解すると思うのだが。 27はそこまでアホじゃないぜ。
悪意も深い意味もサッパリ無いと思うし自分なりに部活に貢献しようとした結果がそうなっちゃっただけで。
違かったら怒るけどね。
まぁ言えないってのは言って仲を悪くするくらいなら自分が傷つけばイイんだみたいな感じなんだろう。
仲を壊したくないからこそみたいな。言えばわかるって

バイト中、ケースを外に運んだ。その時の寒さに冬の到来を感じた。
直で高麗祭を思い出した。寒い深夜に外に出るのは高麗祭ぐらいだからだ。
バイトが終わり帰り道、冬の臭いを感じた。煙＋酸味のような臭いは冬にしか感じない。この感覚がやたらと新鮮だった。
去年の今の時期は完全に授業を捨てていたので午後になってから学校に行っていた。
それに道場は電気代が無限なので冬場は暖房バリバリで寒さを感じるのは少なかった。
五感をフルに使って季節を感じる。生まれてから浦和時代までは当たり前だったが去年一年でそういったささいな感動を忘れていた。
眠気や疲れ、頭の中のごちゃごちゃがスッキリした。なんか元気が出てきたぞ！
冬の訪れは人を一回り強くしてくれると言うが…言いません。今作りました。
でもなんかそんな感じがした。部活の現役を引退しよう。
真に部活の発展や後輩の成長を望むのであるなら求められない限り口を出さないのがベストだ。
後輩の自立を信じて部活を完全に任せることが大切なんだ。
彼等ならやってくれるはずだ。立派な落研人じゃないか。俺は人（身内だけ）を信じることにした。
上はまた別なんだけどね。共に生きて来た仲間や後輩は信じる。自分が信じないで誰が心を開くだろうか。
裏切られたならそれは自分が未熟だからだろう。悟りを開いた。

22時を過ぎた頃、サルティンがやってきた。突然来たので何かあるのかと思い警戒した。
部屋を片付け通常の道場会談モードに設定した。
サルティンは柿の種をたくさん持って来た。やはりその流れなんだと思ってテキーラを出した。
違ったらしい。だけど久しぶりに話をしたのは楽しかった。
結構な時間を過ごしてからサルティンがアサバに行きたいと言い出したので煙草買うついでで俺も遊びに行った。
2時ごろだったけど2人とも起きていた。そこでまたしばらくお話しをしていた。
4時過ぎになって吉牛に行き朝食（？）を食した。その後はやることが無くなったので帰った。
酒でもてなすほどの来客は久しぶりだったので嬉くテンションは高かった。夏休みが完全に終わった・・・。

連絡網の後、佐藤以外の幹部が出張口演セットを道場に取りに来た。
学校にそれらを置いてから一緒に遊んでもらった。若葉のバイク屋に行き品定めをした。
その後、バッティングセンターに行った。久しぶりのバッティングは面白かった。
その後、6人でサイゼに行き晩飯を食った。今後の人生について話をした。どうやら最近の自分には純粋さが無いらしい。
純粋に楽しむ、感動することがないから部活にしろ何にしろ深く考えてしまい辛くなっているのだと・・・。
わかっちゃいるんだけどどうにもできない。
それを後輩に教えられるのも先輩として本来、アドバイス的なモノをするべき立場としてどうなんだろうかなと思った。
まぁそこまで先輩後輩を深く考えやしないけど。
ただの入部の早いか遅いかだけであって人生経験や哲学、理論、思想、能力は後輩だからと言って
俺より完全に下だとは思わないしそれにより自分が伸びるのであるのなら影響されたり吸収したいと普通に思うし。
やっぱり自分の色や旗を持っている人は強いね。だからこそ色んな人とリアル話をしたいと思う。
だけど年が離れ過ぎると全く噛み合わないから難しいね。
まぁ色んな人の考えを聞いて最終的には完全な自分になれればと考える今日この頃。毎日が勉強だ。
そんなことで後輩に教えられた一日だった。
上から言われるよりは横の方が、横から言われるよりは下からの方が納得できると言うか
『後輩なのにこんなにシッカリとした意見持ってるんだ』と軽い危機感を持ち、より自然に吸収できる。それもまた純粋さなのかな？

土曜のバイトを終えて6時帰道場。寝て起きたら15時くらいになっていた。
お誘いがあったのだけど気付くのが遅かった。せっかく暇毎日から脱出できると思ったのに。自分の運命を呪ってみた。
証券業、金融業に興味を持ち、好きで経済に行き、好きで奨学金が止められ好きでバイトをしているわけ
だから文句を言える立場ではないし他の人と違う道を選んだのだからそれなりのハンデはあってあたりまえなのだがなんか辛いと言うか空しい。
バイトしているのだから他人とは違って遊ぶ時間や寝る時間も限られて来るけど自らが望んだ道
なのだからそれを羨ましいと妬むべきではないとわかっているのだけど羨ましい。なんとも自分勝手な人間だ。
弱ければ失う、欲してはイケナイ。欲しければ取りに行く、耐える、努力する。
社会主義国家ではないのだから文句は言わない。辛い時だけ文句を言うのは間違い。
武士は食わねど高楊枝。

バイト中、ひたすら考えることがあって寝る前に携帯にまとめてそれから昼まで寝た。
烏龍茶を１日に1.5リットル飲まなければならないので追加分を買いに薄暗い外に出た。
学校から来年度の入学パンフが届いた。高麗祭の部分にしっかりと自分の写真があった。自分大好きなのでかなり満足だった。
22時頃、道場の本意を久しぶりに本格的にやった。中学の頃から夢だった心身を鍛えることを再開した。
4月以後、問題の続出で頓挫していた。バイトの日は無理だけどその他の4日間は心と体を鍛えて行きまっしょい。
高麗祭に向けて戦闘モードに入ります。神輿とか他も含めてね・・・。こんなリアルなのは2年の高麗祭以来だね。押忍の精神。