東京湾の湾口には、観音崎と富津岬の約6.5km間に分離通行の「浦賀水道航路」(北行・南行の航路)と湾奥に向かう一方通行の「中ノ瀬航路」(北行の航路)が設定されています。 「浦賀水道航路」は第二海堡と第三海堡に挟まれた幅員1400m(片側700m)の航路でS字型に屈曲しています。また、航路に隣接する第三海堡は関東大震災とその後の風浪によって大部分が水没、暗礁化の状態となって可航水域が狭められています。 「中ノ瀬航路」は浅瀬が点在しているため喫水17m以上の船舶が航行できないことから、大型船舶は中ノ瀬西側海域を航行することになっています。この状況が南北通航の行き会い状態となって輻輳を招き、これによる接触事故や座礁など海難事故が多く発生しています。 湾内の航行安全をめざし「中ノ瀬航路浚渫工事」を3年前から行っており、我が五洋・東洋・みらいJVが本年度の工事の一部を受注した為、皆様へどんな工事をやっているのか紹介しようと思いホームページを作成しました。 |
浚渫工事による効果 | |
浚渫状況図・写真 | |
浚渫した土砂はどこへ? | |