長い旅の前、なぜだか高ぶるこの気持ち。
はじめてこいつに跨ったときの気持ちに似ている
扱いきれない力に戸惑っていたあの頃、、
おまえは決して言う事を聞いてはくれない
そんな頃の気持ちに似ている
アクセルを開けることしか知らなかったあの頃、
速さを直線だけに求めた。
負けることなどなかった。
ただ、満たされないものだけが残った。
何を求めたなら、この気持ちは満たされるのか
俺は、なぜ走るのか。
そう思ったとき、はじめてこいつと気持ちが通じた。
その時が、本当のスタートだったんだと思う。
今となっては最高の相棒であり
最強のライバルでもあるおまえは
誰にも負けない心をくれた。
求める答えは、自分とおまえの中にある。
ゴールはどこにもありゃしない。
だから俺は走りつづけるんだ。
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