じむにの大脱走

スキーシーズンもそろそろ終わりという３月半ば。念願の今年度初スキーに私達夫婦は行くことになりました。１泊だけなのでハムたちには少し多めに餌をやっておいて、白銀の世界へ旅立っていったのです。 さて２日後、帰ってきたらまずはハムたちの様子をチェック。「ただいま〜！みんな、いいこにしてたかな〜」とひとつひとつのケージを見て回ると...じむにのケージの扉が開いているのを発見！ 「あ〜〜っ、じむにがいな〜〜いっ！！」 荷物を放りだし、すぐに大捜索が始まりました。いる場所はたいていタンス等の裏と決まってるので、あらゆるものの裏を覗いて回りました。ケージの置いてある寝室の扉は開けたままになってたので、リビングやキッチンにもいる可能性はあります。「キッチン...」そう思った私は真っ先に冷蔵庫のウラを見てみました...いたっ！ いつからそこにいたのかはわかりませんが、かすかにオシッコの匂いもします。「じむに〜、出ておいで〜」呼んでも奴は何食わぬ顔で、一番奥の方で毛づくろいなんぞしてます。「エサでおびき出そう」だんなが好物のヒマワリの種やレーズンを撒いて、じっと根くらべ。「きっとおなか空いてるからじき出てくるよ」と言うだんなの言葉どおり、しばらくたってのそのそと出てきたところを捕獲成功。そのあと私ら夫婦を、一時忘れていたスキーの疲れがドッと襲ったのは言うまでもありません...。(溜息)