カリマンタンからバリへ
カリマンタン最後の日
朝早く起きて帰る用意をする
別れの挨拶をして 今までお世話になった御礼として何かをしようと
思うが当然彼らは受け取らないのが分かっているので
例の日本の別れのスタイルということにして お金を包んだ。
エンリコ君は「なんだこれは?」と言ってきたが 私は
「これは日本のおじさんからチェルシーちゃんに送るお小遣いだ」
彼女のために使ってくれと渡した。 そうすれば彼も断る理由がないだろうと思ったのである
私の気持ちを理解してくれたようで 今度日本に行くための資金に
貯金すると言ってくれた。

LIZAさんがチェルシーは今回連れまわしたので熱が出たようだから
空港に連れていけないということなので二人で空港に向かった
これはLIZAさんが自分の財布から出して
私たちを忘れないでくれと言ってくれた写真です
バリパパンの空港はすごく混んでいた
ちょうど学校が休みに入ったということで出稼ぎに来てた人が
家に帰るということでロビーは人だらけ。
エンリコ君は私の行きのチケットを利用して中まで入ってきて
手続きを手伝ってくれた
ガルーダは便数も多いし手際がいいのでカウンターは空いてる
しかしスターエアーは安いので人がたくさん!
並ぶということを知らない人が横からどんどん割り込んでいくし
カウンターの姉ちゃんはおしゃべりしながらのんびりと・・・・。
エンリコ君は「イシイサン ゴメンナサイ コレガ インドネシア」と
すまなそうに言ったが「気にしないで」と返事した。
空港税を払おうとしたら彼は ここまでは私のインドネシア
と言い払ってくれた 担当のスタッフは笑いながらエンリコ君と
インドネシア語で何か話していた。
彼は私のことをグッドフレンドと言ったので 私は「No ベストフレンド」と言うと握手を求めてきたので堅い握手を交わした。
最後の別れをしてゲートの中に入っていった。
帰りは順調でした。 空港でもチープなエアーなのでいろいろな人種がMIXだから日本人が目立たない
カリマンタンからの緊張が溶けゆっくりと寝ることができた
トランジットもすんなり、デンパサールに着いても国内線なので何も起こらず楽勝であった

空港を出てタバコを2服 ビラの人が来るまでベンチで休憩
15分くらいで迎えがきた
ブキジャティのアチェン君だ。・・・・様と書いた紙を日本人に見せながら私を探していた。
私はすぐに分かったので スラマシアン!というとにっこり笑い イシイサン バリニヨウコソ といい車に荷物を運んでくれた
トヨタのキジャン(ランクル)だから快適なドライブです
今回の2軒目はウブドではなくギャニールのブキジャティというとこです
ウブドにしなかったのは ネットで見ると観光地化されてるので物価がかなり上がってるということで
少し離れたギャニールのビラを選びました
早期割引で半額になってましたので。
ブキジャティの玄関です
緑が多く雰囲気の良いところで安心しました。
スタッフのワヤン君が迎えてくれリビングに案内されたら
オーナーのカオルさんがいました
彼女は事故で足が治療中ということであまり動けません
ウエルカムドリンクで綺麗なジュースが出ましたが写真は撮れませんでした。
カオルさんから施設の説明と注意事項・・・・・といっても
チップは料金に入ってるので不要ということ
用事はすべてスタッフを利用してくださいとのこと。
要は彼らに仕事を与えてくださいということでした。

どこに行くのでも、何をするのでも、すべて教えていますので。
ただし言葉はカタコトの日本語ですが。   と説明された。


ちょうどタバコが切れたので買いに行きたいので案内してくれと
言うとワヤンが アナタイカナイ、ワタシガイク というので
お金を渡すと ちゃんとレシートとお釣りをきちんと持ってきた。
ナンデモイッテクダサイ ソレガワタシノシゴト というので
ほーっと感心した  初めての経験。
食事はここでします  とても雰囲気がある
最高の気分で食事ができます
食事中はアチェン君がガムランの楽器を演奏してくれ ようやくバリに来たなあという気持ちであった
これが私の部屋です
チープなところと思っていたらかなり良い部屋で二人用の所です
ただカオルが言うことにはブキジャティは女性同士 カップル
夫婦が多く 男一人は珍しいとのこと。
内装や造りを見ても女性が好みそうな感じである。
ファシリティもちゃんと揃っていてかわいいのが用意されてます
エアコンやシーリングファン、ベランダも奥にあります

なんといっても 一番うれしいのはトイレとお風呂。
日本人がほとんどだから日本人向けにしてるらしい
水洗トイレだ〜。 お風呂だあ〜。
今日はのんびりお風呂に入ってゆっくりしよう

風呂の中でエンリコ家のマンデイとトイレを思い出していた
人間 やればできる!
夜になって ナイトパサールに連れて行ってもらう
これまた不思議な雰囲気の市場である
得体のしれない店がたくさん並んでいる
食べ物屋や雑貨、服などが多いが一人では行っては行けない所である
陳列してある食べ物みたら 大丈夫かなと疑いたくなるのが
たくさんあるので見るのは楽しいです
近くにある電気屋にも入りましたが日本製は別格で置いてます
コンバーター(変圧器)がたくさんあり日本製を使うときは
これを購入しないと一発でパーになります

帰りに景色の良いとこへ連れて行ってもらいました
星がきれいでアチョン君に星座を教えてあげましたが
南半球なので日本とは全く違うように見えます
天の川が横たわって見えます
しかしラッキーなことに 初めて南十字星を見ました
ブキジャティの玄関からもちょうどいい位置に見えます
三脚もってきて撮ればよかった
カオルさんともいろいろ話しましたがここでもパソコンのトラブルでこまってるそうで 部品はジャカルタくらいに行かないとないそうでネット代も高く
ダイアルアップなのに¥15000もかかるらしい
おまけに医療がまったくだめでバリでは結構いい病院なのに3回手術してるのに足がまだ完全ではないらしい
2回目のときは骨がまだ見えていたのに大丈夫といわれたとか。
一回に20万円かかるので今まで60万円以上かかってるとのこと。
日本では1回で済むのにバリでは何回もさせられるのでお金をボッテるようにしか見えないと言っていた。