消防訓練って・・・・・・?

消防法では年に2回の消防訓練が義務付けられています。
我ホテルでも当初年2回消防訓練を実施していましたが、
☆ぽん☆が最古株になった時年4回に変更しました。
人件費の削減の為、高齢者を採用し始めて
その結果消防機器の使用方法等がなかなか覚えられなくなってきた為です。
過去には色々な事がありました。
今回はあまり面白い話では無いかも知れません・・・・。
ホテルでは結構非常ベルって鳴ることが多いんです。
例えば・・・・
お客様がバスルームの扉を開けたままシャワーを浴びた時。(湯気で感知しちゃうんです)
居酒屋で大量の焼き鳥を焼いた時。(特に皮なんかは油が多いのですぐになってしまいます)
シングルの部屋で大勢で煙草を吸った時。(狭い部屋で煙草を大量に吸えば当然でしょう)
などなどですが・・・・・
一番おかしかったのは(不謹慎ですが)以前フロントにいた☆ぽん☆の上司(Fさん)の話・・・。
夜勤中には夜食がでるんです。たまたまその日はカレーだったので
休憩室で温めて食べたそうです。
腹も膨らんで事務所に戻った数分後・・・・・
突然非常ベルが
鳴り響いたそうです。
そうですカレーの火を止め忘れたんです。
あわてた
Fさんはカレーをトイレに隠したそうです。(何故トイレに???)
しかし深夜に鳴り響いた非常ベル。クレームの嵐がFさんを待ち受けていました。
問い詰められたFさんは隠しきれず本当のことを話したそうです。
当然のことながら室料の割引を迫られFさん自腹を切ったそうです。
総額7万って言ってました。消防車が4〜5台来たそうです。アホやね。。。
非常ベルにはまず予鈴というものが鳴ります。(予鈴は事務所しか聞こえません)
その段階で事務所の非常ベルのスイッチを切ってしまえば客室は鳴らないようになってます。
だから☆ぽん☆はみんなに予鈴が鳴ったらすぐスイッチを切るように教えています。
非常ベルが鳴ってしまうのと鳴らないのとは、
クレームの数のみならず追われる対応の数が10倍ほど違うんです。
夜勤中は2名で対応しています。
予鈴が鳴ると1人は火点の確認に行かねばなりません。
残された1人が消防署へ誤報の連絡をします。
ところが非常ベルを鳴らしてしまうと客室からの内線に対応しなければならず
消防署とのやり取りができなくなってしまい、結果消防車が来ちゃうんです。
当然クレームも出てきますから、始末書なんて事にもなりかねません。
ところが、高齢者の方々は何度言っても非常ベルを鳴らしちゃうんです。
そこが訓練回数を増やした理由です。
その他に、復旧作業をいつまでたっても覚えてくれないんです。
復旧作業中に脚立から落ちちゃったおじさんもいたっけな・・・・
そのおじさんはしばらくお休みしました。
復旧されないと火災報知機は火事であると認識しているので、
館内に風を送りこむ空調を止めてしまいます。(酸素が入ると火は広がるので・・・)
またテナントのレストランからは厨房が暑いとクレームを言ってきます。
よく深夜に☆ぽん☆の家に電話がきました。直せないって・・・。

お前ら火事で死んじゃえよ〜〜〜〜〜

いまだに直せない人多いみたいです。
まぁうちのホテルはニュージャパンみたいな違法建築ではないので、
実際火事になってもスプリンクラーが消しちゃうはずですけどね・・・。

そう言えばこの間の訓練では発火場所に想定した部屋で倒れたふりをしていても

☆ぽん☆のこと助けてくれなかった〜〜〜〜

本当の火事だったら☆ぽん☆もうこの世にいないかも・・・・
まぁ様々なことが起こるのが消防訓練。
避難場所に戻ってこないで事務所に戻ってきちゃったりね

宿泊客を火の中に避難させてどうすんだ〜〜〜〜〜

こんな怖いホテル皆さんなら泊まりますか・・・・?
その時は☆ぽん☆が命を掛けて守りますけどね。。。。
いや、逃げちゃうかも・・・・・・(^^;)