『ハリー・ポッターと賢者の石』 J・K・ローリング(静山社) ちまたで話題のコノ本。あんまりにもバカ売れしてる本て、なんとなーく遠ざかってしまう傾向にある私。ごたぶんにもれず、「ハリポタ」シリーズにも全然興味がわかなかった。 『TP(タイムパトロール)ぼん 』 藤子F不二雄(希望コミックス・全5巻) ダーリンが子どもの頃から敬愛しているマンガ家・藤子不二雄の作品。「なんかおもしろいマンガない?」と言ったら、わざわざ実家から持ち出してきた。ひょんなことからタイムパトロール隊員になった中学生の並平凡(ぼん)君が、不幸な死を迎えた人たちを、歴史に影響のないように救っていくっていうお話。ぼん君たちに救われるのはみんな、歴史上に名前も残ってないごくふつうの人たち。「歴史」っていうとひとくくりになっちゃうけど、その中にはいろんな形の死が存在してたんだなぁ なんて改めて思う。そんでもって現実には、みんな救われることなく死んじゃってるんだよね…。うーん…奥が深い。恐竜の時代からちょっと今の日本まで、歴史のウンチクもいっぱい詰まってておもしろい。個人的には、沖縄戦の話とキャサリン台風の話(どっちも戦争がらみだな)が、すごく印象に残った。 |