その他

 

[ コンサルタント ]

「先生、3つほど先生にお聞きしたいことがあって来たんですが、相談料はおいくらですか?」

「5万円です」

「ちょっと高くないですか?」

「そんなことはありません」

「でも・・・」



「それで? 3つめの質問は何ですか」


[ 法廷 ]

「裁判長、弁護士を変えてください」

「被告人、突然何を言い出すんですか」

「だってこの人、全然仕事してくれないんだもの」

「弁護人、どうします」

「ごめん、聞いてなかった」



[ こんなあなたは北国の人 ]    


犬の散歩中に犬が凍ったことがある。


アザラシの肉の調理法を10通り知っている。


秋の運動会は吹雪の中でする。


冬だけ地元の新聞のスポーツ欄が2倍になる。


お正月の晴れ着はスキーウェアの上に着る。


車から離れるときは、熊が運転しないように必ず窓を閉める。


夏用の靴は24センチ。冬用の靴は32センチ。


氷点下10度だと「ちょっと涼しい」に入る。


冷凍食品は車のトランクで保存する。


服を全部脱ぐのに2時間かかる。


もちろん四季はある。初冬、真冬、厳冬、晩冬。



[ 会社の彼と彼女 ]    


彼が部長にお昼を誘われると、昇進間近じゃないかと言われる。

彼女が部長にお昼を誘われると、愛人じゃないかと言われる。

彼が同僚と話していると、何を議論してるのかと言われる。

彼女が同僚と話していると、またおしゃべりかと言われる。

彼の結婚が決まると、これで落ち着いて仕事ができるなと言われる。

彼女の結婚が決まると、仕事はいつ辞めるのかと言われる。

彼が海外出張に行くと、いい経験になるからがんばれと言われる。

彼女が海外出張に行くと、夫や子をほっとくのかと言われる。

彼が会社を辞めると、いい転職先が決まったんだなと言われる。

彼女が会社を辞めると、これだから女は・・と言われる。


[ こんなときは昇進をあきらめよう ]    


1週間の休暇をとった後で会社に行った。

予定表を見たら、休暇は明日からだった。


『病欠』の翌日会社に行った。

「ディズニーランドは楽しかったようだな」と課長に言われた。


営業先へ『直行』『直帰』している。

それがもう3年も続いている。


目が覚めたら、ヨレヨレの傷だらけで留置場にいた。

昨夜は会社の忘年会だった。


[ 取材班がゆく ]    


MHK取材班はドキュメンタリー番組のため、深い深いジャングルの奥地に暮らす部族を訪ねた。

「大自然の中で暮らす様子を撮るんだ。でもこの分だと、明日は雨かな」

黒くたちこめた雲を見上げたとき、そばで聞いていた部族の古老が、しわがれ声でつぶやいた。

「明日は・・晴れる・・」

その言葉どおり、翌日は快晴だった。

「驚いたな。絶対雨だと思ったけど」

「じゃあ今日はゆっくり撮りましょうよ。この空だと明日も晴れそうですから」

青く澄んだ空を見上げたとき、また古老がつぶやいた。

「明日は・・嵐・・」

その言葉どおり、翌日はひどい嵐となった。

「あの老人は特殊な能力があるんだろうか」

「きびしい自然の中で暮らすうちに身についたんでしょう」

「我々のように文明に毒された人間とは違うってことか」

そこで取材班は古老にたずねた。

「明日はどんな天気になりますか?」

古老は目を伏せ、黙って首をふった。

「どうしてですか!今まで完璧に予知したのに、どうして!?」

古老は黒く鋭い瞳で、取材班をまっすぐ見据えた。



「ラジオがこわれた」

[ 息子たち ]  
  
下町の酒場。たまたま隣合った、男と男。

「聞いてくださいよ。今日はもう最悪の日でね」

「最悪の日? いったい何があったんですか」

「息子がいるんですがね。こいつがゲイだってことがわかったんです」

「ほう・・・。ま、人それぞれですからねえ。でも息子さんとなるとやっぱり心配ですね」

「それだけじゃないんですよ。他にも息子がいるんですが、こいつもゲイだとわかったんです」

「おや。二人となるとこれは大変ですね。お子さんはお二人ですか」

「息子ばかり五人います。うちの家族、ちょっと変かもしれませんね」

「でも、女性のほうが好きだという方も、一人ぐらいはいらっしゃるんでしょう?」



「まあね。女房が」


[ 盗みの罪 ]    
「市長さん、夫を刑務所から出してやってください!一日も早く戻ってきてほしいんです」

ジョンソンさんの奥さんは、途方に暮れて市長に相談にいきました。

「ご主人の刑期は?」

「30日です」

「何の罪です?」

「盗みです。パンを盗んだんです」

「わざわざ来られたということは、ご家族にとってはいいお父さんなんですね?」

「いえ。いつも子供たちを殴ってはギャンブルばかりしています」

「ほう…。では、奥さんにとってはいいご主人なんですね?」

「いえ。あちこちの女としょっちゅう浮気しています」

「ほう…。ではいったい、どうして早く戻ってきてほしいんですか?」



「うちのパンがもうなくなったんです」


[ 水晶占い ]    

「お嬢さんお嬢さん、絶対当たる水晶占いはいかがですか」

「絶対当たる占いなんて、あるはずないでしょ」

「占ってほしいことを、試しにこの水晶に話しかけてみてください」

「そうねえ。じゃあ、私の父は今どうしてるか当ててみて」

「ほーら、出ました。あなたのお父さんは今、仕事中です。歯ブラシのセールスマンですね。

各家庭を1軒1軒まわっています」

「残念でした。大はずれ。私の父は船乗りで、しかも3年前に死んでるわ」

「そんなはずはありません!絶対当たるんですから!聞き方を少し変えて、もう一度話しかけてみてください」

「そう?じゃあ同じことだけど、私の母の夫は今どうしてる?」

「ほーら、出ました出ました。あなたのお母さんのご主人は、3年前に亡くなり、今は墓の下です。

でも、あなたのお父さんは歯ブラシを手に仕事中。あっ、今、とある家の中へ消えて行き、そこの奥さんと・・・」



[ 初耳 ]

「あなた、結婚して初めてのお正月ね。私、幸せだわ。前から聞きたかったんだけど、

あなた今まで何人の女性と付き合ったの?私は何番め?」



「ええっと、1、2、3・・。8人目が君だよ。9、10、11、12・・」


[ 生まれ変わった息子 ]    

お父さんは、12歳になる息子のことが心配でしょうがありません。

というのも、この息子は女性の胸に異常な興味を示し、「お父さんあれ見てよ!あの女の人のオッパイたまらんよ!」などと

バスの中や街角でいつも言うからです。

そこでお父さんは、カウンセラーに相談に行きました。

「なるほど。わかりました。1週間私にあずけてください。必ず息子さんを変えて見せます!」

そして1週間後。

息子を引きとりに行ったあと、お父さんと息子は2人でバスに乗り込みました。

バスは混んでいて、刺激的な胸の女性がたくさんいましたが、息子はまったく見向きもしません。

「ああ息子よ…。生まれ変わってくれたんだな…」

お父さんがほっとしていると、息子が言いました。



「お父さんあれ見てよ!あの運転手のお尻、たまらんよ!」



[ 男は偉大だと思うとき ]    


電話は20秒ですむ

5泊6日の旅行はバッグ1つでいい

トイレに行列はできない

いつもノーブラでいい

体重が3キロ増えても誰も気にしない

靴は2足もあれば十分

お風呂は5分ですませられる

30歳はまだ若いと言われる

首から下の毛を処理しなくていい



[ 女よりも犬の方がいい理由 ]    

犬は涙を武器にしない

犬は電話しなくても怒らない

犬は買い物が喜びじゃない

犬は1時間も待たせない

酔っ払って帰っても犬は愛想がいい

間違って他の犬の名前を呼んでも、犬はスネない

その気になれば、どんな男でも美犬を手に入れられる

犬は散らかした方が喜ぶ

犬は3時間同じ場所でおしゃべりしない

犬は太ってアゴが見えなくなることはない

犬の親は突然訪ねてきたりしない


[ 男よりもネコの方がいい理由 ]
   
ネコだったら何度か言い聞かせればわかる

ネコだったら無理に趣味を合わせる必要はない

ネコだったら食事に文句言わずおいしそうに食べる

ネコだったら宴会が重なっても豚に変わったりしない

ネコだったらひざの上で少し愛撫するだけで満足する

ネコだったら酒のせいにすることはない

ネコだったら約束をやぶることはない

ネコだったら母親に気をつかう必要はない



[ 女心はフクザツ ]    

関係をせまると、あなたは紳士じゃないといわれる

関係をせまらないと、あなたは男じゃないといわれる


たびたび部屋を訪れると、もっと1人の時間がほしいといわれる

あまり部屋を訪れないと、二股かけているのかといわれる


はやりのカッコいい服を着ると、あなたって流行にふりまわされて軽薄といわれる

はやりのカッコいい服を着ないと、あなたってダサダサで恥ずかしいといわれる


話を聞きながら発言すると、黙って聞いてよといわれる

話を黙って聞いていると、なにか言ってよといわれる


待ち合わせに30分遅れていくと、30分も待たせるなんてひどいといわれる

自分が30分遅れると、30分ぐらいなによといわれる


やきもちをやくと、しばられるのはいやという

やきもちをやかないと、もう愛はないのかという


そうだねと賛成すると、自分の考えがない人ねといわれる

そうじゃないと反対すると、理解がない人ねといわれる



[ 車窓 ]    
長距離夜行列車。高校卒業記念に旅に出た3人の若者は、4人がけの席に座りました。男ばかりの気安さで盛り上がっていると、

「あのう。ここ、あいてますか」

見上げれば、かわいい女の子が1人で立っています。喜んで座ってもらったのは言うまでもありません。

今度は4人で楽しく盛り上がりました。

若さをもてあましている男と女。夜がふけ、周りの席が静かになってくると、話は少しずつ

エッチな方へと移っていきます。

「ねえ。1人100円ずつくれたら、ふとももの蚊に刺された所、見せてあげる」

女の子が笑いながらこんなことを言うと、3人は即座に100円を取り出します。女の子はスカートをめくり、ふとももをあらわにしました。

「うおー」

うれしげな男子3人。

「ねえ。1人1000円ずつくれたら、胸の谷間のほくろ、見せてあげる」

今度も3人は、すぐに1000円を払います。女の子はシャツの胸元を大胆に開けてみせました。

「うおー」

「ねえ。1人10000円ずつくれたら、盲腸の手術した所、見せてあげる」

3人は、待ちきれないように10000円を払います。30000円を手にすると女の子は

立ち上がり、窓の外を見ました。

「ほら見て。あの病院よ」

「うおー」


[ カニわぬ恋 ]    

単なるカニのカニ太郎は、ひとめぼれをしてしまいました。

よりによって、相手はロブスターのお嬢様。普通なら相手にもされないはずですが、どこがどう間違ったか、

カニ太郎の熱意はお嬢様に通じ、2人はいつしか恋人同士に。でも、幸せは長くは続きません。

突然、お嬢様が言いました。

「カニ太郎さん。わたしたち、もう終わりにしない?」

「ええっ。お嬢さん、そりゃないっす。おれ、ただのカニっすけど、お嬢さんのこと好きっす。おれ本気っす。

お嬢さんと別れたくないっす」

「パパが許してくれないのよ」

「おれ、何でもやるっす。おやじさんに認めてもらうっす」

「パパが言うにはね。あんな、横にしか歩けないやつとは、絶対結婚させないって」

「ガーン。お、お嬢さん。おれは生まれつき横にしか歩けないっす・・」

「そうよね。前に歩くなんて無理よね・・。さようなら。カニ太郎さん」

失意のカニ太郎は夜の街をさまよい、ふらふらになるまでやけ酒を飲みました。

「ううう。おれ、このままじゃ悔しいっす。ちくしょう、あのくそおやじ、一発ぶん殴ってチョッキンしてやるっす」

酔った勢いでカニ太郎は、ロブスターお嬢様の家を訪ねました。

ドアを破ると、お嬢様と父親が驚いてこちらを見ています。カニ太郎は前に数歩踏み出しました。

「カニ太郎さん!あなた、前に歩いてる!わたしのためなのね」

ゆっくりゆっくり、そのまま前に向かって進みます。

「ほう。若造、練習したのか。努力は認めてやってもいいかな」

どんどん前に進みながら、カニ太郎はつぶやきました。


「うー。だめっす。酔っぱらっててまっすぐ歩けないっす・・」
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[ 進化論 ]    

[ ラクダの場合 ]

「ねえママ。どうしてボクたち、こんなにまつげが長いの?」


「それはね。砂が目に入らないように、神様がくださったの。過酷な砂漠で生きていくために必要なのよ」


「そうかあ。もうひとついい?どうしてボクたち、背中にこんな大きなコブがあるの?」


「それもね。何日も水を飲まなくても平気なように、神様がくださったの。過酷な砂漠で生きていくために必要なのよ」


「そうかあ。ねえママ、もうひとついい?」


「いいわよ」





「どうしてボクたち、上野にいるの」

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[ 宣告 ]   
 
「わざわざお呼び立てして、すみませんでしたね」

「とんでもないです。先生、検査の結果がわかったんですね?」

「ええ。まあ」

「本当のことが知りたいんです! 正直に話してください」

「よろしいんですか」

「はい。覚悟はできています」

「わかりました。正直に言いましょう」

「お願いします」

「実はですね。そう長くは生きられません」

「ああああ・・・。どれぐらいですか。あとどれぐらい私は生きられますか」



「10・・・」

「じゅ、じゅう?10年ですか、10ヶ月ですか、まさか10週間なんてことないですよね?」



「・・・9・・・8・・・7・・・6・・・」


[ SHIT_LIST ]    
(注:shit・・・名詞。うん○のこと)


ゴーストSHIT
  出たと思って下を見ると、便器には落ちてない。でも紙にはちゃんと付くshit。

クリーンSHIT
  出たと思って下を見ると、確かに出ている。でも紙はよごれないshit。

ウェットSHIT
  50回ふいても、まだ付いている気がするshit。万一のことを考えて、パンツにトイレットペーパーをあてがってトイレを出る。

セカンドSHIT
  終わってパンツを上げかけたところで、再びもよおすshit。  試してみると、確かにまだ出る。

ハードSHIT
  おでこに血管が浮き出て、顔が紫になるほどがんばらないと出ないshit。  危険である。

ヘビーSHIT
  食べ過ぎ飲み過ぎの翌日のshit。重くて流れにくい。

ロケットSHIT
  すごい速度で出てくるので、パンツをすばやくおろさなくてはならない、そんな  shit。

パワーSHIT
  勢いがあるので、水がピチョンとはねかえってくるshit。  広範囲をふかなくてはならない。

リキッドSHIT
  液状で、一般に痛みと音がすさまじいshit。  3日たっても痛いことがある。

ショッキングSHIT
  においが強烈なため、便後1時間は誰もそのトイレに入れない、そんなshit。

アフターハネムーンSHIT
  すぐそばに他の人がいても、平気で音とともに出せるようになる、そんなshit。

ボイスSHIT
  あまりにも固くて切れないので、出すのにかけ声が必要なshit。

ブレイクSHIT
  量が多すぎるため、休憩をとっていったん水を流さないとあふれてしまうshit。

バック・トゥ・ネイチャーSHIT
  森の中や田舎のあぜ道、時にはビルの地下などにナチュラルにしてあるshit。

インポッシブルSHIT
  絶対にトイレに行けない状況のときにもよおすshit。  すべてをあきらめるか、バック・トゥ・ネイチャーSHITしかない。

エアーSHIT
  出そうな気はするのに、何回やっても屁しか出てこない仮のshit。

ノーエアーSHIT
  屁だと思って軽く力を入れたら、出てきてしまったshit。  多くの場合、取り返しのつかないことになる。


[ 隊長の気づかい ]   
 
探検隊は出発して20日間というもの、休むことなくひたすら前へ前へと進んだ。


隊員の疲労もピークに達してきたのを見て、隊長は言った。


「よーし。少し休もう。風呂も入ってなかったから、ここで全員下着を替えろ」


隊員の間から安堵の声があがった。


「よかった。20日間もはきっぱなしだもんな」


「隊長もいいとこあるな」


「ほっ。これで人間らしくなれる」





「では下着を替えるぞ。下田、お前は鈴木と替えろ。中田は佐藤と替えろ。上田は・・」


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[ ふたりの違い ]    

あなたが仕事に時間がかかると、それはとろくさいということ

できるヤツが仕事に時間がかかると、それは粘り強いということ


あなたが仕事をやらなかったら、それは怠け者ということ

できるヤツが仕事をやらなかったら、それは多忙ということ


あなたがミスをしたら、それはバカものということ

できるヤツがミスをしたら、それは人間味あふれるということ


あなたが人に言われることなく自分で考えてしたら、それはでしゃばったということ

できるヤツが人に言われることなく自分で考えてしたら、それはイニシアチブをとったということ


あなたが物事に固執したら、それは融通がきかないということ

できるヤツが物事に固執したら、それは意志が堅固ということ


あなたが常識に反することをしたら、それは野蛮ということ

できるヤツが常識に反することをしたら、それは個性的ということ


あなたが上司におせじを言ったら、それはゴマすり野郎ということ

できるヤツが上司におせじを言ったら、それは礼儀正しくて協力的ということ



[ レオソ ]    

腕利きの殺し屋レオソは、ある男の殺しを依頼された。


まずその男の生活パターンを調べたところ、朝はきっかり7時起床、7時半ジョギング、

8時出社、夜7時帰宅というように、時計のように規則正しい生活ぶりだった。


「これならやりやすい。1人になるジョギングのときを狙おう」



そして決行の日。レオソは銃を用意してスタンバイしていた。


が、7時半を過ぎたというのに男はいっこうに現れない。5分過ぎ、10分過ぎ…。


8時を過ぎても現れない。レオソはつぶやいた。



「ヤツの身に何もなければいいが…」