ブラックジョーク?
[ いまさら後悔 --- 低価格 ]
とある有名政治家が、いわゆるプロの女性とホテルに行き、コトが終わって5万円を枕元に置きました。
「ありがとう。でもあたし、1000円でいいのよ」
「一晩で1000円?それじゃあ生活できないだろう」
「心配しないで。副業でゆすりやってるから」
[ いまさら後悔 --- 一流店 ]
探検家は砂漠で迷ってしまい、水を求めてさまよっていた。
どこを見ても砂、砂、やっぱり砂…。炎天下にフラフラしながら歩いていると、突然
テントが見えた!力をふりしぼってかけよる探検家。
「み、水…。水をくれ…」
「ハーイ、いらっしゃい。水はないんですがお客さん、ネクタイはいかがです?安くしますよ」
「ネネネネクタイだと?のどが乾いて死にかけてるってのに、ネクタイなんか誰が買うか!!」
「うーん、わかりましたよ。仕方ないですね。水がほしいなら南へ3キロ行けば、店がありますよ」
「ほんとかっ!」
探検家は朦朧とした意識の中、死ぬ思いで3キロ歩いた。そしてついに店を発見。
「いらっしゃいませ」
「み、水…。水をくれ…」
「ネクタイ着用でない方はお断わりしています」
[ 占い ]
「あなたは未亡人になる相が出ています。私の占いによると、あなたのご主人は、かなり悲惨な死に方をするかもしれません」
「・・・そのとき私はつかまりますか?」
[ ダイバーの危険 ]
「きれいだし暖かいし、このままずっとこうして水の中にいたいなあ」
「お若いの、楽しんで行きなさい。ここらも今はワニも出ないから安全だ」
「ワニ?なんでいなくなったんですか?」
「サメが全部食ってるから」
[ 欠席 ]
「金次、今度のテスト、なんでこんなに悪いの」
「欠席してたんだよ、母さん」
「なにあんた。テストの日、学校休んだの」
「隣のひろしくんが」
[ 新しい出会い ]
「私、いろんな人と新しく出会える仕事がしたい」
「僕のおばあちゃんはいつもそうだよ」
「まあそうなの?」
「うん。人のこと全然覚えてないから、いつも出会いは新しい」
[ 創世記 ]
「アダム、お前にいい知らせと悪い知らせがある」
「どんなことですか、神様」
「まず、いい知らせの方だが、お前に脳みそと下半身のナニの両方を付けてやれることになった」
「本当ですか、神様!うれしいです!でも、悪い知らせって何ですか」
「両方いっぺんに使うことはできない」
[ アドバイス ]
「あのー、先生。このところずっと頭が痛くて」
「どうしてもっと早く来なかったんですか」
「有名な祈とう師さんに、アドバイスをいただいてたんです」
「祈とう師?あいつらの言うことは全部でたらめですよ。絶対、むちゃくちゃで非常識、
ろくでもないアドバイスしかしません!ちなみになんて言ってました?」
「・・先生のところへ行って診てもらいなさいと」
[ 新米医師 ]
「先生、僕、ちゃんと薬をのみました。注射も何本も受けました。食べ物も睡眠も、言われた通りにしていたのに全然治りません。
これ以上、どうしたらいいんですか。何の病気かまだわからないんですか!」
「うーん。とりあえず、今夜水風呂に入ったあと、そのままの格好でクーラーがんがん効かせて寝てみてください」
「そんなことしたら風邪ひいてしまいますよ!悪くすれば肺炎だ!」
「ええ。私、肺炎だったら治したことがあるので」
[ 現代風物乞いのしかた ]
「そこのだんな、どうか私にお金をめぐんでください。3日前から何も食べてないし、
1円も持っていません。帰る家も仕事もありません。持っているものといえば、
この使い慣れた38口径の拳銃だけ・・」
[ 歯医者へ行こう ]
男が受付にやってきました。
「あのー。歯を抜くのにいくらかかりますか?」
「3コースありまして。高級麻酔を使うと10万円。普通の麻酔だと3万円。麻酔なし、
痛み止めなしでただ抜くだけだと千円です」
「千円のコースをぜひお願いします!」
「いいんですか。かなり痛いですよ」
「いいんです。いま妻が来ますからお願いします」
[ 父の嘆き ]
「僕らが子供のころは、悪いことをすると、食事抜きで自分の部屋に行きなさいと叱られた。
でも今の子は、部屋にテレビも電話もパソコンもあるから、なんにも不自由しないんだよな」
「じゃあ、子供を叱るときはどうするんだ?」
「お父さんの部屋に行きなさいと叱る」
Q.
よく気がついて家事全般が得意、やさしくて何でもやってくれる細身の美男子。
結婚相手にそういう男がみつからないのはどうして?
A. そういう男にはたいていの場合、すでに
彼がいるから
[ 違反 ]
「制限速度50キロの道を、80キロ出してましたね」
「なんじゃとーっ。あほんだら。おれは50キロしか出しとらん」
「警察をなめちゃいけませんよ。ちゃんと見ていたんですから」
「絶対50キロじゃ!!くそったれのしょんべんたれのおまわりめが!!」
「お父さんったら。そんなこと言ったら逮捕されるわよ」
助手席に乗っていた奥さんが、心配そうに声をかけます。
「おまわりさん許して。この人、酔うと口が悪くなっちゃうんですよ」
[ 保険 ]
保険会社の待合室で、男が2人話しています。
「うちは火事だったんですが、少しだけお金が出そうです。お宅は?」
「うちは洪水ですよ。でも保険のおかげで、新しい立派な家を建てて、車も買って、前よりいい暮らしができそうです」
「ほう・・」
男は少し考えました。
「洪水っていうのは、どうやって起こしたんですか?」
[ ワルいやつら ]
「もしもし。うちの隣のゲンさん、ヤクをやってますぜ。裏庭の薪の中に細工して隠してますぜ。わしゃ知ってますぜ。
調べるべきですぜ」トラさんのタレコミ電話に、警察はゲンさんの家の捜索を開始しました。
特に薪は1本1本、中まで念入りに調べました。が、ヤクは見つからず、結局引き上げていきました。
「もしもし、ゲンさん!どうじゃった?」
「おう、トラさんか。ありがとな。あんたのおかげで、やつら1本残らず薪を割って行ってくれたぞ。ああ助かった。薪割りはしんどいからの」
「よし。今度はゲンさんの番じゃ。わしゃ畑をたがやすのがしんどくてな・・」
[ 某警察報告書の表と裏 ]
報告書 : パトロールの最中に
つまり :
いつもの店が閉まっていたので、仕方なく車の中にいたとき
報告書 :
現場保存に忙しく、交通整理まで手が回らず
つまり :
雨が降っていて寒かったので、外に出るのはいやで
報告書 : 怪しい男が挑発的に向かってきた
つまり : あいつガンとばしてきやがった
報告書 : 抵抗され、身の危険を感じ
つまり : ちょうど暴れたいと思っていて
報告書 : 女に口頭で厳重注意をし
つまり : あとでホテルに来いと脅し
報告書 :
容疑者は疲労し、それ以上の尋問は控えるべきと考え
つまり : その夜は宴会の約束があったので
報告書 :
容疑者拘束のため、必要最小限の武器で応酬
つまり : ストレス解消に撃ちまくり
[ さだめ ]
神様はアダムを創ったあとで、馬車馬を創り出しました。
「お前に50年の寿命を与えよう」
「神様。働いてばかりの生活が50年は長すぎます。私の命は20年で十分」
「そうか?そう言うなら仕方ない」
それから神様は犬を創りました。
「お前には25年の寿命を与えよう」
「神様。人に気を使う生活が25年は長すぎます。私の命は10年で十分です」
「そうか?そう言うなら仕方ない」
それから神様は猫を創りました。
「お前に20年の寿命を与えよう」
「神様。人に遊ばれる生活が20年は長すぎます。私の命は10年で十分です」
{そうか?そう言うなら仕方ない」
神様はアダムを呼びました。
「アダム。お前に20年の寿命を与えよう」
「神様!馬車馬がいらないと言った30年、犬がいらないと言った15年、猫がいらない
と言った10年をぜーんぶ僕にください!」
「そうか?そうだな。まあいいだろう。お前に全部やろう」
「わーい!」
その結果---。
人間は、人間として生きられるのは最初の20年だけ。結婚すると30年は馬車馬のよう
に働く。子供が生まれて15年は、犬のように家を守り残り物を食べる。孫ができて10年
は猫のようにおもちゃにされる。
それがさだめ・・。
[ 死にたくない ]
「ねえパパ。人間が死んだら、舌をぬかれて釜ゆでにされちゃうの?よしおくんが言ってた。ボクこわいよー。
そんなのいやだよー。ふぇーん」
「ははは。それは作り話だよ。全然こわがることなんかないぞ」
「作り話?よかったー。ほっ。じゃあ本当はどうなの?」
「骨がボロボロになるまで火で焼かれて、土に埋められ虫に食われるだけだ。」
[ ミスターセンセイ ]
[ 経歴その1 ]
ミスターセンセイは、ちょっとクセのある弁護士センセイ。センセイと呼ばれるのが
大好きなので、政界に進出することにしました。
「センセイ、経歴について確認させていただきますが、逮捕歴なんかないですよね?」
「逮捕歴だと?!失礼な!そんなもんあるわけない!」
「すみません、そうですよね。あるわけないですよね」
「当たり前だ!つかまってたまるか」
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[ 経歴その2 ]
「センセイ、経歴についてもう少しお聞きします。センセイの誠実さをアピールするエピソードなんかあります?」
「あるとも。私は初めての裁判が終わってからずっと、毎月親に送金している」
「うっ。泣けますねえ。ちなみに初めての裁判というのは?」
「金のことで親に訴えられた」
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
[ パーティ ]
センセイは、偉い人ばかりが集まるパーティに出かけ、そこでたまたま顔見知りの医者に会いました。
「いやーまいったよ。こういうところに出ると、いい薬知らないかとか、糖尿病の食事はとか気軽に相談される。
本来ならそんな相談は、金を払ってもらわなくてはならないんだ。
センセイ、何かいい方法はないものかね」
「私の場合、そういうのは相談料として、後できっちり請求書を送っていますよ」
「なるほど。それはいい」
数日後、医者の元に、センセイから相談料の請求書が届きました。
[ 不動産広告の表と裏 ]
「洗練された都市生活!」
→ うるさい飲み屋の隣
「古きよき時代の伝統家屋!」
→ 大改修と大掃除しないと住めない
「人気リゾート地が目の前!」
→
シーズン中は路上駐車とアブナイ若者であふれる
「セキュリティは万全!」
→ 隣の家は犬を飼っている
「無駄なく住める!」
→ 4畳半より大きい部屋はない
「個性的な外観!」
→ 紫の外壁とオレンジ色の屋根
「出入りしやすい!人を招きやすい!」
→ 玄関ドアがない
「こんなに明るいオープンスペース!!」
→天井と壁がない
[ ああ人生って ]
Q. 人がほめられるのはどんなとき?
A.
3歳 --- おもらしをしなかったとき
13歳 --- ちょっといいことをしたとき
40歳 --- かなりいいことをしたとき
63歳 --- ちょっといいことをしたとき
83歳 --- おもらしをしなかったとき
[ 寄付のお願い ]
町で一番のお金持ちと言われている富蔵さんは、しまり屋で有名です。が、平田さんは何とか寄付をしてもらおうと、訪ねてみました。
「わたくし、21世紀の町を守る会の代表です。ぜひ寄付をお願いします」
「なにい。わしに寄付だと?」
「はい、ぜひお願いしたく・・」
「いいか。よく聞きなさい。先月、わしの母親が倒れて入院した。起き上がることもできず、24時間誰かが付きっきりで見てなきゃならん」
「えっ。そ、そんなことが・・。知りませんでした」
「それだけじゃない。先週、わしの兄が交通事故にあって、ひどいけがをした。
職も失い、一生介護が必要だ。更にわしの妹だが、今週、亭主がおぼれ死んだ。保険にも入ってなかった。
妹は育ち盛りの子供を8人抱えて、これから生活せにゃならん」
「そんな大変な事情があったとは。申し訳ありません、寄付はいいです・・」
「当たり前だ!誰にもびた1文出さなかったのに、寄付なんかできるか!」
[ 空の旅 ]
飛行機は離陸の準備をし、滑走路を走り出しました。が、途中で止まってしまいました。
1時間経ってようやく動き出し、無事離陸。
「スチュワーデスさん、さっきなんで1時間も止まってたんですか」
「機長が、エンジンの異常がどうしても気になると言ったものですから」
「そうでしたか。で、解決したんですね?」
「はい。機長を交代させました」
[ 教訓 ]
むかしむかし、あるところに巣立ちしたばかりのツバメがいました。南の国に帰らなければならないのに、
もたもたしているうちに冬になってしまい、よれよれで雪の中を飛んでいました。
しかし、翼はそのうち凍りつき、ツバメはまっさかさまに地面へ。
落ちた場所は牧場です。たまたまツバメのそばを通りかかった牛が、ドボッとフンをして行きました。
運の悪いことに、小さなツバメは牛のフンに頭まで埋まってしまったのです。
「なんだこいつ!なんてひどい仕打ちをするんだ!死にそうだーっ」
ツバメは窒息するかと思いましたが、何とかくちばしだけ外に出せました。そうなると、
フンの中は暖かくてふかふかして気持ちよくて巣の中みたい。ついつい歌を口ずさみ始めました。
そこへ、歌声を聞いてカラスがやってきました。カラスはツバメからていねいに牛のフンをとりのぞいてくれました。
「ああ。フンが取れた!これでまた飛べるぞ!ありがとう、カラスさん」
そう思った瞬間、カラスに食べられました。
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
*
フレッシュマン、フレッシュウーマン向け。このツバメの教訓
。
教訓1:フンを浴びせたからといって、その人が敵とは限らない。
教訓2:フンをとってくれたからといって、その人が味方とは限らない。
教訓3:暖かくて気持ちいいフンの中に自分がいるときは、口を閉じていよう。むやみに人に知らせない方がよい。
[ 戒厳令の夜 ]
政情不安のその国では、夜10時以降の国民の外出を禁止する、夜間外出禁止令が出された。
これを守らない人間は、軍に殺されるという。
午後9時45分、ある男が兵士に殺された。
「お前、まだ10時になってないのにどうして殺した!」
「はい。あいつの家は知っています。帰るのに30分かかるんです」
[ 人食い ]
肉田さんは秘境の密林を旅行中。
ガイド役の現地の男と一緒に進んでいると、人骨らしきものを発見して不安になりました。
「まさかこのへんに人食い族なんかいないですよね?」
「大丈夫ですよ。昔はいましたけど、現在はいないですから」
「でも、どこかに生き残っているかもしれないじゃないですか」
「そんなことないですよ。絶対今は、人食い族なんかいません」
「どうして?」
「僕が先月、人食い族の最後の生き残りを食べておきましたから」
[ コーラのびん ]
「いやー、まいったよ」
「どうしたんだ?」
「車でコーラのびんひいちゃってさあ。パンクしたんだ。すぐスペアタイヤに替えたから、
10分ほど遅れただけですんだけど」
「そうか。でも、コーラのびんなんか、どうしてひいたんだ?道に落ちてたらわかるだろうに」
「いや。あのじいさん、ポケットに入れてたから見えなかったんだ」
[ 宝物 ]
銀平くんは、前からすごくすごくほしかったプラモデルを買いました。左手でその箱を持ち、
右手はズボンのポケットに深くつっこんで歩いていると、先生に会いました。
「あら銀平くん。手に何を持ってるの?」
「ボクの宝物です」
「まあいいわね。もう片方の手は?」
「プラモデルです」
[ 先生プレゼント ]
「先生、お誕生日おめでとうございまーす」
そう言われて振り向くと、青野くんがプレゼントの箱を抱えて立っていました。
青野くんは花屋さんちの子で、箱の底から土が少しこぼれています。
「きっとこれは花の鉢植えね?先生お花大好きなのよ。どうもありがとう」
「先生、わたしからもおめでとー」
今度はケーキ屋さんちの子、木尾さんが箱を抱えています。箱の底から、白いふわふわしたものがはみ出ています。
先生はそれをぬぐってなめました。
「箱の中はクリームたっぷりのケーキね?先生大好物なのよ。ありがとう」
「先生、これはボクからです」
今度は酒屋さんちの子、山田くんが箱を抱えています。箱の底から、茶色っぽい液体がぽたぽた垂れています。
先生はそれを手で受けてなめました。
「先生お酒大好きよ。ありがとう。ウイスキーね?
いやビールかな?」
「先生、これ子犬です」
[ お宝 ]
「下之助くん、どうしたの。そんなに怒って」
「ゴローくん、聞いてよ!るる子ちゃんって大嘘つきなんだよ!」
「そう?そんなの初耳だけど。どんな嘘?」
「ボク、るる子ちゃんに言ったんだよ。ボクのお宝見せてあげたら、るる子ちゃんのお宝
見せてくれるかって。そしたらいいわよって言ったんだぞ!」
「それでお宝、見せたの?」
「見せたよ!パンツおろしてさ。るる子ちゃんも見せてくれるかと思ったのに、あいつ、お宝持ってないんだよ!」
[ 経験者の話 ]
きろおくんとみりおくん、幼い2人は病院でおともだちになりました。
「みりおくんは、どうしてここにいるの?」
「ぼく、扁桃腺の手術するんだ。やだな。こわいんだ」
「なんだ。扁桃腺か。ボク、去年やったんだけど大丈夫だよ。寝てるうちに終わっちゃうよ」
「そうなの。ほっ。きろおくんの方はどうしてここに?」
「うん。ボク、はしかなんだ。ちょっと心配だな」
「はしかかぁ。ボクは生まれてすぐに経験したけど、あれは大変だったなぁ」
「ええっ。そうなの?」
「うん。1年ぐらい歩けなかったもん」
[ 旅立ち ]
修道院から、少女たちが旅立とうとしています。女性院長がはなむけの言葉を贈ります。
「いいですか。修道院の外には危険がいっぱいです。一番気をつけなければいけないのは、
男という生き物です。あなたたちにお酒や食事、お金をくれるのと引き換えに、やつらはあなたたちの服を脱がせ、とんでもないことをします」
「院長。男って、そういうときお酒や食事、お金をくれるんですか?」
「そうですとも!」
「でも院長。ここの司祭さまはクッキーだけでしたよ」
[ るるちゃんは学ぶ ]
[ パパとママと ]
るるちゃんはいつも、ママとおふろに入っています。
ある日の夜、るるちゃんがテレビを見ていると、おふろあがりのパパが素っ裸で出てきました。
全裸のパパを真正面から見たるるちゃんは、驚いて声をあげました。
「ねえママ!!パパのあれ、なあに?まんなかについてる、ほら、あれ!」
「るるちゃんたら。指差したりしないの。あれは大事なものなのよ。もしあれがなかったら、るるちゃんは今、ここにいないのよ」
「へえ。そうなんだぁ」
「まあその前に、ママもここにはいないでしょうけどね」
[ かわいいペット ]
「それ、山田くんちのネコ?」
「あ、ひろしくん。そうだよ。かわいいだろ」
「どうしてネコに鳥のえさやってるの?」
「うん。中にひろしくんちのインコが入ってるからさ」
[ 上の助くんち ]
[ 決勝点 ]
「ママー!!聞いてよー!!」
上の助くんが息を切らせ、リトルリーグの試合から帰ってきました。
「試合どうだった?」
「ボクさ、決勝点きめちゃったんだ!!決勝点だよ!」
「まあすごいわ!上の助!どうやってきめたの?」
「ボール落としたんだ」
[ 想像力 ]
「さあ今日は、想像力をのばす練習をしましょう。先生がこれから出すものを見て、何でもいいから連想したことを言ってみてください」
そう言って先生は、レンガを出して見せました。
「先生、わたしは三匹の子豚のお話が頭に浮かびました」
「先生、僕はレンガの暖炉を想像しました」
「なるほど。みんなレンガでいろいろ想像できますね。下の助くんはどう?」
「ボク…ボクは女の人の裸を想像しました」
「まあ!レンガでどうしてそんな想像するの?」
「や、レンガでというより、いつもそんな想像ばかりしてるもんで」
[ そうね下の助くん ]
[ 大きな数 ]
「ねえねえ。ひろしくんは大きな数ってどこまで数えられる?」
「そうだなぁ。1000までだったら数えたことあるよ。下の助くんは?」
「ボクは2278まで数えたことあるよ」
「へえ。すごいや。でもなんで2278で止まったの?」
「そこで授業が終わったからさ」
[ ジョニー ]
「ねえジョニー。アメリカでは七面鳥をよく食べるんだって?」
「そうだよ。去年のクリスマスのときなんか、パパと七面鳥を撃ちに行ったんだぞ。
肉が散らばって大変だった」
「へえすごいや!でもうまくいったんだね?」
「うん。スーパーの人はちょっと驚いてたけど」
[ 商売のしかた ]
国会議事堂のフェンスを改修することになりました。そこで担当者の脇乃下さんは正規のルートではなく、
知り合いの業者3人を連れてきて、こっそり見積もりをさせることに。
まず1人め、東京の業者がメジャーで測り、計算して言いました。
「私の見積もりでは、工事費は900万円です。材料費が400万、人件費が400万。そして100万は私がいただきます」
次に2人め、名古屋の業者がやはりメジャーで測り、計算して言いました。
「私の見積もりでは700万円です。材料費が300万、人件費が300万。100万は私がいただきます」
そして3人めの大阪の業者は、測りもせずにすぐ言いました。
「2700万円です」
「2700万円だって!!」
驚く脇乃下さん。
「どうしてそんなに高いんだ!内訳は?」
「簡単です。1000万は脇乃下さん、1000万は私、700万で名古屋さんに工事をやってもらいまひょ」
「きみにたのもう」
[ 面接の本音 ]
「幅広くて豊富な経験があります!」 →
いっぱい仕事を変えてきたのさ
「フットワークは軽いです!」 →
1分以上、机にじっとしてられないんだ
「人一倍向上心があります!」 →
いい仕事を求めてすぐ転職する予定
「リーダーシップがあります!」 →
人にやらせるのが得意だもん
「残業も平気です!」 → 飲む残業ね
「即戦力になります!」 →
いまさら研修なんかやだよ
「当然バイリンガルです!」 →
ネコとおしゃべりできるのさ
「時間はきっちり守ります!」 →
5時になったら絶対即帰るぞ
[ おめでとう ]
「こんな大きな契約とって、みんな驚くでしょうね。先輩」
「ああ。いきなり知らせて、みんなをびっくりさせてやろう!」
営業部の犬田くんは、馬野先輩と喜びをかみしめながら社に戻りました。すると、
「犬田さん!おめでとう」
「犬田、やったな!」
みんなが拍手で迎え、部長じきじき犬田くんに握手を求めました。
「おめでとう、犬田くん」
「いやあ、そんなあ。僕じゃないですよ。すべて馬野先輩にやっていただきまして。僕は
もう、そばで見ていただけなんです」
照れながら言うと、みんな凍りつきました。
部長はひきつりながら、出した手を馬野先輩に向けました。
「馬野くん、おめでとう・・。犬田くんの奥さんに赤ちゃんが生まれたそうだ・・」
[ 本当の勇者 ]
陸、海、空。
某国の3つの軍の幹部が、自分の軍の自慢をしています。
陸軍幹部は言いました。
「わが軍のすばらしさを証明してみせましょう。おい、そこの陸軍兵!あそこにいる外国人を殺せ。命令だ!」
「はいっ!」
兵士は命令どおり、その場で殺しました。
「ほーらどうです?すばらしいでしょう。いきなり殺すとは勇気がある」
海軍幹部も負けずに言いました。
「わが軍の方が優秀ですよ。おい、そこの海軍兵!あそこにいる外国人を殺せ。その後でお前も自決しろ。命令だ!」
「はいっ!」
兵士は命令どおり、外国人を殺して自分も死にました。
「ほーらどうです?優秀でしょう。自決するとは勇気がある」
そして空軍幹部が口を開きました。
「わが軍が一番のようですね。おい、そこの空軍兵!あの外国人村を爆撃して皆殺しにしろ。命令だ!」
「・・ええっ?いやです!そんなバカな命令には従えません!」
「ほーらどうです?私に逆らうとは勇気がある。しかも良識がある」
[ 超高層ビル ]
バーさん、ビーさん、ブーさんの3人は、120階建てビルの最上階の一室で仕事をしています。
今日はエレベーターが故障のため、歩いて上らなければなりません。
「退屈しないように、3人で順番に話をしよう」
「じゃあ1階から40階までは僕が、ためになる話をするよ」と、バーさんがためになる話を始めました。
40階に着いたところで、
「ふう。じゃあここから80階までは僕が、笑える話をするよ」と、ビーさんが笑える話を始めました。
80階に着いたところで、
「ゼイゼイ。じゃあここからはブーさん、泣ける話をしてくれよ」
という2人にブーさんは、泣きながら言いました。
「じゃあ泣ける話をするよ。部屋の鍵を車に忘れてきたんだ・・
[ 経営の神様 ]
MHK取材班は、世界の大富豪の特集番組で、お城のような大豪邸にやってきた。
そしてその家のあるじの老人にインタビュー。
「どうやったらこんなお金持ちになれるんですか?」
「・・ここまで来るには、それはそれは苦労したよ。あれは大恐慌のころだった。私のポケットには、5セント硬貨が1枚しかなかった。
私はそれを、きたないリンゴ1個と変えてもらった。そして1日かけてピカピカに磨いたところ、そのリンゴはなんと10セントで
売れた。私はそのとき初めて、商売とはこうしてするものだとわかったのだ。
次の日、私はその10セントで、きたないリンゴを2個買った。またピカピカに磨いて売ると、20セントで売れた。
こうして1ヶ月の間ずっと続けたら、5セントしかなかった
私のポケットは、1ドル37セントにまでなっていたのだよ。そしてその翌月・・。
妻の父親が死んで、500万ドルの遺産が入ってきた」
[ 子供のころの夢 ]
彼は子供のころ夢見ていた
すごい文章が書ける人になりたい
世界中の人に広く読まれ
読んだ人は時には黙って考え込み
時にはうなり
時には叫び声を上げ
時には怒り
時には泣きわめく
夢はかなった。
彼は今マイクロソフト製品のライターをしている
[ 三者三様 ]
学者とエンジニアと政治家の3人が、それぞれホテルに泊まりました。
古いホテルなので、消火設備は部屋に備え付けのバケツのみ。
深夜、学者は煙のにおいで目を覚ましました。部屋を見渡せば、テレビから出火しています!
すぐにバケツにあふれるほど水をくみ、バシャバシャとテレビに何杯も何杯も、存分にかけました。
そして火が消えたので、安心して眠りにつきました。
次にエンジニアが煙のにおいで目を覚ましました。やはりテレビから出火!
エンジニアはバケツに必要なだけの水をきっちりくんで、テレビの燃えているところにだけ水をかけました。
そして火が消えたので、安心して眠りにつきました。
最後に、政治家が煙のにおいで目を覚ましました。やはりテレビから出火!
政治家はバケツがあることを確認しに行きました。
そして方策が決まったので、安心して眠りにつきました。
[ 不眠症 ]
社会人1年めの秋本くんは悩んでいました。眠れない。とにかく夜眠れないのです。
どうしようもないほど。いつも明け方まで目がギンギンに冴えていて、
日が昇るころになってやっとウトウトするものだから、どうしても遅刻してしまいます。
今日も寝過ごしてしまい、会社に着いたのは昼前。上司が黙っているはずはありません。
「秋本!!!何度言ったらわかるんだ。ええっ?
きさまぁ。ヒヨッコのくせに毎日重役出勤とは
いい度胸だな。
いいか。今度遅刻したらクビだ。本当にクビだからな!!!
覚悟しとけ!!!」
さすがに何とかしなくてはと思い、秋本くんはその日、病院に行って薬をもらいました。
「寝る前にのんでください。必ずぐっすり眠れますよ」
医者の言葉のとおりでした。その夜は布団に入ってすぐに寝つき、かつてないほど熟睡しました。
おかげで目覚めは信じられないほどさわやか。朝日の中で、音楽を聴きながらゆったりと朝食をとり、余裕で会社に到着です。
「課長、おはようございます!」
「ああ。おはよう」
「昨晩はぐっすり眠れたんです!今日は遅刻せずにすみました!!」
「・・・そうか。ところで秋本、おまえ、昨日一日どこにいたんだ」
[ マイノリティ優遇 ]
課長が言いました。
「残念だがリストラのため、4人のうち1人に辞めてもらわなくてはならない」
黒人のトッドは言いました。
「僕をクビにしたら、黒人だからクビにしたってことだ!人種差別だ!」
女性のケリーは言いました。
「女だからってわたしをクビにしたら、性差別で訴えます!」
50歳のトビーは言いました。
「私をクビにするんですか!年齢差別もはなはだしい!」
みんなの目は、白人で男性で若いデイビッドに集中。
「ぼ、ぼく・・。ぼくはゲイです!」
[ バイトするなら ]
動物好きの学生上野くんは、バイトがしたくて動物園に行ってみました。
「飼育係の職は人手が足りてるからねえ。そうそう。ゴリラがこの前死んでしまったんだが、
人気者のゴリラがいないと客が来なくて。きみ、ぬいぐるみを着てゴリラのふりをしてくれるか」
「そんなことしてお客さんにバレませんか?」
「客のそばに行かなきゃ大丈夫。でも1人でも多く客を集めろよ。客の数で時給を決めるからな」
早速上野くんは、ぬいぐるみ姿で柵によじ登ってみました。注目するお客。隣のライオンの柵に飛び移ってみました。
お客はどんどん集まって来ます。
「よし、これで時給はかなり上がったはずだぞ」
ニヤッとした瞬間、手がすべってライオンの柵に落ちてしまいました!
お客は大騒ぎですごい人だかりです。一方、今にも飛びかかって来そうな気配のライオン。
必死で逃げ出そうとしたそのとき。
「待て!そんなに早く逃げたら、時給が上がらないぞ」ライオンのバイト学生が言いました。
[ 相談しよう ]
営業中の肉屋さんに突然犬が飛び込んで来て、カウンターの霜降り牛肉をかっさらってしまいました。
その犬は近所の弁護士の犬だったので、店主は苦情を言いに行きました。
「弁護士さん、ちょっとご相談したいんですけどね。お宅の犬が取っていった肉の代金、払ってもらえますかね」
「いいですよ。おいくらですか」
「4千円です」
その場で4千円払う弁護士。
数日後、肉屋の元に弁護士から郵便が届きました。
『請求書 相談料2万8千円』
[ 採用決定 ]
とある会社で中途採用の募集をしたところ、八百屋、政治家、野球選手、税理士の4人の転職希望者が集まりました。
そして今日は、社長じきじきに面接です。
「みなさんにお聞きします。2+3はいくらでしょう?」
しばし沈黙の後、最初に答えたのは八百屋。
「リンゴを2個仕入れて、さらに3個仕入れたら合計5個です。だから2+3は5です」
次に答えたのは政治家。
「選挙では1票もむだにできません。2票と3票入れば5票です。だから2+3は5です」
次に答えたのは野球選手。
「2ランホームランと3ランホームランを打てば5点です。だから2+3は5です」
最後に答えたのは税理士。税理士はあたりをうかがい、声をひそめて言いました。
「・・ここだけの話、社長さんは2+3をおいくらにしたいですか?」
「採用決定!!」
[ 新制度導入 ]
ある日、総理大臣は重大な発表をした。
「日本はもっとアメリカの真似をするべきです!」
「すでにしてませんか?何か新しいことをやるんですか、総理」
「はい。日本もアメリカのように、車を右側通行にします!!」
記者たちはどよめいた。
「しかし総理!いきなりそんなことになったら、国民は混乱しますよ」
「わかっています。ですからいきなりということはありません」
「じゃあどんなふうに?」
「段階的にやっていきます。まず1年目は、トラックだけ右側通行にします!」
[ 人間愛のエベレスト ]
総勢11人の登山隊が、エベレストに登りました。が、頂上付近で猛吹雪になり、11人全員がたった1本のロープにつかまったまま、
宙ぶらりんの状態になってしまいました。
「このままでは重みでロープが切れてしまうぞ!」
「誰かがロープから手を離さなくては!」
しかし、誰も手を離そうとはしません。
「・・わかった。オレが手を離そう」
隊長が静かにそう言うと、
「隊長!あなたって人は」
「隊長!なんて立派な人なんだ」
他の10人は感動のあまり、思いっきり拍手してしまいました。
[ 話す時計 ]
「これは何だ?」
みるおくんの部屋に来た友達は、大きな太鼓を見つけて尋ねました。
「話す時計とでもいうのかな。声で時刻を教えてくれるんだ」
「へえ。こんな大きいのもあるのか。初めて見た」
「ちょっとやってみようか。時刻、よく聞いてろよ」
みるおくんは、何回か太鼓をたたきました。
「夜中の2時だぞ!いい加減にしろ!」
壁から声が聞こえました。
[ 新たな税 ]
このたび国会で、男性のみ課税される税金が正式に決まりましたので、お知らせします。
来年から始まるその税は「ナニ税」です。
ナニは1日のほとんどを、仕事もせずぶらぶらして過ごします。
活動を始めたかと思うと穴にもぐりこんでしまいます。そういうお気楽なナニの所有者である、
男性国民から広く税を徴収して、福祉に役立てるのが目的です。
このナニ税は累進課税です。つまり、税額は大きさによって決定されます。次の表をご覧ください。(年額)
10-15cm ・・・ 迷惑税 1,000円
15-20cm ・・・ 一律税 2,000円
20-25cm ・・・ 重量税 3,000円
25cm- ・・・ 贅沢税 5,000円
なお、10cm未満の場合は税金の還付があります。詳しくはお近くの税務署におたずねください。
[ 残酷物語 ]
「お前たち3人を、ムチ打ち100回の刑に処す!」
一瞬耳を疑いました。トメさんと息子とその嫁。一緒に旅行を楽しんでいただけなのに、
現地の部族の怒りにふれてしまったのです。
まずは息子が引っ立てられました。
「何か望むことはあるか」
「背中にムシロをあてがってムチ打ちしてください。クッションになるから」
「わかった。いいだろう」
ムシロはボロボロになりましたが、おかげで息子は、小さな傷だけですみました。
次は嫁が。
「何か望むことはあるか」
「背中にムシロを2枚あてがって、ムチ打ちしてください」
「しかし、ムシロはあと2枚しかないのだ」
「いいんです!2枚ともちょうだい!」
2枚のムシロはボロボロになりましたが、おかげで嫁は、まったく傷がつかずにすみました。
最後はトメさんが引っ立てられました。
「何か望むことはあるか」
「背中に嫁をあてがってムチ打ちを」
[ 留守中 ]
社長の猫山さんは、1週間の出張から帰る途中、駅でお手伝いさんにばったり会いました。
「留守の間、家の方はどうだったかね」
「だんなさまがいらっしゃらないと、いつもより静かでございます」
「そうかね。やっぱりわしがいないとみんな寂しいんだな。ふふ。犬は元気か」
「犬は死んでしまったのですが」
「なに!それは大事件じゃないか。どうして死んだんだ」
「腐った肉を食べたようなんです」
「腐った肉?!そんなもん、いったいどこから見つけたんだろう」
「だんな様のサラブレッドの肉でございますよ。炎天下で、死体が3日間放置されていたものですから」
「なに?
あのサラブレッドが死んだのか?いったいどうして!」
「馬小屋の火事で焼死したのでございます」
「馬小屋が火事?
どうしてまたそんなことに!」
「母屋の火が燃え移ったのでございます」
「なにーっ!わしの家が燃えてしまったのか?!いったいどうして!」
「お母さまのお通夜のろうそくの火が、燃え広がったのでございます」
「なにーっ!母さんが死んだっていうのか?!
元気だったのにどうして!」
「ショック死だったようでございます。だんな様の出発後すぐ、奥さまが財産全部持って庭師と出て行かれたもので」
「う・・・こ、こんなことって・・」
「そんなわけで、今はすっかりお屋敷は静かになっております」
[ お父さんは心配 ]
よい : 息子は学校の先生に気に入られている
悪い : 先生はちょっと色目を使っている
最悪 : 先生は男
よい : 息子ももう大人になった
悪い :
部屋に女の子を呼んで乱交パーティーをしている
最悪 : 母も一緒に
よい : 3歳の娘に性教育のすべてを教えた
悪い : 娘はたびたび話をさえぎる
最悪 : そこちがうわよと指摘する
よい :
妻の誕生日なので早く帰って熱い夜を過ごすことにした
悪い : 妻の愛人も同じ事を考えていた
最悪 :
帰ったら家の前に5人の男が順番待ちしていた
[ 井の中のパパ ]
「今日はみなさんに、夏の思い出を発表してもらいましょう。じゃあまずは山田くんから」
「はい先生。ボクは夏休み中、家族そろって田舎のおばあちゃんちに行きました」
「それはよかったわねえ。いっぱい楽しめた?」
「はい。でもパパが井戸の中に落ちてしまったんです」
「まあなんてこと!今はもう大丈夫なの?」
「帰る頃には助けを呼ぶ声も聞こえなくなったので、もう大丈夫なんだと思います」
[ 誕生日プレゼント ]
「お義母さま、お誕生日おめでとうございます」
「ありがとう、よね子さん。あら、今年はプレゼントはないのね。本当にケチくさい嫁だこと」
「おほほほ。だってお義母さまったら、去年のプレゼントをまだ全然お使いじゃないでしょう。
一度使っていただいてから、新しいプレゼントをと思いまして」
「去年のプレゼントというと確か・・・」
「おほほほ。お墓ですわ。おほほほ」
[ 息子の贈り物 ]
離れて暮らしているお母さんに、3人の息子がそれぞれ誕生日の贈り物をしました。
「僕は豪邸をプレゼントしたんだ。12LDKだぞ!」
「僕はベンツをプレゼントしたんだ。運転手付きだぞ!」
「僕は話すオウムをプレゼントしたんだ。聖書から六法全書まで暗記しているし、歌も歌
えるし話し相手にもなる。豪邸とベンツを合わせてもまだ足りないほど高かったんだぞ!」
しばらくして、お母さんからみんなに手紙がきました。
『一郎、豪邸をありがとう。でも母さんは、1人であんな大きな家には住めません。掃除
が大変です』
『二郎、ベンツをありがとう。でも母さんは、健康のためいつも歩くようにしています。あの運転手とは合わないし』
『三郎。母さん、三郎のプレゼントが一番うれしかったです。母さんのこと、本当によくわかってくれていますね。あの鳥おいしかった』
[ 炊き込みご飯 ]
住み慣れた我が家で最期のときを迎えたい -------。それが川上さんの願いでした。
そして今、娘たちに見守られ、川上さんは今にも目を閉じようとしています。
薄れゆく意識の中で、ふとなつかしいにおいが漂ってくるのがわかりました。
「・・・ああこれは・・・母さんの・・炊き込みご飯のにおい・・・」
「ここにいるのがつらいからって、母さん、台所に行っちゃったの」
「・・・最後に・・・一口食べたいな・・・」
「待ってて!」
しばらくして、娘は手ぶらで部屋に戻ってきました。
「お通夜の夜食なんだって」
[ いやがらせ ]
「・・母さん・・・今まで苦労をかけたねぇ・・・」
「何を言うんです、お父さん。また元気になって、いくらでも苦労かけてくださいよ」
「いや・・・わしにはわかるよ。もうわしは長くはない・・・。一つ、お願いがあるんじゃが・・・」
「なんでも言ってください。なんでも」
「・・・わしが死んだら、母さん、3丁目のヤマさんと結婚してやってくれ」
「まあ、なんてことを。私は誰とも結婚しませんよ。お父さんだけですから」
「しかし、あいつには昔、ずいぶんいやがらせをされた。仕返ししてやらにゃ気がすまん」
[ 初えっち ]
「どうしました、トメ吉さん」
「先生、聞いてくださいよ。ばあさんとエッチしてたんですが、ことが終わるときまって、
息切れがして動悸が激しくなって、身体の具合がよくないんですわ。どこが悪いんでしょう」
「ふうむ・・。まあ、お年がお年ですからねえ。症状が出たのはいつです?」
「ええっと、昨日の晩に4回と、今朝3回」
[ 非情のテスト ]
CIAで暗殺者を一般公募したところ、多数の志願者が集まった。書類選考や筆記試験を経て、男1人と女1人が残った。
「ではこれから最終審査をおこないます。暗殺者にとって命令は絶対です。我々の命令にどこまで従えるかをテストします」
まず男の志願者が呼ばれた。
「あの部屋で、あなたの奥さんが椅子に座っています。奥さんのこめかみをこの拳銃で撃ってください。それが命令です」
男は蒼ざめながら部屋に入った。しばし沈黙の後、ウオーッと泣き叫ぶ声が響いたかと思うと、
やがて男は涙でぐしょぐしょになって出てきた。
「僕にはできない…。妻を撃てない…」
「そうですか。あなたは失格です」
それから女の志願者が呼ばれた。
「あの部屋で、あなたのご主人が椅子に座っています。ご主人のこめかみをこの拳銃で撃ってください。それが命令です」
女は硬い表情で部屋に入った。しばし沈黙の後、メリメリというすさまじい音が響いたかと思うと、
やがて女は汗でぐしょぐしょになって出てきた。
「弾を入れてないなら先に言ってよ!死ぬまで何回も椅子で殴らなきゃいけなかった
じゃない!」
[ 我慢できない! ]
アルコール中毒、ニコチン中毒、ゲイの3人の男たちが退院しようとしています。医者は最後の忠告をしました。
「あなたがたは日常生活によほど気をつけなければなりません。アル中の酒田さん。
あなたは今度酒を飲んだら、間違いなく死にます。ニコチン中毒の煙田さん。
あなたは今度タバコを吸ったら、間違いなく死にます。
ゲイの後田さん。あなたは今度男性とアレをしたら、間違いなく死にます。
みなさん、この注意をしっかり守ってくださいよ」
こうして3人は病院を出て、街を歩いていました。
そこでふと、アル中の酒田さんが誰かの飲み残しの酒を見つけました。
「やめろ!飲んだら死ぬぞ!」
「そうだぞ!飲むな!」
「アハハ。大丈夫だよ、1杯ぐらい。…うっ。ううっ!く、苦しい!」
我慢できずに飲んでしまった酒田さんは、医者の言ったとおり死んでしまいました。
残った2人で街を歩いていると、ニコチン中毒の煙田さんが、誰かの吸いさしの火のついたタバコを路上に見つけました。
後田さんは煙田さんに叫びました。
「やめろ!君がそれを拾うのに腰を曲げたら、僕たち両方とも死んでしまう!」