ペドラ.ダ.セボーラ 自然公園

私たちの日系協会の背後一帯は 自然公園になっていて 始めの写真には 公園のシンボルで ペドラ..セボーラ(タマネギ岩)と呼ばれています、10万平米の敷地に 野球場とフッテボール場が有り 日系協会から 一望でき、隣接していますので、協会会館の裏門よりこの公園に入ることが出来ます。良く言えば我が協会の大きな庭と運動場みたいなものです。この場所は 元々 日本でも知られる 鉄鉱石輸出会社バーレ・ド・リオ・ドッセ( CVRD)会社 が ツバロン港整備のための採石場だったのですが その後 州政府 環境局に移管され 放置されていたものを 私たち日系協会と地域住民が 一体となり 長年 陳情、要請を続けました。その結果1997年7月7日 州政府がヴィトリア市に敷地を提供し、市が造園、管理する事で 1998年 完成されものです。また、 エスピリット.サント州の姉妹県である 大分県 平松知事が来園しブラジル代表樹イッペを記念植樹されました。
現在は芝ものびて、又、動物たちも園内で飼われ、自由に生活しております。ミニ動物園もあり、朝夕のジョッギング、ウォーキングの絶好の場所で、週末には家族で過ごすことが出来る、市民の憩いの場と成りました。
数年前まではこんな立派な公園がヴィトリア日系協会会館(日本語モデル校)の裏に出来るとは誰も予想はつきませんでした。このあたりのエピソードはいつか述べてみたいと思います。  

  

この写真は開園した当時の写真で、現在の写真は下にあります。 向こう側が野球場、手前がサッカー場です。

敷地内には 禅の修練場、小規模な石庭もあります。

 
上の石は何億年間 風化され大きな溝が何本もあり、ちょこんと乗っているだけです。本当に不思議です。
上の写真から4年後の現在です。芝がきれいに生えました。


本当に乗っているだけです。押せば転げ落ちそうですが何千トン否、何万トンの石は均衡がが保たれているのです。

ペドラ・ダ・セボラから海の方を眺める。マッタ・ダ・プライア区住宅地帯を眺めています。
朝夕のジョギング、ワォーキング<をする人でいっぱい。向こうの上に見えるのがペドラ・ダ・セボーラ石。一周すると1200mです。私も毎日ここを2周するのが楽しみです。いろいろな動物が私を待ってくれています。
公園管理所
公園管理責任者のドイツ系のブライスさん
国道側の入り口からペドラ・ダ・セボーラ石を眺めた。


アヒルが散歩している。僕の友達。

クジャクが休憩所のテーブルの上で休んでいました。行儀が悪いです。
日系協会会館側からの眺め。
ゼロクス研究所(南米で唯一)とダーウィン中、高、予備校、その奥の緑に囲まれた所がエスピリット・サント連邦大学です。
芝で管理された野球場。贅沢ですネ。毎週土曜日に練習します。
協会会館(日本語モデル校)の裏門から公園に入ると、この光景に出会います。奥が野球場で手前がサッカー場です。サッカー場は芝が枯れてしまっています。使用過剰です。
裏門から公園に入ると迎えてくれるこの花がプリマベイラです。鮮やかですネ。この日は日曜日の早朝でしたが小雨の中でサッカーをやっている。芝はすぐ傷んでしまう。
人工の池です。アヒルやいろいろな鳥が遊んでいます。この右手の崖に人工の滝を作ってもらう案を市の方に出そうと思っています。
早朝、大挙拳の運動をしているグループに会いました。この他に飛んだり跳ねたりするモダン体操のグループ、ペドラ・ダ・ペドラを眺めながら静かに精神を統一するヨーガのグループ等があります。
ペドラ・ダ・セボーラ石からジャルヂン・ダ・ペーニャ区、プライア・ド・カント区の眺め。
ここで禅を組んで精神修行をする事ができます。おもしろい事に若い女性の参加が多い事で、宗教的でなく健康管理のための禅修行です。若いきれいな女性が多いという事でそれにつられて禅修業を体験した私でした。


カンブリ海岸

カンブリ海岸は日系協会にほど近いところにあり この一帯に多くの協会員が住んでいます、広い歩道は朝夕は散歩やランニングの人たちで賑わいます、いたる所に キオスクと呼ばれる 海岸の売店があり のどが渇いたら 椰子の実の水を飲みます。(50−100円位) 


ニッポン.カピシャーバ スポーツクラブ

1970年代終わり頃 ブラジル有力製鉄所である ツバロン製鉄所の共同出資者である川崎製鉄(株)が 日本から建設に従事する 社員や設備メーカーの派遣員のための ゴルフ場及びその他のスポーツ設備とですが 近年 地元のゴルフ愛好家一同が 川崎製鉄より 無償提供を受け 自主運営する ゴルフクラブです。現在9ホールのコースと 野球場やテニスコート、プールなどがあり 多くの日系協会員が クラブ会員でも有り その他の日系協会員もゴルフ フィー 以外 無償利用させて頂いています、日系協会野球部は 長年ここの野球場で練習させて頂いていました。ヴィトリア市より北30kmのセーハー市に所在.


市内唯一の日本食料品店

在伯何年経っても 一世は 日本に近い食モデルですので 米、味噌、醤油などの基礎食料が欠かせません、近年は 輸入の海苔、ワカメや袋ラーメン、お菓子類まで 豊富になりましたが やはり価格が高くなるのが つらいです。 また ブラジルでも 日本食はヘルシーだと言うことで 市内に 何軒かの日本系レストランがありますが 近頃 ブラジル人のみなさん家庭でも 作るようになってきて ここの女将さんは 日本食指導員みたいなものです。