庶民の味方、その1。ラーメン。これはまさしく王道。
だいたいが、北海道の札幌に住んでいてラーメンを食ったことないとかラーメン嫌いだとか。そんな人間はいない。いや、いてはいけない(断定)。
そして、一口にラーメンと言っても種類はいろいろ。札幌ではもともと太麺にミソ味という組み合わせが王道だったものの、最近は旭川風とか釧路風とか函館風とか。道外の九州系なんかも混ざってきて、まさにジャンルミックス状態。麺や味付けだけに留まらず、ダシもまた重要。というよりも、まずダシ! はじめにダシ! 鶏ガラ系、豚骨系、魚ダシ系……。
 というわけで、自分好みの味を探しにれっつごー。
 マークがついてるのは、そのラーメン屋さんのHPにリンクしてます★



★ らーめん・てつや ★ 

<中央区南7西8>

 豚骨系スープ+太麺。ここのチャーシューは…これは肩ロース? しょうゆらーめん(¥650)の上には背脂が。濃いぃイメージがあるけど、実際はそんなでもない。濁り系のスープなのにくさみがないのがうれしい。
 先日通りかかったら、雨の日なのに外に行列出来てました(笑)




★ 五丈原 ★ 

<中央区南7西8>

 豚骨系スープ+中細麺。ここのチャーシューもバラ肉。ややこってり…かな? ああ、でもそれは私があっさりを求めすぎているのかも知れない。週末は激混み。オススメは平日。ただし、スープがなくなると閉店(笑)。
 とんしお(¥650)は、ここのメニューの中でもわりとあっさりめ。




★ かずや ★ 

<中央区北1西22>

 とりスープ。バラ肉をぎゅっとロールさせたチャーシューはほっくり柔らか。豚骨系スープが流行りのなか、あえて「とりらーめん」と銘打ってるのは嬉しい限り。まだ開店して2ヶ月(開店は6月)くらいだから、穴場♪…とは言え、新聞や雑誌で紹介され始めてるから、行くなら今(笑) 
 メニューの中では焙煎とりこくみそ(¥700)が一番人気。ラーメン屋の厨房で炎があがる(←焙煎してる)のはなかなか楽しい。あっさり好きの私には、どこまでも透明なスープのとりしお(¥600)がお気に入り。
 そのチャーシューも単品メニューで出してください……と思ったら、夜は居酒屋に早変わり。夜のメニューには香港風煮豚としてそのチャーシューがありました(笑)
 平日の昼は会社員なんかで混んでる場合も。オススメは週末。そして、この店ってば、スープカリーもやってるのね(嬉)
 そしてここで耳より情報。カリーのために始めた新技術をラーメンにも応用。その名も炭焼焙煎らーめん! 備長炭で焼いた素材でスープをとって、しかもそのスープのなかに真っ赤に焼けた炭を放り込んでスープそのものも焙煎してしまうとか。近日公開という耳寄り情報をお店の人からこっそり教えてもらいました★ 食いに行くべし!




★ らーめん山頭火 ★ 

<中央区南1西17>

 豚骨……っつーか、げんこつスープ。魚のダシがブレンドされた旭川系王道。好き嫌いが分かれるのかなー。人気は高いけど私は今ひとつ…(ごめんなさい)。あ、でもねぎめし(¥250)は好き★ ネギ&カイワレに醤油ダレがかかってるやつ。
 そして恒例のチャーシューチェック(笑)。ここのはトントロなんですねー。何気なく添えられたなるとがグッジョブ♪




★ さっぽろ純連 ★  

<豊平区平岸2条17丁目>

 ここはいわずとしれた超有名店。げんこつ&豚足スープ。表面にとろーりと脂の層が浮いてる。…ので、猫舌の人は要注意! 熱いです、めちゃくちゃ熱いです、ここのスープ。みそラーメン(¥700)が人気だけど、個人的には醤油ラーメン(¥700)のほうが好きかも。
 麺やスープを通信販売もしてるのが商売上手(笑)。




★ ばり屋 ★ 

<札幌市内何店かあり。行ったのは琴似店(西区琴似1−1)>

 白濁豚骨系スープ。見た目よりは意外とさっぱり。バラ肉を使ったチャーシューは食べ応えもあり。普通のチャーシューと角煮チャーシューがあって、角煮チャーシューのほうは、チャーシューのみの単品メニューも。
 季節モノの冷やし中華には、一般的なものの他にゴマだれ風味もあったり。メニューが多彩なのは嬉しい。
 ただし、1度だけ、友人と3人で行って、そのうちの1人の注文したものがかなり待たされたことが。他の客のはすぐ出てたのに。普通に味噌ラーメンを頼んだはずなのに……。あれはどうしてですか? ばり屋さん(笑)