------------------------------------------------------------------------ あちこちで話題になっているのでご存知の方もおおいと思いますが、 兵庫県加西市で、20個所ぐらいの池が釣り禁止になりました。 それも単に看板を立てたというレベルではなく、モロコの養殖という名目で 漁業権を設定し、法的に釣り人を締め出せるようにしたのです。 モロコの養殖で採算が取れるわけではありません。釣り人の、特にこの場合 バス釣りをする人間の無軌道な行動にたまりかねた管理者の取った最終手段 なのです。 以前から良く言われている、ごみ、迷惑駐車のみならず、かってに水門を 開ける、樋を抜く、護岸を崩す、注意した人に逆切れして暴力を振るう、 などがあり、ついにナイフを出して傷害事件まで発生し、我慢の限界、と なったようです。 これまで自分たちに出来ることとして、ごみ拾いを行ってまいりましたが、 それでは足りないようです。かと言って、そういう馬鹿な連中をなぐって 回るわけにも行きません。ですから、些細なことですが一つの提案をしたいと 思います。 それは「野池」という表記を一切廃し、「ため池」(正確には灌漑用ため池?)と することです。 少なくともいわゆる東播地域、いや西日本って本当の「野池」はほぼ存在しないと 思います。ほとんどが農家の方が管理され、周辺の田畑のために水を貯めている 「ため池」なはずです。そう、公共の場所ではないのですよ。 私たち釣り人は、「そこで釣りをさせてもらっている」という気持ちを忘れては いけないと思うのです。そのことを少しずつでも広め、理解してもらえるように していくため、「野池」という呼び方をやめよう、そう思ったわけです。 現在、NIFTYSERVEのスポーツフィッシングフォーラム、FANGLER にてこれを提案、多くの方の賛同を頂きました。手をつけながら放置していた 自分のページで、ちゃんとこれを宣言、インターネットでも多くの方の賛同を いただける事を期待しております。 次の動きとして、釣り場環境の保護を訴えるページ、東播などを中心にあつかう ページのオーナーへ訴えていく、TV局、雑誌へのアピールを検討しております。 個人の力がどこまで通用するか分かりませんが、出来る限りやっていきたいと 思っています。 ------------------------------------------------------------------------ため池における注意点 東播のとあるため池が釣り禁止になりました。その件に関しまして、
ため池における注意点 ------------------------------------------------------------------------ 加西市にある「アシガ池」が釣り禁止になったようです。 ここは去年、楽しく遊ばせてもらった思い出の池だったんで非常に残念です。 今後、このような事が起こらないように急遽このページを作りました。 これ以上、思い出の場所を釣り禁止にしたくないですから。 ※ タイトルを「野池」から「ため池」に変更しました。 ※ ここでのため池とは、用水をためておく池の事を指します。 ------------------------------------------------------------------------ 皆さん、こんばんは。北岡です。 先の投稿で書きましたように長い間ホームグランドにしていたため池(アシガ池)が 釣り禁止になりました。 この池は訪れる釣り人の質が良い為か、人が多い割には ゴミも少なくまた、仲間内でゴミ拾いも行ってきました。 にもかかわらず釣り禁止に なった原因はゴミ以外にあると考えられます。 *恐らく土手の崩壊が激しくその補修にお金がかかる為。 そこで、意外と知られていないため池におけるゴミ以外の問題についてまとめました。 *加西のクリーンアップ参加にした時の文を元にしています。 車の駐車について: ・「未舗装の道路では路肩ぎりぎりに駐車しないでください」 通行の妨げになるような駐車はもちろんですが、未舗装の道路の路肩ぎりぎりに 駐車することによる路肩の損壊が問題になっています。 普段舗装された道路しか 走らない人だと少しでも端によせた方が良いと思ってられると思いますが、 これからは注意していただきたいと思います。 (そうしないと駐車できない ような所には車を止めないで下さい。) ・「どんなに細くても道は道です。」 非常に細く草の生えたような道でも農作業の軽トラック等は通ります。 道をふさぐような駐車は絶対行わないで下さい。 ・「田んぼや畑の入口には車を止めないで下さい。」 田んぼや畑の角に車1台分くらいのスペースがある事がよくありますが、 これは農作業を行うために車を停めたり、農作業の機械を入れる為に個人の土地を 割いて作っているものです。 ここに駐車すると農作業が出来なくなります。 樋について: ・「樋の付近で釣りをしないでください。」 樋(ひ)とは堰堤にある池から水を抜いて水位を調節するもの(形態は色々)で、 変化の無い堰堤まわりでは特に目に付くポイントで雑誌などでもポイントとして 紹介されています。 が、ここで釣りをして根掛かったラインの為に開閉できなくなる トラブルがあります。 その為に必要な水を出せなかったり、必要以上に出てしまった りします。 ため池の水はお金を出して買っているんです。 土手について: ・「釣りをするときは足元を崩さないよう注意してください。」 古いため池ではまわりがコンクリートで護岸されていない所が多くあります。 ここを無造作に歩きますと土手を傷め崩れ落ちたりします。 これを補修するには 当然お金がかかります。 これらは地元の人、ため池の管理者の話を私が聞いたものです。 加西のクリーンアップの時のため池の管理者の方はゴミよりもむしろ、これらの事を 強調していた様に思います。 また、これらの問題は金銭的に被害がかかる為 釣り禁止へ直結しやすいとも考えられます。 今まで知らなかった方も、これからは これらの事を踏まえてため池で釣りを楽しまれる様お願い致します。 また、なるべく多くの人に伝えて頂く事が、釣り場の減少を少しでも防ぐ事へ つながると思います。 これからも楽しく釣りが出来る為に、宜しくお願いします。 ******** 関西釣り場とマナーを守る会:文責 北岡 *********------------------------------------------------------------------------ 以上のような誰にでも心当たりのあるようなこと、それが釣り禁止へのトリガーに
なっているのかも知れないのです。一人一人が気を付けて、いつまでも楽しい
釣り場を守っていきましょう。
なおこちらの方で続報も
UPされておりますのでご一読ください。
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