ドイツ代表 対  ブラジル代表


6月30日(日) 横浜国際総合競技場 20:00
雨 時々 曇 観衆 69,029人




(試合前のイヴェント 1)


 さーて
決勝戦。
 
来るところまで来ちゃいました。
 この日のチケットだけは、
TSTだとか他の試合とは関係なく、独自・個別に確保
 できたもの
です。
 昨年(2001年)の前半、Jや日本代表を観戦する際に、半券の裏側に氏名を書きまくって
 (といっても観戦のペースは普段通りだったが) 運良く
サポーター枠の応募資格
 得ました。
 その応募用紙に、観戦希望の試合を、
国内開催分の第1希望から第32希望まで羅列した
 だけ、
だったのでした。
 その
第1希望。
 
当選通知が届いたときは、まじ手が震えましたよ。
 金額もすごかったんですが。(-.-;
(←カテ2、2枚と送料で 112,800円.)
 
試合の現地で得られるであろう体験、プライス
 レス。
(←Mastercard調に。ちょと古いか?)
 だから、
後で申請したTSTも、7でなく6、準決勝までなのでした。



(試合前のイヴェント 2)


 
ぼく自身はドイツ贔屓で、準決勝までの6試合は、ドイツ代表の試合を
 ずっと競技場現地まで追っ掛けて
いました。
 その事じたい、仲間内ではよく知られた話だったもので、25日の晩からもうメールや電話
 がひっきりなし。
 
「おめでとう」
 「私も見たいのに」
 「ドイツ人だったらまだチケットが買えるのに」
 「TSTでしょ、チケット余ってるんじゃないんですか? 」
(←どうもTST-7と誤解
 した様子)
 とか。
 はたまた
 
「ビバ!ブラジル」
 とか。(^.^;

 
ドイツ本国のバイエルンサポーターからも
 
「成田空港から新横浜まで、費用と時間はどれぐらい?」(英語で)
 とか。

 ただ、
見てきたからこそなのか、当初の先入観のままなのか、はたまた隣の芝生か、
 
「ドイツがブラジルより上だとは、とても思えない」
 と、ぼくは思ったままで。
 だってここまでの勝ち上がりも、
相手に恵まれたくせして、ようやっと1−0ばっかり
 だったような...。
 今回やっと、
骨のある相手にあたる事になった、という感じ。
 もっとも大会前は、フェラー監督も
 
「フランスやアルゼンチンのほうが、我々より上」
 と言っていた様でしたが。

 あと
ブラジルは、前回のフランス大会では、決勝で大恥かいてます。
 
0−3惨敗。
 だからなのか、もう血の気の多い事ったら。
 
こりゃ大変だ。



(選手入場)


 さて試合当日の話。

 当日は、
ずっと同伴者と一緒でした。
 まず横浜・関内の宿にチェックイン、それから
中華街を散策しお昼をとりました。
 中華街は、
普段の週末でも混雑しているのですが、この日はさらに、ブラジル人らしい人、
 ドイツ人らしい人
が時折り奇声を発して。
 ちょっと合わせたくなったけど、
自粛。

 お昼をたべたお店では、
ヨーロッパのプレスさんらしき人たちも食事している。

 それから、
赤レンガ倉庫に向かいました。
 
ファンむけのイヴェントがあるという事だったので。
 そこでは、
いくつかの競技場前にあったような、ペインティングやフリーキックなどの
 イヴェント
が盛んで。
 また売店では、もう最終日だからか、
在庫一掃のような状態になっています。
 それはそれで楽しめたのですが、あまり時間かけてもいられず。
 一旦宿に戻って。

 滞在した宿でも、
W杯応援プランとかゆって、CS放送のスポーツチャンネルが無料視聴
 できるような設定
になっていました。
 通常はホテルでは、宿泊当日の地上波番組表のコピーが貰えるもんだと思っていたん
 ですが。
 その時は違って、試合毎の放送時刻表のコピーを渡されました。
 そういえば他の宿泊客さんでも、ご夫婦? カップル? で、
彼氏がブラジルな恰好、彼女が
 ドイツな恰好、
なんていうお二人さんも、ロビーでお見かけしたなぁ。



(試合風景 1)


 さて晩の4時半ころ、地下鉄に乗りました。
 
横浜の市営地下鉄は、駅ごとに出場32チームのどれか一つを応援する
 ように、
割当てが決まっていた様子でした。
 なんと、
駅の数が丁度32なのです。(@-@)

 関内の駅構内に入ったのは、その割当てに気付く前。
 さきに
 
「関内駅はドイツを応援しています」
 だけが目につき、辺りは黒赤黄のドイツ国旗模様ばっかり。
 
「おいおい、片方だけでいいの?」
 「ブラジルの立場ってものが...」

 なんて驚いたり。
 いざ乗車して、途中の駅では違う国の模様になっているもので、ちょと納得しました。
 
「この駅は... ナイジェリアなのね。ふむふむ。」
 「ここはぁ... イングランド? ぶぅぅ〜。」

 なんて。

 さて新横浜駅で下車。
 やっぱり
騒々しいサポーターたちが、駅構内の階段からもう騒いでる。
 
日本人は普段通り、大人しい。
 整然と歩いている。

 それが
普段の日本人らの姿なんですが、ぼくの感覚が変になっちゃったんでしょう、ここ
 半月ほど、
韓国でばかりW杯の試合を観戦し続けてきたもので 。(って5試合だけだが)

 
「みんな大人しいよぉ〜。なんか違うよぉ〜。」
 そこでやっと、ここは
日本の関東なんだということを実感。
 我ながら、鈍いですね。f(^-^;

 
新横浜駅から競技場まで通った道は、普段のJ観戦の時と大差ない、川沿いなんです
 が。
 道中に、バッタモンレプリカ屋さんや、フェイスペインティング屋さん、マフラー屋さん、
 ピンバッチ屋さん、その他小物類などなどなど。
 見慣れた光景ではあるんですが、連れが目移りして、時折歩みを止める。
 そいつは、W杯観戦は6/30だけだったもので。
 無理もない事なんですけどね。
 あらためて見てみると、
結構面白いですね。
 二人で、数カ所で購入してました。
 お店の数も、
6月前半に国内観戦したどの試合よりも多いような感じ。
 でも、
アイルランドグッズとかベッカムグッズとかの多いこと。
 そりゃ〜今日は的外れでないかい?
 それともニーズあるのかな。
 在庫一掃? (爆)

 道中では、
ブラジル人らしきサポーター集団らが、サンバをドンチャカやって盛り
 上がってる。

 
ドイツ人も、数ではどうしたってかなわないけれど、盛り上がってる。
 あと、いつもの
「We need FINAL tickets!」人たちも。
 まるごと素通り。
 
競技場までの道路は、もうすっかり歩行者天国な状態。
 というか、かつての原宿やNHK前広場あたりのように、所々に集まって盛り上がるばかり。

 競技場前に辿り着いたのは、5時半頃。
 公式グッズの売店、コカコーラのピンバッチ、などの売店もみて、いざ入場。

 この週末は、
天気予報では関東は大雨になると言われていました。
 でも運良く、
入場までは雨にあたらずに済みました。
 . . . そういえば前夜も、22時ころまでは降らなかった様な。
     舞浜の某遊園地で22時ころまで過ごしたんですが、帰り道以外は大して傘も必要
    無かったですから。(^-^)v



(試合風景 2)


 今回の客席は、
ドイツ側2階のゴール裏でした。
 N22入口の、通路より少し上。
 ところが、というか案の定というか、
ドイツ側とは名ばかりで、辺りには、黄色い
 ブラジルな服装の面々
の多い事。
 
日本人でも、ブラジル好きな面々のほうが圧倒的に多いですもんね。
 それに、
ラテンな面々、ラテン好きな面々のほうが、日頃から声がでかい。
 どう見たって、
圧倒的にブラジル贔屓な状態。
 もっともその事自体は、
例年のトヨタカップでも見慣れた光景ですから、驚くにはあたりま
 せん。
 
慣れていれば。

 しばらくして、6時過ぎから、
カルチュラル・イヴェントの開催。
 そのほぼ同時刻に、さとちゃんさんがわざわざN22裏の通路までいらしてくれて、挨拶
 できました。
 あの時お見せした、TDSのチケットホルダー(?) 見づらかったでしょー。p(^o^)q
 没収されるかと思ったぁ〜。(うそぴょん)
  
→ 「これ、オフィシャルのとは違いますね」って言って、奪い取っておけば良かった。
    (笑) 気がつきませんでした、TDSモノが物珍しくて。(爆) by:さとちゃん


 前日までは、
ぼくはW杯ロゴいりのチケットホルダーを持っていたんですが。
 一つだけ。
 同伴者が欲しいっていうから、そのまま渡しちゃったのでした。
(量販してくれよー)
 なので替りに、なのでした。

 場内では、イヴェントが続く続く。
 ユニセフかどっかのスローガンを読み上げたり。
 
「子供に例外を設けない。 Say YES!」
 「子供を最優先にしよう。 Say YES!」

 とか。
 この後者で、
ぼくら二人が揃って「やだ! No!」とか喋ってたら、前の列にいるママ
 さん(男の子連れ) に聞かれちゃって。
 爆笑してました。
 
おとなげない二人なのであった。:p

 続いて、
ボランティアスタッフ数百名さんが参加するイヴェント。
 ピッチには
巨大な、ブラジル国旗とドイツ国旗。
 ピッチ外には、
他の参加各国の国旗。
 
「なんか国取りゲームみたい... 30の敗者の上にいるのね」
 さらにピッチ上では、なにやら
富士山を型どった巨大オブジェ。

 しばらくして、国旗が退散し、
2カ国の国旗だけがゴール裏に。
 両側とも盛り上がる。
 それも、しばらくして場外へ。

 歌
Voices of Korea/Japan "Let's get togethernow" も、生で聞かせて
 もらって。
 コード進行で泣かせたいのが一瞬でわかるような曲なのだけれど、分かっていても、
 やっぱり気持ちいいわ〜。

 
イヴェントも一段落し、サポーターが騒々しくなる。
 やっぱり、
ブラジル人の多い事ったら。
 
ゴール裏、黄色一色でしたもん。
 ドイツ側には、相当数のドイツ人がいるのは確かなんですが、やっぱりブラジル人もまぎ
 れている様子。
 今まで同様、
多勢に無勢な感じ。

 連れは
 
「ドイツのサポーターも、がんばれ〜」
 というのだけど。
 ぼくはあっさり
 
「残念だけど、あり得ないな。いつもこうだもん」
 うーん。。



(試合終了!飛び出すセレソン!!)


 
選手アップ。
 んもう
騒々しいのなんの。
 選手入場。
 キックオフ。

 前半は
意外にも!? ドイツが攻撃的に、前掛りにやっていました。
 ボールを支配、前めでパスをまわし、時にはフィニッシュまで。
 
結構シュートの本数は多い。
 ただ、なかなか枠にいかない。
 またはGK真正面。
 この場面から、
日本代表や、鹿島や山形などと同様のじれったさを感じた、
 というと
不謹慎かな?

 
ブラジル攻撃がなかなかさせてもらえず、ごくまれに個人で突破する程度。

 
シュート数では、恐らくドイツのほうが多い印象。
 ただし
枠内ではどうかな?
 また、
クロスやラストパスに合わせきれず、じれったい。

 ブラジルは、
前めの3人だけで、ドイツDFを完全に振り切って、GKカーンと
 1対1になる場面
3-4度。
 
カーン単独で辛うじて得点を防いでばかり。
 相変わらず、この相手では
ドイツDFは遅く見えてしまいます。
 
コースを消すことには長けているのだけど。

 
カーンにボールが行くたびに、すぐ後ろのブラジルサポーターらが大ブーイング。
 
バナナみたいな色して。。:p

 
じらされたまま前半終了。
 息が詰まる。

 後半もはじめのうちは、前半と同様の展開。

 接触プレイから、
ドイツ側には負傷者が出てしまいます。
 まず
GKカーン、ブラジルのシュートの際、手を踏まれた様子。
 その場ではそれっきりで、見ている側には状況が気付かず。

 続いて、
MFイェレミース。
 
足の接触から、へんな倒れ方をしていました。
 接触の直後は、
自ら「バツ!」のジェスチャーをしていたもので、これは交替かな、と
 ビクビクもんでした。
 彼は泥臭いコンタクトを厭わず、所属のバイエルンでも時々窮地を救っています。
 日本で言うと、
明神や服部みたいな貢献の仕方。
 しばらく
治療して復帰はしましたが。

 その直後、ついにドイツの守備の綻びが、数字に現れます。
 守備側のボールがロナウドに奪われ、リバウドにパス。
 
リバウドの強いシュートカーンでもはじくのが精一杯で、それをロナウドに
 詰められて
1−0。
 後半22分。
 あとで報道やネットで見ると、
カーンの指の負傷がどうとかいうフォローが山ほど
 あったのですが、
現地ではその事に気付く由もなく。
 
「シュートが強くて、捕りきれなかったんだろうね」
 「DFのミスでしょ、こういうのはいただけないね」

 などと話して。

 直後に
イェレミースがミドルシュート。
 GKマルコスにはじかれる。
 やっぱり
負傷の影響はある様子。
 ドイツ側は二人の選手交代。
 
FWクローゼ→FWビアホフ、MFイェレミース→FWアサモア。

 これも結果としては裏目にでたのか、その直後の後半34分に、2度目の失点。
 
右サイドまでドリブルしたクレベルソンが、グラウンダーのクロス。
 これを
リバウドがスルーし、中央のロナウドがワントラップして右足シュート。
 ゴール右下隅に決まりました。
 
2−0。

 ゴール裏も周囲の観客も大騒ぎ。

 こっちは二人して沈黙。
 
「や〜決定的だねぇ、さすがに致命的〜」
 「あの1点目のような取られ方がいけない」

 ぐらいしかいえない。

 それからドイツは単発で、ビアホフがGK真正面に打ったシュートがあったぐらいで。

 ブラジルがようやっと、選手交代をしだして。
 
MFロナウジーニョ→MFジュニーニョ・パウリスタ。
 ゆっくりと、確実に。
 またロスタイム直前には、
FWロナウドを下げて、FWデニウソン。
 この時点でもう、
大喝采でした。
 無理もないです。

 そのまま
ロスタイムは経過し、両チームのベンチも好対照。
 ブラジル側は
全員が立って、笛と同時に飛び出すぞ、みたいな風情で構えてる。
 ドイツ側はみんな、
どっかと座ったまま、いささか下を向いている様子。

 
2−0のまま、試合終了。



(ドイツ代表選手らは地味にご挨拶)


 あとはもう、
ブラジル祭り一色でした。
 
飛びはね、抱き合い、はしゃいでばかりブラジルの選手やスタッフ
 たち。

 
その場に座り込み、しばらく動こうともしない、ドイツ選手たち。

 表彰式。
 
準優勝のドイツは、足取りも重く舞台でメダルを受け取り、そのまま
 ピッチに戻ってまた座り込む。

 その間にもブラジル一団は、円陣組んでなにやら歌い、喝采をあげ。
 
優勝の表彰。
 背景には、折り鶴のオブジェ。

 客席にも、
折り鶴が雪のように降ってくる。
 何枚か?んで見てみると、
一枚一枚に大会のロゴがあり、日付「June 30, 2002」
 また
「FINAL」とも書かれてある。
 なんて芸が細かい。。(@o@)

 
ブラジル選手が場内一周、ドイツ選手はゴール裏に軽く礼をして。
 電光掲示板には
 
「さよなら Sayonara」
 「Auf Wiedersehen」 (←See you again)
 「Deutschland 2006」

 とある。

 連れと二人で、しばらく折り鶴を拾って、会場をあとにしました。



(準優勝の表彰式)
がっくし。。。


 場外に出てバックスタンドの脇(売店kokoroのあたり)を歩いていると、なにやら見慣れた
 面々が。
 
ドイツTSTで、ソウルまでは一緒に応援していた面々。
 
元気がない様子、だけど一同で写真を撮りあっている。
 
「ど〜も〜、お疲れ様です〜」
 「おぉ!何でわかったの?」
 「そりゃ一目でわかりますよ」

 とか
 
「負けちゃいましたね。残念!」
 「今日はどの辺で観戦してたんですか?」

 とか。
 握手して写真とりあって、
 
「じゃ、次はドイツで」
 でバイバイ。
 
最後まで、気のいい面々でした。
 
大半は氏名もわからずじまいで、今度いつお会いできるのやら。
 
寂しいような、充実したような。
 
でも、心強いぞ!

 もう外は大雨になってしまっています。
 みんな傘さして、
新横浜駅まで渋滞のままゆっくり歩いて。
 バッタモン屋さんも在庫一掃なのか、
値段が昼と違う。
 少々みて、新横浜の地下鉄の駅にいきました。

 運良く、新横浜始発の増発列車に乗れて、座って関内まで。
 ぜんぜん混雑しておらず、快適に乗車できました。
 もっとも、もう
23時半過ぎだったもので、連れは疲れてうたた寝してましたが。

 関内に到着。
 改札前には
「ドイツ準優勝おめでとう」の張り紙が。
 
ドイツを応援する駅だから、という事なんでしょうけれど。

 
「負けてすぐこれかい、感じ悪いなぁ」
 「こっちは悔やしがってるのに。傷口に塩を摺りこむような仕打ちだ〜」

 なんて、ぼくひとりで騒いだり。

 観戦仲間からは、何通もメールが来ていたもので、ぼくからのお返事は
 
「いやぁ完敗完敗。 m(_o_)m」
 そればっか。

 関内駅近くのファミレスでかるく飲み食いして、宿に戻りました。



(優勝の表彰式)


 翌日は、なんだか
新聞を買う気にもならず、テレビを見る気にもならず。
 おとなしく、横浜のW杯オフィシャルショップを見たり、散策して。
 連れが帰るので、
羽田に見送りにいって。

 もう
「決勝戦まで xx日」といった展示物は、ほとんど撤去されてある。
 
ボランティアさんの案内窓口もなくなってる。
 
「本当に終わっちゃったんだねぇ〜」

 そのまま連れを見送って、ぼくも帰宅しました。




(またねえ!)


 しっかし、
夢のような一ヶ月間でした。
 
充実したような、仕事ほっぽらかし申し訳ないような。
 
いろんな人の思いが、切ないような。

 決勝戦から一週間程たった今、なんだか
抜け殻のような状態になって
 しまいました。(2002年7月8日 記)
 
すぐにJも再開されるんですが、6月ほどに入れ込んで観戦できる気には
 ならず。
 頭の中は、今秋に開幕する
2002-2003 アジア・チャンピオンズリーグ を気にして
 います。
 どうなるかな〜?

 まぁ、気楽に楽しくいきましょう。
 
またね〜! (^o^)/






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