ミラクル

2000,3,31 更新

有効度☆☆☆☆
ミラクル(メインフェイズ)
プレイヤーの墓場のカードを上から3枚、山札のいちばん下へ入れる。
つぎのプレーヤーのアンタップフェイズに、この指揮官はアンタップできない。


たぶん今現在どんなデッキにも使われていると思われる。
ドローフェイズに7枚までカードを引けるラングリッサーTCGにおいて、
デッキを回転させる事はそう難しい事でない。 が、その反面、一度墓場へ行ったカードを戻す手段が極端に少ない。
それを補うのがこの特殊能力ミラクルなのだ。
そんなミラクルの使用例を挙げてみると
1 破棄されたキーカードの回収
2 使い終わった魔法の回収
3 後半の膠着状態を打破するカードを山札の下に送る
4 山札の回復
などなど・・・・
要はリサイクル能力なのだが・・・

1の方法は、ラングリッサーやアルハザードなどのデッキに1枚のカードを再利用することができる。
強力なカードなだけに再利用の価値は高い。また、相手にやられるとかなり、げんなりする。

2は、沢山入れたくても手持ちに無く困っているメテオやブラストなどを使いまわせる。
混沌の王や光の女神がいれば更に凶悪度を増す。

3は、ちょっと応用か?
終盤戦で役に立ちそうなカードを序盤に引いたら直ぐに捨てて、ミラクルで山札に戻してしまう。 山札が少なくなってきてからの演出カードは破壊し難く、更に厄介である。
しかも、終盤だから再びミラクルをすればまた直ぐに場に出せてしまう。
レベル1指揮官なども戻しておくといざという時に役立つ。

4の方法。
要は(呪い)や『失われた故郷』対策になるということ。
効果は薄いが意外と粘れる。

実に使用方法が多く、応用が効く方法ばかりである。
デメリットを考えてみると、
1 2ターンに1回しか使えない。
2 持っているのがウィラーしかいない。
ぐらいしか思い付かない。
1は毎ターン使えたら困ってしまう。 2はウィラーが(補給線)というこれまたデッキ回転を良くする能力を持っているので
ウィラー自体をデッキ調整カードと考えてしまえば全然問題ないのでは。

コンフューズで防いでも結局その場しのぎでしかないので勿体無い。
対策として考えられるのは、相手がキーカードを墓場に送ったと思ったら多少無理にでも攻撃を仕掛け、
そのカードの上に傭兵カードなどを被せてしまう事くらいじゃないだろうか。
そうなると、瞬間で使えて相手の手札を破棄できる(魔王の宴)が対策になるとも言える。
でも、自分の手札も捨てなくてはならないので、使いどころは難しいかも。

現在のような鋭い速攻デッキがまだ無かった頃、
その利用価値も高かったのだが。
洗練されたデッキ相手には少々物足りない感が否めない。
第2弾の登場でパワーアップすることに期待か??

オススメコンボランキング
1位失われた故郷、呪い
2位魔王の宴、旋風
3位
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