最近は卒論のために心理学関係のいろんな本を読んでる

大学5年目にして始めて図書館を有効に利用してる気がする

最近面白いと思ったのは「うわさ」とか「都市伝説」の研究だ

というわけで、今日からは都市伝説とか怖い話を探して集めて考察してみようと思う

目標100話

多分一日、一個くらい書いてけば今年の夏が終わるくらいには終わってるはずだ

昨日までのコギャルについての話も微妙にリンクしてくるはずで
そして、気付いたら俺卒論余裕で書けるじゃんってくらいに、僕の知識が成長してるはず

一発目 

あるカップルが夜中富士山にドライブに行った
すると突然、道路の脇から幼稚園ぐらいの女の子が飛び出してきて、車の前に立ちはだかり両手を広げ、車を止めようとした
びっくりしたドライバーはハンドルを切りその女の子の脇を通り過ぎていった

しばらく走って落ち着いた2人は、車を止めてさっきの女の子がなんだったのかを考えてみた
こんな時間にあんな小さな女の子が一人で山にいるのはおかしい
ひょっとして迷子だったんじゃないだろうか?

すると道の向こうから一人の男が走ってきて、自分たちの車の窓をこんこんとたたいた
怪しい男だったが、無視するわけにもいかないので、窓を開けると男が話しかけてきた

「ここらへんで、女の子を見ませんでしたか?娘なんですが・・・」

それを聞いたカップルは、やっぱりさっきの女の子は迷子だったんだと思い、この父親についさっき道で見たことを教えた

男は礼をいって女の子の元へ走っていった

数日後、二人が何気なく新聞を見ていると、あの時あった男の顔写真が載っている
記事の見出しは「児童連続殺人で逮捕」

男の名前は宮崎つとむ

あの時山であった女の子は宮崎勤の最後の被害者だった


「私の先輩が実際に体験した話だから実話だと思うんだけど」
僕は知り合いからそんな前置きをされて、この話を聞かされた
が、この話には何個もパターンがあって明らかに都市伝説である

怪談とか、都市伝説とかで一番登場回数の多い主要キャラクターは、きっとこの「友達の友達」系統の人で、いろんな話に何かしらの形で登場する
「世にも奇妙な物語」で言うところのタモリ

知らないけど、他人じゃない。他人だけど、知らなくもない

その人が実際に体験した話だから、それは嘘ともいえないけど、本当だという証拠もない

今回の都市伝説の場合、宮崎勤っていう実在の人物、実際に起こった事件を絡ませることで、いかにも信憑性を持たせている

秀逸な都市伝説や怪談は、自分にも起こりうるっていうっていう不安感がかならずともなう

例えば、災害時などに飛び交う流言には、不安を収める為に人々が同じ情報を共有しようとして広まっていく、というのが構造としてある

同じく、自分にも起こるんじゃないかっていう不安をたくみに操るのが秀逸な怖い話になるんだと思う

長くなったので、また明日